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第3回 |
「『心』と『身体』の勉強会」のテーマ

この感覚から学びをスタート |
いつから、本当の人生がはじまるのだろうと、
考えてしまいます。
不思議な感覚ですが、いつまでも、自分の人生が「はじまらない」感覚がする。
現実、すでにけっこうな時間を、生きているにもかかわらずです。

それなのに、この不思議な感覚を、どうすることもできない。
仕事や実生活で、さまざまなことに挑戦し、成果も上げているはずなのに、自分の人生が、借り物のような気持ちがしてしまいます。

現実レベルの肌感覚・体感覚からスタート


まずは、毎回ここから、話がスタートします。

会社や社会・日常レベルで発生する、「あれっ?」という違和感。
行き違いや、心をざわざわさせるトラブル。

現実の中ではなぜ、どこかで見たような景色を、何度も再体験するのだろう......。

この根拠を、さまざまな具体的知識をまじえて、理解してゆきたいです。
その上で、現実から遊離しないよう、たとえば「『自分の命を、自分で守る』勉強会」や、「安心・幸せな人生の必須知識 | “無自覚型” 共依存を知る」で扱う知識で土台します。

ここまでが、スタート地点の確認です。

あらためて、今回のテーマ


その上で、あらためて私たちはなぜ、しばしば同じような現実を繰り返してしまうのか。

押し寄せる日々のあれこれにひるんだり、似たような景色を見てしまうのか。
あるいは、自分の現実を、みずから危険にさらしてしまうのか......。

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平均的な社会環境の中で生きていれば、うまくゆかないことのルーツを、「過去のせい」と考えることは憚られるでしょう。
それよりも、現状に目を向けることを、常に選択してきたはずです。

ところが心理学的には、こう考えることが、定石となっています。

「人は、3歳までに生存戦略を学び、7歳までに、戦略を洗練させる」
「その後特に、意識して変更しないなら、その戦略のまま、ずっと生きる」


言葉を変えれば、特定の環境下で育った子は、その処世術の影響を、無意識のうちに受けている。そして、その環境下で学んだ処世術を磨き続け、「今ここ」の現実対処の中にまで、持ち越しているかもしれません。

以下ついて、心理学的知識をもとに理解


以下すべて、心理学的知識・概念下で |
・[人生ステージ1]0-13歳が必要とする、「自立」についての知識をおさらい

・「自立」の土台づくりは、0-13歳の年代における最重要の "仕事"
・いかにして、「受け身」「被搾取」の生き方スタイルが作られていったのか

・「受け身」「被搾取」の生き方の特徴、および弊害
・「受け身」「被搾取」の生き方を脱してゆく方法


上記の知識を学ぶことで、「今ここ」の違和感の正体を言語化。
知識レベルの現象が、現実の中でも確かに起こっていることを、つなげて理解してゆきます。

仕組みを理解できれば、対処ができるようになる。
現実レベルでの違和感や、行動選択を、新しく変えてゆくことができるようになります。