「機能不全家族問題」から脱出するための、知識をつける | 「問題」の正体をさがすために、お薦めの本リスト

ONSA WORKSHOP にご参加される前後に
「機能不全家族問題」から脱出するための、知識をつける | 「問題」の正体をさがすために、お薦めの本リスト


| 「機能不全家族問題」を理解するために、お薦めの本はありますか?


ONSA WORKSHOP・ワークショップ・クラスにご参加になり、ワークを進めてゆくにつれ、自分の問題がいかに「家族問題」にルーツを持っているかを実感されたかもしれません。
でもそれは、あなたのせいではありません。……究極的には、親のせいでもないかもしれません。
誰もが、家族から生まれてきました。
ですから、誰もが何らかの意味で、家族から影響を受けているからです。

「完璧な家族」は教科書の中にのみ存在し、この世に1組も存在しません。
そういう意味では、誰もが何らかの度合い……軽い度合いから重い度合いまでの間で、家族の影響を受けています。


家族問題(「機能不全家族」の問題)は、その後の人間関係、恋愛・結婚、仕事やお金のパターンなど、さまざまなことに影響を及ぼします。
ですので、しっかり勉強する必要があります。
基礎的な知識を得る糧として、この本リストを掲載します。

家族問題(「機能不全家族」の問題)の研究および発表は、アメリカが圧倒的に進んでいます。
そのためここでは、以下の本をお薦めします。いずれも、家族問題(「機能不全家族」の問題)研究の第一人者ばかりです。


『インナーチャイルド 本当のあなたを取り戻す方法』(NHK出版)/ジョン・ブラッドショー


 3


古典ともいえる、名著です。

「どうして私たちは、家族問題を抱えているの?」
そのプロセスが、著者の手によって丁寧に描かれています。

とてもよく理解でき、お薦めです。

また、本書に登場する「インナーチャイルドワーク」は、ONSA WORKSHOP にて提供しています。


クラウディア・ブラックの著作


 3

 『私は親のようにならない』(誠信書房)

 2

 『子どもを生きれば おとなになれる』

クラウディア・ブラックは、機能不全家族問題研究の第一人者です。

考えてみれば当たり前のことですが、この世に生きる誰もが、実は自分の家族以外の家族のことを、よく知りません。
家庭とは、実は、この世でいちばん秘密の場所。
真実が隠されやすい場所です。

そのため誰もが、自分以外の家族が、ものごとをどう考えるか、どう解決するのか、どんな生活を送っているのか、細かいところまでは知らないはずです。

だからこそ、誰もが「自分の家族は当たり前」と考えています。
そして、自分の家族から習ったことを、行動規範や問題解決の方法の中心にしています。

そのため、いわゆる「家族問題/共依存」は、発見されにくくなります。
「なにかおかしい(でも、何がおかしいのか、よくわからない)」と感じても、同時に「でも、これぐらい普通でしょ?」と思ってしまうからです。


そんな時に、手に取って読んで欲しい本・著者がクラウディア・ブラックです。


スーザン・フォワードの著作


 4

 『毒になる親』(毎日新聞社/あるいは 講談社α文庫)

 7

 『毒になる姑』(毎日新聞社)

 6

 『ブラックメール 他人に心をあやつられない方法』(NHK出版)

個人的に、誰もが交際・結婚をする前に、スーザン・フォワードを読んで欲しいと思っています。そうすれば、人間関係で発生する多くの問題を予測することや、避けることができます。

スーザン・フォワードの著作の多くは、彼女のカウンセリングの現場経験から来ています。
著作ですから、もちろん、分かりやすいようにデフォルメ(強調)して書いてあることもあります。でも、多かれ少なかれ、私たちは日常の人間関係の中で、同じようなことを経験しています。

いずれの本も、タイトルが「ハッ」とするものばかり。
ですが、内容は、きわめて「まっとう」です。

多くの研究を土台にして書かれたフォワードの著書のうちいくつかは、『50 Psychology classics』Tom Butlet-Bowdon(『世界の心理学50の名著』T・バトラー=ボードン/ディスカヴァー)にエントリーされています。

おそらくですが、あなたが今抱えている「ぐるぐる」や「もやっ」が、「!!」に変わる瞬間がおとずれる本ばかり。
人間関係にとりわけ悩まされて、人に影響を受けすぎている人は、ぜひ読んでみてください。

自分の問題のルーツがどこにあるのか、全体像がはっきり見えることと思います。



境界線(バウンダリー)について教えてくれる本


 9

 『境界線(バウンダリーズ)― 聖書が語る人間関係の大原則』(地引網出版)/ヘンリー・クラウド /ジョン・タウンゼント

  8

 『入門TA』(TA教育研究会)/浅井 千穂/坂田 芳美

「境界線(バウンダリー)」についての本と、交流分析(TA)についての本も、リクエストが多い分野ですので、リストに付け加えておきます。

「境界線(バウンダリー)」についての本は、まだ日本にあまり存在しないようです。
上に紹介した本は、「聖書が語る……」とサブタイトルがついていますが、とても参考になる、境界線の本。
アメリカ発の本です。

アメリカは、いずれの宗教も等しく認められていますが、とはいえ、キリスト教の影響が大きい国。
ですので、聖書にたとえて話を展開するのが、とても分かりやすいのだと思います。
それは私たち日本人が、「兎と亀が競争して……」と例えるのに似ている感覚でしょうか。

聖書のたとえがなじまない方もいらっしゃると思いますが、とはいえ、現在日本に存在する、貴重な「境界線(バウンダリー)」の情報源です。
ぜひ読んでみてください。
すでに読まれた方からは、「(聖書の例はともあれ/いったん置いておいて)参考になった」と感想をいただいています。

また、下の『入門TA』は、ONSA WORKSHOP の中でもたびたび使う、交流分析の入口として合いそうです。
「知りたいけれど、心理学用語まみれは、無理……」という方は、この本から入るのが、ちょうどよさそうです。




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