TAT セッション 2:ご参加へのご準備

ONSA TAT セッション
TAT セッション 2:ご参加へのご準備


| 「TAT セッション」ご参加のへ準備
深いレベルで人生を変えるための、土台づくり


「私も、TAT を受けてみたい」
「過去の痛みの繰り返しではなく、まっさらな『今』を生きてみたい」
「過去を癒して、新しく生きてゆきたい」


もちろんです。
ONSA では、そのような願いをお持ちの皆さまのために、TAT セッションを開催しております。

過去の痛みの記憶を癒した後、お受けいただいた方に、本当に幸せになってほしい。
そのような願いから、TAT セッションをお受けいただくための、事前準備のご案内です。



必要でないものは、存在しない。
トラウマもまた、必要があって存在している。必要があったため、今まで手放せなかった


事前準備の大切さを理解するために、「トラウマ」を逆から考えてみます。

- 過去のつらい出来事の記憶
– それにまつわる強い感情/痛み
– 凍りつく感覚・痛み・恐怖などの身体反応


過去の心的外傷(トラウマ)が、なぜそのまま、保存されているのか。
過去のつらい記憶は、なぜ、繰り返しよみがえってくるのか。

そのしくみにもまた、理由があります。
それは、あなたが同じつらさを二度味わうことを、避けさせるため。

トラウマもまた、必要があって存在している。
その必要とは、あなたを二度と、同じ目に遭わせないため。

二度と、暴力をふるわれないように。
二度と、同じような傷つき方をしないように。

あなたが、同じような状況に遭遇することを避けるため、つらい記憶が身体を張って立ちふさがります。
「注意! 注意!」
「危険! 危険!」
同じつらさを味わわないように、ある意味、「痛みの記憶」が予防線を張り、あなたを強烈に守っているのです。
トラウマもまた、必要があって存在しています。


記憶をつかさどる人間の脳は、私たちの生命を保存するために、働いています。
脳は、成功の情報よりも、危険や失敗の情報のほうを、より強く記憶すると言われています。つまり、私たちの生命を二度と危険にさらさないため、必要な情報のほうを強烈に覚えている。
私たちの命を保存して、命を生きながらえさせるためのしくみもまた、このように正常に働いています。

私たちの生命を保存するため、脳は、失敗や危険情報の方を、より強く記憶する。

このことから、言えることがあります。
それは、あなたみずからが、新しいライフスキル(生きてゆくための技法)を訓練する必要があるということ。
「私は、過去の痛みの記憶を手放しても、安全を感じられる」
と自信を持てるように、自分自身の安全を、自分の手で整えることが必要です。

そうでなければ人は、不思議なことに、トラウマを手放したいと感じるようにはなりません。

私たちの命を守るしくみが、正常に働けば働くほど、そうなります。


「男の人にひどい暴力をふるわれたトラウマがあるから、恋愛なんて考えられない」
(二度と同じ痛みを味わうのは嫌だから、新しい恋は始められない。だって、どうやって人と安全に関係していったらいいか、私にはさっぱり分からないから)

「夢をかなえて生きてゆくなんて、私には無理」
(「お前はダメなやつだ」「実力もないし、やる気もない」 そんな暴言を繰り返されるのは、もうイヤ。どうやって乗り越えていったらいいか分からないから、新しい環境・新しい世界には飛び込めない)


新しいライフスキル(生きてゆくための技法)がなく、古いライフスキルしか手元にない。
そのため、乗り越え方が、さっぱり分からない。
このままでは、同じ危険に遭遇してしまう。
そんな時……。
同じ目に遭うのを避けるため、不思議なことに人は、無意識にトラウマを必要とします。トラウマの「かげ」に隠れている方が、安全を感じられるのです。
決して健康な状況とはいえませんし、楽しくもありませんが、でも、最低限の安全は守られます。


過去をほんとうの意味で乗り越えるためには、新しいライフスキルを訓練することが必要。
できなかったことが、できるようになることで、私は安全を感じられるようになる。

痛みの記憶の「かげ」に引きこもらなくとも、堂々と安全に生きてゆけるように、必要なライフスキルを訓練する。
あなたに、二度と同じ痛みを味わわせないための手段として、トラウマに頼る代わりに、新しいスキルを覚える。
そうして、安全に世界に出てゆく。
世界と、関わってゆく。

新しい世界への準備ができてはじめて、人は
「もう、過去の痛みを手放してもいい」
「トラウマの『かげ』から出ても、もう大丈夫。もう安全」
と感じられます。

トラウマを手放してもいいと、心の準備ができる瞬間です。
適切な再訓練が、過去の記憶とさよならしても大丈夫と感じる瞬間を、もたらしてくれるのです。



必要なライフスキルなしに、痛みの記憶だけを取り除いても。
人はけっきょく、慣れたやり方……痛みのある環境へと逆戻りしてゆく。
なぜなら、それしかやり方を知らないから。


これとは反対に、
「じゃあ、どうやって新しいやり方で、生きていったらいいの?」
という問題を解決しないまま、「記憶の焼きつき」だけを取っても。

「ああ、楽になった! ……もう、男の人は怖くない。さあ。頼れる誰かを探そうっと」

未来に対して、適切な再訓練がなされていなければ。
人は、たった今切り離したものより、もっと大きな問題に突入してゆきます。


恐怖はある意味、必要があって存在していました。
恐怖は、
「それは良くないので、避けなさい」
「それに近づくと、同じ痛みをまた味わうかもしれないよ」
というサイン。
恐怖を感じるものには、私たちは近づきません。


しかし、根本点な問題を解決しないまま、「恐怖」「痛みの記憶」だけを切り離したら……。
人は無防備に、本来避けるべきものに、近づいていってしまいます。

適切な再訓練をしないなら、人は無意識に「慣れた」「おなじみの」環境に近づきます。
なぜなら、それしか知らないからです。


準備を整えなければ、けっきょく、同じことの繰り返しになる。
痛みの繰り返しになる。
なぜなら、同じやり方しか、けっきょく知らないから。

そうして、同じことの繰り返しになる。
いえ。
通常、もっとひどい問題や、もっとひどい環境に落ち込んでしまう。
適切な再訓練をしないなら、人は「慣れた」「おなじみの」環境にまんまと戻ってしまうことは、心理学の研究で指摘されている通りです。


痛みの記憶を切り離した先の未来に、何が起こるのか。
私には、しっかりとした知識があり、準備ができている。
安心できる。

このことが、TAT セッション後のあなたの安全度を、格段に増してくれます。
ですから、しっかり事前準備をおこなってから、TAT セッションに臨みます。



ご留意:ご参加順位【有】のコースです


本コースは、
境界線(バウンダリー)ワークショップ:わたしの人生を守る。
感情ワークショップ:わたしの感情をみとめる。
身体のワークショップ:わたしの身体と仲直りする。
変容(トランスフォーメーション)ワークショップ:変化の土台をつくる。
のうち3コースにご参加完了いただき、ご準備が整いました皆さまに、お受けいただけます。
ご参加順位【有】のコースとなりますので、お申込の際にご留意ください。


しっかりと準備をして、安全に「切り離す」。
準備が整ったから、「過去」を「過去」とすることができる。


- 適切な再訓練
- きっぱりとした切り離し
これらは、コインの裏と表のように一体です。

トラウマに、安心して別れを告げる準備ができているから、過去の痛みの記憶はすっきりと消えてくれます。
痛みをすっきりと手放せるのは、「手放しても、もう大丈夫」と感じられるからです。



TAT セッションの事前準備として、「ONSA WORKSHOP(対面式)」では、3コース以上での再訓練をお願いしています。
対象となるコースは、以下となります。

境界線(バウンダリー)ワークショップ:わたしの人生を守る。
自分の周りに安全な「境界線」を作っておく訓練は、安全に生きる上で欠かせません。同じ痛みを二度味わわせないために、自分を安全に保つライフスキルをつけておきます。

感情ワークショップ:わたしの感情をみとめる。
「痛みの記憶」は、感情の記憶です。感情についての知識を学んでおけば、似た感情を将来体験しても、過去のものと見分けられます。感情を適切に取り扱う訓練は、必須です。

身体のワークショップ:わたしの身体と仲直りする。
「痛みの記憶」は、身体感覚にもとづいています。同じ痛みを、自分に二度味わわせないよう、「痛み」と身体の関係についての知識を、しっかり学んでおきます。

変容(トランスフォーメーション)ワークショップ:変化の土台をつくる。
私が「なぜ」、そのような痛みを抱えるようになったのか。人間の、生命としての「トリセツ(取扱説明書)」を学ぶことで、痛みの原因を根本から理解します。そのことで、自分を同じ目に二度と遭わせないように準備します。


以上4コースのうち、ご自身がいちばん必要と思われる3コース以上へご参加の上、TAT セッションへの準備に至る再訓練をいたします。
「切り離し」の後に、ご自身の安全をきちんと守れると感じられるまで、必要なライフスキルの再訓練に、納得のゆくまで取り組んでみます。

過去の痛みの記憶から切り離された後は、「今ここ」の皮膚感覚がリアルになります。
今までかかっていた紗(しゃ)のようなもの……あなたを、現実世界のリアルな皮膚感覚から一歩引かせていたものが、消えてなくなってしまうからです。

必要な準備をしっかりと行うことで、私の世界を、安全に「新しく」することができます。




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