ケアーにつながる[10]| 専門的なケアーを提供している場所に、きちんとつながること。合う場所を探すのには時間がかかります

ONSA WORKSHOP にご参加判断をされる前に
ケアーにつながる[10]| 専門的なケアーを提供している場所に、きちんとつながること。合う場所を探すのには時間がかかります


1 | まず、あなたが動くこと。


いずれも、科学的な知識にもとづいて、かつ「人間の等身大の言葉」もまじえつつ。
「発達障害」「パーソナリティ障害」について、客観的な情報を見てきました。

おそらくですが、ご本人も周りも、もう十分苦しんでいますよね。
生きづらいからこそ、さまざまな情報を探し、本情報にたどりついてくださったことと思います。


では、次に何をするかということですが、私からお伝えできることがあるとすれば、「まず、あなたが動くこと」。


たとえ、配偶者の暴力等が原因だったとしても、「あなたが、動くこと」。
暴力や攻撃を賢くコソコソと避けながら、医療機関等に、安全に助けを求めること。

「こんなことが人に知られたら、恥ずかしい」「どう思われるだろう」という、プライドの壁を乗り越えること。


真摯にたずさわっている機関なら、症状を「恥ずかしいこと」なんて思いません。
症状は、症状。
科学的な知識にもとづいて、解決してゆけばいい。

ちなみに、個人的な話を少し。
もう、はるかかなた前(20年以上前!)ですが、私が「機能不全家族問題」由来の「共依存」のケアーのために、医療機関につながった時。
「それは、あなたがだらしないから」
「あなたのせい」
なんて言う人はいなく、そのことが逆に新鮮で、驚きました。

そのことで私は、逆に
「これは本当に、本当に本当に、症状なんだ。私のガマンが足りないとか、だらしないとか、私がワガママという問題じゃ、ないんだ」
そんな風に、知ることができました。


症状なら、解決可能。
それから必死に学んで、必死に向き合って、今がある。
あの時、自分のちっちゃなプライド(でも、その時は自分なりに深刻だった、笑)を乗り越えたおかげで、今、安全に暮らしています。

平和って、いいです。
常識範囲の中で、人々とともに、おだやかに暮らすことは、本当にホッとします。

そしてその平和は、誰かが安易にポンと与えてくれたものではなく、時間をかけて、努力を積み重ねて、勝ち取った平和なのですよね。
だから、簡単には崩れません。



2 | すばやく動く。様子見や、引き延ばしはしない。


ちなみに、解決のために、自覚のないお相手を変えようとしても、ムダです。
あるいは、お相手に自覚を促そうとしても、ムダ。

なぜならそれは、「パワーゲーム」という状態ですから。
まあ、解決しないです。



それよりは、あなたご自身が「いちぬけた!」をしないと、その苦しい関係、あるいは苦しい症状から出られません。
ですから、重ねて、周りはいったん置いておく。
自分に集中。



「様子を見ましょう」は、「すぐ動け!」だと、習いましたね。
ぼーっとしていて、時を過ぎさせてしまって、症状や状況をひどくしないでください。

あなたご自身が、あなたご自身に集中してください。
重ねて、医療機関や組織は、「発達障害」あるいは「パーソナリティ障害」に特化しているところに、出向くこと。

「動かない」ということは、「変わらない」ということではない。
「動かない」ということは、時が積み重なる作用によって、「ますますひどくなる」ということです。



3| 時間がかかります。インスタントには運びません。当たりまえです。


自分に合う組織・団体・機関に出会うまでは、時間がかかります。

誰も、透視などもできないし、読心術もできない。
調べるのにも、予約を取るにも、訪問するにも時間がかかる。

また、行ってみて「合わなかった」という場合も、あるかもしれません。
失敗も、あるでしょう。

「100%ぴったり」というところは、世界中探しても、多分ない。
それが、常識範囲。

8割ぐらい、身体感覚に合っていれば、じゅうぶん。
きちんと調べること。
かんしゃくを起こさないこと。


4 | 二次症状注意。放っておくと、悪く進行します。重ねて、「焦らず、急げ」!


すでに公開した記事でもお伝えしたように、「発達障害」「パーソナリティ障害」は、受診が増えているといいます。
「〜ヶ月待ち」ということは、けっこうざらと聞きます。

ONSA につながることが、できているような、高機能自閉症のようなグレーのうすい方々。
あるいは、社会にかろうじて出られている、パーソナリティ障害の方々。

たとえば、仮に何とか社会に出られているとはいえ、いわゆる「常識範囲」というものが何なのか、体験や実感として、うまく分からない。
どうやら、何かの理由でずれていて、あちこちぶつかるから、痛い。
だから、生きづらい。

その状態を続けていると、いちばん怖いのは、二次症状です。
つまり、生きづらさが進んで、病気と言われる段階まで進んでしまうと、今度はそっちで苦しむことになる。


たとえばですが、鬱病や統合失調症など、「これと折り合ってゆくだけで、おおごとだよ!」という症状に至ってしまう。
それ以外にも、放っておいたがゆえに、難しい問題に進行する例は、多々あります。
これは、何としても避けたいです。

だから、「焦らず、急げ」です。
「あっ!」と感じたら、のんびり様子見なんて、しないで下さい。

時間をかけて、良質なケアーを、しっかり調べること。
そして、素早く動くこと。



「どうして、こんなことに?」
「私が、何をしたというの?」


私が症状まっただ中だったころ、100億回問うた質問です。
でも、答えが出なかった。
だから代わりに、解決の方に向き直ることにしました。

あなたが、自分を責めたり、ぐるぐる苦しんだりし続ける代わりに。
解決に向けた勇気が出ますようにと、この記事を通じて、祈っています。





TO TOP