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第7回 |
「『心』と『身体』の勉強会」のテーマ

この感覚から学びをスタート |
なぜ、気がつけば、自分より他人の都合を優先しているのか。
もはや、脊髄反射レベルです。
「どうしても、自分のことを優先にできない」
「理由が、うまく説明できない」
「でも、他人を優先しているうちに、1週間が、1ヶ月が、1年が過ぎていってしまう」

他人の気持ちや都合を慮れることは、いっけん、とてもよい行為として響きます。
でも、もしそれで、あなたの順番がいっこうに来ないなら、問題です。
このような繰り返しを続けていても、自分の人生に、展望がひらけてこないからです。

現実レベルの肌感覚・体感覚からスタート


まずは、毎回ここから、話がスタートします。

会社や社会・日常レベルで発生する、「あれっ?」という違和感。
行き違いや、心をざわざわさせるトラブル。

現実の中ではなぜ、どこかで見たような景色を、何度も再体験するのだろう......。

この根拠を、さまざまな具体的知識をまじえて、理解してゆきたいです。
その上で、現実から遊離しないよう、たとえば「『自分の命を、自分で守る』勉強会」や、「安心・幸せな人生の必須知識 | “無自覚型” 共依存を知る」で扱う知識で土台します。

ここまでが、スタート地点の確認です。

あらためて、今回のテーマ


その上で、あらためて私たちはなぜ、しばしば同じような現実を繰り返してしまうのか。

押し寄せる日々のあれこれにひるんだり、似たような景色を見てしまうのか。
あるいは、自分の現実を、みずから危険にさらしてしまうのか......。

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「共依存」という用語があります。

これは、有史以来、広く知られた現象をあらわします。
平易な言葉で表現するなら、「自分の人生であるのに、自分がお留守」という状態です。

代わりに、「共依存」現象の影響を受けた人が常時・無意識に行っているのが、他人のお世話。

社会でも会社でも、友人関係や交際・交友、あるいは原家族(生まれの家族)でも......。

「人の役に立たないなら、自分には価値がない」
ほぼ無意識・反射的に、このように感じてしまう。
結果、常に「お世話すべき重い人間」とばかり、関わりを持ってしまうかもしれません。

以下ついて、心理学的知識をもとに理解


以下すべて、心理学的知識・概念下で |
・[人生ステージ2]13-26歳の人間が、社会の中で回避すべき人間関係の基本知識

・社会人として絶対に作ってはいけない、巨大なリスクの人間関係が存在する
・作ると人生が破壊的になる/全力で回避すべき、人間関係の種類をレビュー
・その関係性に進んではいけないサイン・兆候・導入(=入口)部分をおさらい

・作ると人生が豊かになる/積極的に作るべき、人間関係の種類をレビュー
・健康的な人間関係のサイン・兆候・導入(=入口)部分をおさらい


上記の知識を学ぶことで、「今ここ」の違和感の正体を言語化。
知識レベルの現象が、現実の中でも確かに起こっていることを、つなげて理解してゆきます。

仕組みを理解できれば、対処ができるようになる。
現実レベルでの違和感や、行動選択を、新しく変えてゆくことができるようになります。