Gift from ONSA for「ONSA WORKSHOP」  - 4月 | 自己主張と「パワーゲーム」

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  - 4月 | 自己主張と「パワーゲーム」




4月。
今まで眠っていた地球が、太陽とともに、彩りの季節をむかえます。

桜、菜の花、ふきのとう。
木々からは、青々とした新芽が、いっせいにふきはじめます。

私の心も、活動期に入ってゆきます。

だからこそ、ちょっと知っておこう。
大切なこと。
「自己主張」と「パワーゲーム」の違いを。




「自己主張」
いろいろな意味で、ドキドキする単語です。
そして、いろいろな意味で、誤解やとらえ間違いの多い単語でもあります。

だからこそ、自己主張をする時、反射的に「もやっ」としてしまうことが、あるかもしれません。
あるいは、不安になって、思わず人影に隠れたくなってしまうかもしれない。

それはたとえば、こういう心配かもしれない。

「自分の意見をはっきりと述べるなんて、私は、図々しくないだろうか」
「自分の意見を言うなんて、他人の領域に、押し込んでゆこうとしていないだろうか」


私が理解するに、この心配は、「パワーゲーム」と呼ばれるものの、心配であるようです。

ちなみに、「自己主張」と「パワーゲーム」は、印象は似ているようで、まったく異なる概念。
だからこそ、知識で理解しておくと、ためになる。


「パワーゲーム」とは、基本的に、相手の意図にかかわらず、自分の思う通りに、他人を動かそうとすることです。
他人を、自分の意図の沿うように動かすために、感情操作や圧力、駆け引きや演技を、たくみに使い分けます。

一方で「自己主張」とは、生きていれば、誰でもすること。

そして、……意外ではありますが、他人の領域に押し込んでゆくこともまた、生きていれば誰でもすること。
誰にでも、起こること。

私たちは、人同士がかかわり合って、生きています。
お互いが、互いの境界線の中に入ったり、押し込んだり、うっかり迷い込んだりすることは、いつでも起こっている。



大切なのは、それらに「イエス」「ノー」と言えること。
つまり、これまた「自己主張」で、自分の意見が返せること。


「私、ちょっと、それは無理かも」
「いいね! 私も行く行く!」
「あっ、ゴメン。じゃあ、そうしてくれなくとも、大丈夫大丈夫」

生きることは、自己主張の交換し合いで、できているみたいですね。


一方でパワーゲームとは、自分の意図する結果を手に入れるために、「今ここ」のプロセスをねじ曲げること。

つまり、内心は嫌なのに、口では「イエス」と言い、恨みの気持ちを内心にためながら、つきあう。

「ノー」と言われたくないために、言えない雰囲気を作る。
別れて一人になりたくないので、自分の意志はそっちのけで、言われたことを全部かなえる。

「ダメ」と言われたくないから、先に「ダメなんでしょ? 分かってたんだよね……」と相手を操作する。
罪悪感を抱かせて、操作する。

表面の行動と、心の中の本当の気持ちにずれがあるため、何となく「もやっ」とした気持ちになる。
それが、「パワーゲーム」の特徴です。


4月。
人もイベントも、ものごとの往来が激しくなる季節。

「自己主張」と「パワーゲーム」の差に、意識をとめておく。
そのことで私は、無益な「パワーゲーム」……感情操作や圧力、駆け引きや演技に巻き込まれることを、なるべく避けられる。
健康な「自己主張」に意識をとめることで、私は清々しさをもって、自分の意見にまた一歩、近づくことができます。

Gift from ONSA(藤沢優月)

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