ONSA WORKSHOP にご参加判断をされる前に
ケアーにつながる[10]| 専門的なケアーを提供している場所に、きちんとつながる。合う場所を探すのには時間がかかります
| まず、自分が動く。
いずれも、科学的な知識にもとづいて、かつ「人間の等身大の言葉」もまじえつつ。「発達障害」「パーソナリティ障害」について、客観的な情報を見てきました。
おそらくですが、ご本人も周りも、もう十分苦しんでいらっしゃるでしょう。
生きづらいからこそ、さまざまな情報を探し、本情報にたどりついてくださったことと思います。
気づいたら、自分が動く
では、次に何をするかということですが……。
「まず、自分が動く」
「あれ? 発達障害だろうか」
「もしかして、パーソナリティ障害?」
そんな状況の中では、もしかしたら、こんなふうに感じてしまうかもしれません。
「もし本当にそうだったら、どうしよう」
「どう思われるだろう」
ですが、真摯にケアーにたずさわっている機関なら、症状を「問題」などとは思いません。
症状は、症状です。
科学的な知識にもとづいた解決方法で、解決してゆけばいいのです。
POINT |
・気になる症状を専門に診ているところに、出向きます
・一時的に気を楽にしてくれるところに出向いても、なんの解決にもなりません
・気になる症状を専門に診ているところに、出向きます
・一時的に気を楽にしてくれるところに出向いても、なんの解決にもなりません
科学的な方法にもとづいて、解決してゆくことがポイントです。
そのためには、それぞれの専門機関に出向くことが肝心です。
間違っても、資格や経験・専門教育のない「スピリチュアル・カウンセラー」のような方のところに、出向かないように注意してください。
そのためには、それぞれの専門機関に出向くことが肝心です。
間違っても、資格や経験・専門教育のない「スピリチュアル・カウンセラー」のような方のところに、出向かないように注意してください。
| すばやく動く。様子見や、引き延ばしはしない
あなたご自身が、「いちぬけた」をしない限り。その苦しい関係、あるいは、苦しい症状や状況から、出ることはできません。
誰もが、自分以外の人間を、変えることはできないのです。
ですから、重ねて、周りはいったん置いておきます。
自分に、集中です。
状況に合ったところに、助けを求める
以前のページで、「様子を見ましょう」は、「すぐ動け」だと学びました。
ぼーっと時を過ぎさせてしまって、症状や状況を、ひどくしないことがポイントです。
あなたご自身が、あなたご自身に集中してください。
重ねて、「発達障害」あるいは「パーソナリティ障害」に特化しているところに、出向くことが肝心です。
「動かない」ということは、「変わらない(=悪くならない)」ということでは、ないのです。
「動かない」ということ。
それは、時が積み重なる作用によって、状況が「ますますひどくなる」ことです。
「動かない」ことは、「変わらない(=悪くならない)」ことではありません。
時間の作用によって、症状が進行する場合もありますし、状況が悪くなる場合もあります。
「動かない」ことは、安全なことではないのです。
時間の作用によって、症状が進行する場合もありますし、状況が悪くなる場合もあります。
「動かない」ことは、安全なことではないのです。
| 時間がかかります。インスタントには運びません
自分に合う組織・団体・機関に出会うまでは、時間がかかります。
8割ぐらい合っていれば、じゅうぶん合っている
誰も、透視などもできないし、読心術もできません。
調べるのにも、予約を取るにも、訪問するにも時間がかかります。
行ってみて、「合わなかった」という場合も、あるでしょう。
失敗も、当然あるでしょう。
「100%、何もかもが、自分にぴったり」
というところは、世界中探しても、多分ないでしょう。
「合っているかもしれない」の割合が、8割ぐらい実感できれば、じゅうぶん合っているように思われます。
そのような機関と出会えるまで、短気や癇癪を起こさずに、落ち着いて探すことがポイントとなります。
よく起こりがちなパターンが、「100か0か」「全か無か」「白か黒か」という考え方で、すべてを見てしまうことです。
「100%満足」という基準に応えられる機関は、おそらく存在しません。
8割ぐらい満足できたら、それは、じゅうぶん誠実という証かもしれません。
「100%満足」という基準に応えられる機関は、おそらく存在しません。
8割ぐらい満足できたら、それは、じゅうぶん誠実という証かもしれません。
| 二次症状は、放っておくと悪く進行します。重ねて「焦らず、急げ」
すでにご紹介した記事でもお伝えしたように、「発達障害」「パーソナリティ障害」は、受診が増えている分野となります。
検査や受診まで、「〜ヶ月待ち」ということは、ざらのようです。
悪化させないように、きちんと対処する
とはいえ、あきらめてはいられません。
たとえば仮に、何とか社会に出られているとはいえ、いわゆる「常識範囲」というものが何なのか、体験や実感として、うまく分からない場合。
それゆえ、生きづらい場合。
その状態を続けていると、いちばん怖いのは、二次症状です。
つまり、生きづらさが進んで、鬱病など「病気」と言われる段階までに進んでしまうと。今度は、そちらに対処することで、手いっぱいになってしまう。
放っておいたがゆえに、難しい問題に進行する例は、他にも多々あります。
たとえば、度重なる転職で、ただ年齢だけが過ぎてしまった。借金や、買い物依存症等・物質嗜癖や摂食障害に進行して、ひどくなっていった……。
こういった問題が、ミルフィーユ式に積み重なってゆくのは、何としても避けたいです。
ですから、「焦らず、急げ」がポイントとなります。
「あれ?」と感じたら、のんびり様子見をしないでください。
時間をかけて、良質なケアーを、しっかり調べること。
そして、素早く動くこと。
POINT |
・鬱病などの心の病に発展してしまわないよう、素早く動きます
・依存症類にも注意です。心当たりがある場合は、専門家の援助をきちんと求めます
・社会生活に影響が出てきた場合も、勇気を出して素早く動きます
・鬱病などの心の病に発展してしまわないよう、素早く動きます
・依存症類にも注意です。心当たりがある場合は、専門家の援助をきちんと求めます
・社会生活に影響が出てきた場合も、勇気を出して素早く動きます
「症状のミルフィーユ」を作らないよう、素早く動きます。
また、すでに「症状のミルフィーユ」を作ってしまっていても、自分を責めることなく、落ち着いて対処します。
重ねて、症状であれば、対処方法があります。
その症状を専門としている機関を、きちんと調べて、診断に出向くことが最初の一歩です。
また、すでに「症状のミルフィーユ」を作ってしまっていても、自分を責めることなく、落ち着いて対処します。
重ねて、症状であれば、対処方法があります。
その症状を専門としている機関を、きちんと調べて、診断に出向くことが最初の一歩です。
解決のほうに、向き直ろう
「どうして、こんなことに?」
「私が、何をしたというの?」
この質問の答えは、きっと、いつまでも出ないことでしょう。
そして、その質問に答えを出すことは、宗教学や哲学の仕事に違いありません。
現実生活を生きている私たちはといえば、代わりに、解決の方に、向き直ることにしましょう。
あなたが、自分を責めたり、苦しみ続ける代わりに。
解決に向けた勇気が出ますように、一歩を踏み出せますようにと、この記事を通じて、お祈りしております。

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