最悪は、最高へのまえぶれ。いちばん暗い時は、いちばん光を見つけやすい時。

日々是「ターニングポイント」
最悪は、最高へのまえぶれ。いちばん暗い時は、いちばん光を見つけやすい時。

2015年1月27日 13:53日々是「ターニングポイント」

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” いちばん暗い時は、いちばん光を見つけやすい時。

真っ暗だからこそ、ほかに邪魔するものがなくて、そうでないときより光がくっきり見つけ出せる “


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「最悪は、最高へのまえぶれ」

こんなことを聞いても、ただいま真っ暗闇のど真ん中にいる方には、なぐさめにしか聞こえないかもしれません。
「いや、ずいぶん前から真っ暗。しかも、いつ明けるか分からないんだよ」

そうですね。
時間には多分。サイクルのようなものがある。
そしてそれは、満ち潮と引き潮のように、光と闇を繰り返しているかもしれない。

明るくてぽかぽかする時間もあるかもしれないし、真っ暗な時間もある。
波の波形が大きい方も、小さな方もあるかもしれません。

たとえば私自身は、生まれてから20代の終わりまで「真っ暗」。
波の波形は、大きく長い。人生の暗黒時代と呼んでもよいぐらいの、幼少時代・青春時代でした。

20代の終わりから、私の時間はしだいに明けてきて、今はもう、あんなに大きな波は来ない。
おまけに。
人生の前半期に、時間の「波乗り」を鍛えたおかげで、だいぶ「サーフィン」がうまくなった。



真っ暗であることの良さ。
それは、もうこれ以上、下がりようがないことだと思う。


本の中にもたびたび書いていますが、私は22-27歳の時に、この「真っ暗闇最高潮」を経験しました。

人が信じられない。
未来もはっきりしない。
とりたてて胸を張れる資格もキャリアもない。
だいいち、自分がどう生きたいのかすら、分からない……。

それどころか、今まで自分が持っていた、かたくなな考え、緊張感いっぱいにつきあっていた「友人」。
しがみついていたちっぽけな学歴、意地になって、がんばってきた過去……。

今まで必死に「正しい」と信じ込んでいた、そういったものたち。
その意味が、全部分からなくなった。

それどころか、私は今まで、「自分の頭と心」で、何かを決めてきたことがあっただろうか?
他人の意見や顔色をうかがって、「〜が正しいと言っているから、これは採用」という風に、まるで、つぎはぎみたいな人生を送ってこなかった?


27歳にもなって……。私の人生って呼べるものが、私の人生の中に、1つでも入っている?
で、10年後。
……たとえば37歳になっても、このままだと、私はあいかわらず同じことを言っていない?


そんな風に、ふと思った時。
「このままなら、私、同じことを言っていそう……」
そんな想像しかできなかった自分に、私はその時、身震いがしました。


私が、暗闇を後にしようと決意したのは、まさにその瞬間。


10年後、あいかわらず同じことを言っているぐらいなら。

「私は、何も知らないんだ」
「だから毎日、『私は今日、生まれたばかりなんだ』と思って生きよう」
「しかも、毎日、そうやって生きよう。」


これが、27歳の時、私が自分に誓ったことでした。



これは、「過去のもの全てを投げ捨てる」という意味ではなない。
そうではなくて、私のちっぽけなやり方では、守るものすら守れなく、もう、どうにもならなかった。それを、潔く認めようと思ったということ。

今まで正しいと「信じ込んでいたこと」が、実は人生をつくる役には、ぜんぜん立っていなかった。
だからその証拠に、私の人生の土台は、ぼろぼろになっていた。
その事実と直面できたたから、謙虚になれた。肯定的な意味で、過去をあきらめられた。

暗闇だったから……もうこれ以上沈みようがなかったから、ハラがくくれた。


思い返せば、あの真っ暗闇の瞬間は、私が、幸福への第一歩を歩き始めた瞬間。
……もっと言えば、「歩く!」と、明確に決意できた瞬間でした。



今、同じ道を歩いている仲間へ。
あるいは今、真っ暗な中に立ち尽くしているあなたへ。

あなたは今きっと、自分にとって大切なものが何かを、確かめるための時間の中にいらっしゃるかもしれない。


いちばん暗い時は、いちばん大切なものが、いちばん分かる時。

ぬるま湯の中にいると、いろいろな声や雑音・ネオンサインやミラーボールの光に、かき消されてしまう。
それが、暗闇の中では、邪魔するものがないからくっきりと見える。



大丈夫大丈夫。
ゆっくりゆっくり、一歩ずつ確実に。

そして、どうか、歩きやめないで。
真っ暗に見えて、実は豊かな時間の中を歩いているからこそ、きびすを返して、その時間を捨ててしまわないでね。



ではでは、また。
素敵な午後をお過ごしください (^_-)☆

| ONSA は、『夢をかなえる人の手帳』シリーズを代表作とする、文筆業・藤沢優月のオフィス。「ONSA」には、「響き合い、調和し合う」という意味が込められています。

| 本記事は、ONSA WORKSHOP にご参加の方・共依存の巻き込まれやハラスメントに苦しんでいらっしゃる方・状況から脱出の道を一歩ずつ歩んでいらっしゃる仲間に向けて、書き下ろさせていただいております。
ONSA は仲間の皆さまと、日々共に歩ませていただいておりますため、内容に大変熱がこもりますことを、どうぞお許しいただきたく思います。
そして、この記事をご一読くださった、あなた様の大切な時間・人生のためにも、本記事が役立ちますように。

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