Christmas Greetingcard Competition

2007年冬、ONSAでは小さなコンペが開かれました。
それは、ひとつの出会いによって実現されました。2007年秋、サイン会で長崎にお邪魔した時のことです。
長崎・出島にある「メトロコンピュータカレッジ」は、とてもユニークなコンピュータ学校です。当時、長崎のメトロ書店店長だった川崎孝社長のユニークなアイディアが全国に広まり、成長。全国を一周した熱意が、ついにはコンピュータ学校へと結びついてしまいました。
(メトログループおよびメトロコンピュータカレッジについては、こちらをご覧ください
 メトロ書店はこちら http://www.metrobooks.co.jp/mbs/
 メトロコンピュータカレッジはこちら http://www.metrobooks.co.jp/mcc/
 メトロコンピュータカレッジ誕生のストーリーは、こちらでご覧になれます
 http://www.nishinippon.co.jp/media/web/06topinterview/2006/11/1102.html

「学生たちに、作品の発表の場を与えたい!」
川崎社長はじめスタッフの皆さまの情熱に、OFFICE ONSAでは、小さなコンペでご協力することにしました。最優秀作品をONSAの年末年始グリーティングカードに採用して配布する、本気のコンペです。
学生さんからの応募作品は17通。




さあ、結果はどうなったのでしょう......。




17通の真剣なご応募のうち、4作品が優秀作品に選ばれました。
残念ながら最優秀作品は選ばれず、最優秀作品は「選外」という結果になりました。


それでは、メトロコンピュータカレッジ学生による優秀4作品をご覧いただきたいと思います。
同時に、最優秀作品は選外のため、2007−2008年度OFFICE ONSA公式の年末年始グリーティングカードは、Viewlogic所属のイラストレーター・藤永哲也が作成しました。
5人による熱のこもった6作品を、総評とともにご覧ください。



2008 OFFICE ONSA
グリーティングカード

夢かな2008 クリスマスハッピー
プロジェクト ポストカード

2枚合わせると、連続したカードになります
制作/藤永哲也(Viewlogic)



次に、メトロコンピュータカレッジ学生による優秀4作品をご覧ください。


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メトロコンピュータカレッジ 優秀作品

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田中愛さん

キャッチコピーなどはあえて入れず、非常にシンプルです。イラストを手書きにすることによって、あたたかみがでています。サンタとトナカイの表情からは、いろいろなシチュエーション解釈ができそうで、送る側と受け取った側とで、それについての会話もうまれそうです。メッセージを左側に書くことで、イラストとバランスがとれるよう工夫されています。

深野碧さん

大胆にレイアウトされた雪だるまと月におおきなインパクトが感じられ、非常に存在感があります。構図自体はシンプルですが、雪だるまと月が全体の柱となって、どっしりとしたバランスをうんでいます。サンタが飛んできた軌跡がもう少し見えてくるとアクセントがつくかもしれません。また、イラストの質感を統一すると、さらに世界観がでてきます。

山口信太朗さん

幻想的なシチュエーションとあたたかみを同時に感じる作品です。月と文字を対角に配置することによってバランスもとれています。ツリーを描く線には微妙なうねりがありアナログ的な質感も感じます。夜空の色が「赤」と「青」で2パターンありましたが、文字の色を考慮すると、赤のほうがポストカード全体として統一感がでるかもしれません。

山田花絵さん

イラスト・背景など、パーツそれぞれが洗練されています。それらを組み合わせて出来上がった世界にもコンセプトを強く感じます。イラストの質感に合わせて、文字の質感にも配慮がされています。横に暖炉があり、仲間の声も聞こえてきそうな作品です。手帳が背景に埋もれてしまわないよう、もう少し背景の面積を少なくしてもいいかもしれません。


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総評

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パワー溢れるたくさんの作品を拝見し、エネルギーをいただいた気がします。
それぞれの作品が発する世界観は、個性とバラエティーに富み、とても素晴らしく、良い作品ばかりでした。全体的に、学生さんらしく力強いエネルギーを感じました。アイデアや構図だけでなく、おもしろさ・あたたかみ・やさしさ・視覚的なおもしろさ・つよさなど…といった、作品それぞれが持つタッチも考慮しながら拝見しますと、どれが一番なのか決めづらい状況でした。
結果的に、残念ながら今回は(グリーティングカード印刷分として)選考された作品がなかったのですが、候補になる作品は多数あり、皆さんの可能性を強く感じています。作品と感性は、迷った分だけ磨かれていきます。作り上げる世界は、さまざまな要素の積み重ねで構成されますから、一つ一つの細かなパーツ(線の太さ・タッチ・影の幅・影のボカシの幅・色の濃さ・書体・文字間・行間…など)に対してどれだけ迷い、チャレンジしたかが重要になります。
パーツそれぞれの影響力が小さくても、それらが積み重なって1つの世界になった時、大きな差がうまれます。
キーボードのボタンの文字がかすれてしまうくらい「コマンド」+「Z」を、たくさん経験してみて下さい。きっと今ある世界観に、さらなる厚みや深さがうまれ、新たな作品への入口も見えてくるかもしれません。皆さんのこれからのご活躍をお祈りします。

森本 正(Viewlogic 代表)


Website http://www.viewlogic.jp
Mobile site http://www.viewlogic.jp/mobile/

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最後になりましたが、このたびのコンペにご応募いただきましたメトロコンピュータカレッジの学生さん、 ご協力いただきました教授陣の皆さまに心より感謝申し上げます。
同時に、厳正なる審査にあたっていただきましたViewlogic所属のデザイナーの皆さまにも心より御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。

2007年 冬 藤沢優月