
【4 「やりたい!」に締切をあたえる】
今日は、ちょっとだけ冒険してみる回です。なぜなら、自分自身が知らないうちに縛られている鎖を、解き放つ時だからです。
第4回テーマは「『やりたい!』に締切をあたえる」です。
時々私たちは、
「ワクワクすることは、向こうからやってくる」
「いい子にして、順番を待たなければならない」
という錯覚を、信じ込まされていることに気がつきます。
学校や社会は、私たちがちゃんとした大人になるよう、育ててくれました。そのおかげで、たいがいの常識はある大人になることができました。でも時々、デメリットを感じることがあります。
「誰かが誘ってくるまで、きっかけができるまで待っている」という、順番待ち、指示待ちの幻想に縛られてしまうのです。
例えば、「あの人はいつも、自分のことを優先させる! そんな人が、なんでいつも幸せそうなの?」と、不平等に感じることがありませんか?
私は昔、躊躇なく素直に行動できる人のことを、そんな風に考えていました。
今だから分かるのですが、それは素直に行動できる人への、うらやましさも手伝った憧れの気持ちだったことが分かりました。
真実はこうです。
「自分から行動している人」が幸せになるのです。
「自分だけ中心の、ワガママな人」が幸せをつかむわけではありません。
行動するには、勇気が必要ですよね。だから、その勇気の対価として、幸せがやってくるのです。勇気を持って行動した分だけ、報われます。
おとぎ話の中では、幸せは向こうからやってきますが、よく考えるとおとぎ話のお姫様も、けっこうたくましいですよね。自分の欲しいものを知っていて、ちゃんと手に入れています。
私たちも、スケジュール帳の手を借りて欲しいものを探すことができます。
「きっかけは、自分でつくる」という心意気が大切です。
私たちは全員、自分の気持ちに素直に生きていいはずです。気持ちを素直に表現してもいいし、欲しいものややりたいことがあったら、素直に求めてもいいのです。
私の友人の話をします。
彼女は、外見だけ見ると、料理や映画鑑賞が好きそうな文科系タイプの女の子でした。周りにも似たような趣味の人が多いので、自分もそんなタイプだと信じていました。
しかしある日、パラグライダーが空を横切ってゆくのを見ているうちに、今の自分に違和感を感じたのです。
「私が好きだと『思い込んでいる』ことではなく、『本当に好きなこと』は何だろう??」
そして、灯台の時間(第2回配信のテーマ)を使って、とことん探しはじめたのです。
すると、文化系だと思っていたのに、実は身体を動かすことに憧れていたことが分かりました。
山に登りたい。ドライブに出かけたい。スポーツをしてみたい。バーベキュー、キャンプ…自由に自然の中を走り回りたい!
好きだと「思い込んでいる」ことではなく、「本当に好きなこと」を正直に見つめたら、今までのライフスタイルとは、まったく違う憧れが現れたのです。
彼女は今、新しい友人と一緒に身体を動かしたり、アクティブに活動したりしています。そして、類は友を呼ぶという言葉どおり、新しい場所には気の合う人たちがたくさん集まっていました。
「きっかけができるまで、待っている」と信じて、受け身のままで待っていたら、「本当の自分に出会えた、居心地いい居場所を発見できた」という気持ちには、なれなかったかもしれません。
あなたが本当に興味のあること…それこそ、あなたにとっての新しい出会いの場になります。
その場所に出会うことは、人生を変えるような出来事になるかもしれません。
そしてそれは、受け身の姿勢をやめて、1歩を踏み出すことから…「きっかけは、自分でつくる」ことからはじまるのです。
それでは、さっそく実行にうつしてみましょう。
スケジュール帳で、予定に締切をあたえるのです。
スケジュール帳にメモしていた、やってみたいことや興味のあることを、見返してみましょう。たとえば、「前から、サルサを踊ってみたかったんだけど…」と書いていたとします。
「気持ちは惹かれるけれど、踊ったことなんてないし、恥ずかしいし」と思うかもしれません。でも勇気を出すことが、キラキラした出会いへの第一歩です!
それが必要なのかどうかは、後から考えればいいことです。まずはやってみなければ、合っているかどうかも分かりませんから。
いつごろなら、サルサを踊りに行く心の準備ができそうですか?
例えば2週間後と決めたら、その週のページに「サルサを踊りに行く」と書いてしまいましょう。スケジュール帳には、すでにいくつかの予定や、仕事の計画が書き込んであると思いますので、空き時間を見つけて書きこみます。
ここで同時に、行動が必要です。
インターネットなどで気になるサルサパーティーの日程を調べて、問い合わせてみましょう。ひとりで行くのが気が引けるなら、友だちも誘います。
こうして決めたことをぜんぶ、スケジュール帳に書き込んでしまいます。
「きっかけは、自分でつくる」です。
ただ漫然と「いいことが来ないかな」「誰か誘ってくれないかな」と思っているだけで、ワクワクに締切を与えなければ、人生の時間はなにひとつ進みません。夢想しているだけで、実行にうつさなければ、新しい変化に出会うことはできないのです。
だからこそ、勇気を出して!
スケジュール帳で締切を与えて、実行してしまうのです。
あなたの時間は、あなたのもの。
周りの人にどう思われるかとか、こんなチャレンジをして恥ずかしいとか、思わなくていいのです。自分らしく素直に生きるために、私たちは生まれてきたのですから。
今週の目標です。予定に締切を与えて、実行してみましょう。
スケジュール帳に書き出した中から、この1週間で何かひとつ、実行に移してみましょう。
+ 次週の配信は、2008年5月29日(木)です。どうぞお楽しみに!