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第2回 |
「『心』と『身体』の勉強会」のテーマ

この感覚から学びをスタート |
人と、親しくなりたい。でも、親密さがわからない。
表面上はうまくやれているけれど、心が開けないと感じてしまう。
言うまでもないことだと思われますが、この場にご縁をいただく種類の方は、表面上の人間関係に優れているでしょう。職場で揉め事を起こしたり、自分を押し通したり、相手を傷つけたりすることは、おそらくないはずです。

でも、それらの関係性の維持のために、自分の側が、盛大な「がまん」をしている可能性が。
その「副作用」として、人と親密な関係を築くことが、イメージできないかもしれません。

現実レベルの肌感覚・体感覚からスタート


まずは、毎回ここから、話がスタートします。

会社や社会・日常レベルで発生する、「あれっ?」という違和感。
行き違いや、心をざわざわさせるトラブル。

現実の中ではなぜ、どこかで見たような景色を、何度も再体験するのだろう......。

この根拠を、さまざまな具体的知識をまじえて、理解してゆきたいです。
その上で、現実から遊離しないよう、たとえば「『自分の命を、自分で守る』勉強会」や、「安心・幸せな人生の必須知識 | “無自覚型” 共依存を知る」で扱う知識で土台します。

ここまでが、スタート地点の確認です。

あらためて、今回のテーマ


その上で、あらためて私たちはなぜ、しばしば同じような現実を繰り返してしまうのか。

押し寄せる日々のあれこれにひるんだり、似たような景色を見てしまうのか。
あるいは、自分の現実を、みずから危険にさらしてしまうのか......。

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上記を理解するために、「ライフステージ」という概念を学びます。

今回は、人生のステージでいえば「第1ステージ」にあたる、0歳から13歳までがテーマの回。
この年齢の期間に、周りの環境を通じて学ぶはずであった「普通」「健康」の感覚を、言葉・理屈で学び直します。

逆から言えば、「普通」「健康」を学ばなかったなら、健やかさの基準がずれていて、当たりまえの状態に。この、過去に生じたずれが尾を引き、「今ここ」の苦しさや違和感に、影響を与えているかもしれません。

以下ついて、心理学的知識をもとに理解


以下すべて、心理学的知識・概念下で |
・[人生ステージ1]0-13歳が必要とする「普通」「健康」を、知識でおさらい

・人間(ホモ・サピエンス)は、「輪」「つながり」で生きる前提で進化した生物
・集団生活についての、ホモ・サピエンスの基本的な考え

・「食べる」「遊ぶ」「休む」「眠る」などの、基本の生活スキルの重要さ
・「気が合う同士」「気が合わない同士」の折り合いの、基本の考え方


上記の知識を学ぶことで、「今ここ」の違和感の正体を言語化。
知識レベルの現象が、現実の中でも確かに起こっていることを、つなげて理解してゆきます。

仕組みを理解できれば、対処ができるようになる。
現実レベルでの違和感や、行動選択を、新しく変えてゆくことができるようになります。