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第5回 |
「『心』と『身体』の勉強会」のテーマ

この感覚から学びをスタート |
いつも、「フォロー」要員になっている気がします。
ひとつ引き受けても、すぐ次がやってきて、正直終わりがない。
ここにご縁をいただく方は、おそらく、責任感が強くて優秀。他人に迷惑がかかることを嫌い、放り出さず、最後まで成し遂げるでしょう。誰かの迷惑になるなんて、とんでもない......。

自分では、普通レベルと思っている、この責任感。
ところが、それをあてにされ、仕事やプライベートで、「収拾すべきこと」が次々にやってくる。
このような状況に既視感のある方が、参加するレクチャーです。

現実レベルの肌感覚・体感覚からスタート


まずは、毎回ここから、話がスタートします。

会社や社会・日常レベルで発生する、「あれっ?」という違和感。
行き違いや、心をざわざわさせるトラブル。

現実の中ではなぜ、どこかで見たような景色を、何度も再体験するのだろう......。

この根拠を、さまざまな具体的知識をまじえて、理解してゆきたいです。
その上で、現実から遊離しないよう、たとえば「『自分の命を、自分で守る』勉強会」や、「安心・幸せな人生の必須知識 | “無自覚型” 共依存を知る」で扱う知識で土台します。

ここまでが、スタート地点の確認です。

あらためて、今回のテーマ


その上で、あらためて私たちはなぜ、しばしば同じような現実を繰り返してしまうのか。

押し寄せる日々のあれこれにひるんだり、似たような景色を見てしまうのか。
あるいは、自分の現実を、みずから危険にさらしてしまうのか......。

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上記を理解するために、「境界線」という概念を整理します。
また、関係性を築く上での、そもそもの前提条件について、心理学的知識で補完してゆきます。


「境界線」について学ぶことで、どのような人・価値観・場を明確に避けてゆかなければならないのかが、判断できるようになります。
逆に、どのような人・価値観・場と、意識して、関係性を結んでゆくのかも整理できます。
「今ここ」の現実が混乱しているのは、「境界線」について、詳しく知らないからかもしれません。

以下ついて、心理学的知識をもとに理解


以下すべて、心理学的知識・概念下で |
・[人生ステージ1]0-13歳の人間が必要とする、健康な「境界線」について

・心理学用語の最重要ワード、「境界線」とは何か
・実社会で関わりたい/あるいは関わるべきでない人間関係を、図をもとにレビュー

・すべての「境界線」の源である、健康な「家族」が有する機能とは何か
・健康な「境界線」が提供されなかった場合、どうなるのか
・健康な「境界線」が提供されなかった場合、どのようにして後天的に補ってゆくか


上記の知識を学ぶことで、「今ここ」の違和感の正体を言語化。
知識レベルの現象が、現実の中でも確かに起こっていることを、つなげて理解してゆきます。

仕組みを理解できれば、対処ができるようになる。
現実レベルでの違和感や、行動選択を、新しく変えてゆくことができるようになります。