石の上にも三年。薔薇の里親3年目

こんにちは
「時間」と「心」がテーマの著者、藤沢優月です。

縁あって、突然、薔薇の里親になったのが、3年前。

とある、初夏の日。
我が家のテラスに、大量の薔薇さんたちが、お引越ししてきました。



ある日突然、犬を引き取ったみたいな感じ。

「植物にだって、命がある!」
切り倒して、ゴミに出されそうなところを、見過ごせなくて引き取りました。


でも……。
薔薇を育てたことのある方なら、きっと共有できるはず。

普通の植物と、勝手が違う。
薔薇さんたちの都合もリズムも、わからない!!

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薔薇って、不思議ですよね。

トゲトゲしているくせに、虫に弱い。
油断していると、すぐ葉っぱを、丸ハゲにされる。

「あっ、うそっ! 枯れちゃったの!?」
こっちがびっくりするぐらい、突然、葉を落とす。そのくせに、すぐに生えてくる。

1年目は、なんとか生かしておくためだけに、過ぎた年。
薔薇に、振り回されました……。

2年目は、ありとあらゆる間違いと勘違いを、おかした年。

今年こそ、大切に育てるんだ。
そう意気込んだけれど、見事に振り回されて、終了。

「私、薔薇の主人には、向いてないのかも」
「薔薇にとっても、迷惑かも……」
本気で、別の里親さんを探そうかと、落ち込んだ年でもありました。


そして、3年目。
やっと、学びました。

「見た目に、だまされた」
「薔薇って、しぶといんだな」



薔薇を育てている知り合いが、こんな名言を吐いていました。

「薔薇は、女性と同じ。
棘があって、つんつんしてて、か弱そうで、美しいの。

でも、思い切り、図太いわよ」



この言葉を信じて、
「あんた、実は、けっこう図太いでしょ」
女同士、適度な距離を保って、つきあってみた。

すると……。



| わかった? 綺麗だけど、生命力抜群。けっこう、図太いわよ


毎日毎日、ブーケにしても余るほどの花を、贈ってくれます。
3年分の、お礼かな?

それとも、新たな友情のしるしでしょうか。



| 生命力が強い。摘んでも摘んでも、どんどん出てくる


……完全に、見た目に騙されました(笑)。

というか、薔薇を育てたことのある方は、ご存知だったのでしょうかね。


これから一生、冬をのぞいた3シーズン。
あふれるほどの薔薇の花を、毎日毎日、贈ってもらえる。

いちど絆を結んだ、女の愛情って、すごいな。

いろいろ考えさせられる、3年前の、運命の出会い。
里親冥利に尽きる、出会いでした。