ONSA WORKSHOP | 今、対処できている。それは、自分の力を育てたから

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「時間」と「心」がテーマの著者、藤沢優月です。
「自分と、もっと出会ってゆく」がコンセプトの ONSA WORKSHOP を、書籍出版と同じ長さぶん、主催しています。


ONSA WORKSHOP にご参加の「お仲間さん」。
STAY HOME のさなか、日々刻々と進む歩みを、拝読しています。

一種特殊な状況の中、毎日、おつかれさまです。
歩みに敬意を込めて、私からは、「視点」の贈り物を。


ご自身では、もしかして、気づきづらいかもしれない。
それゆえ、サポート側から見えている景色を、贈らせてください。


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現実から、目をそらすことはできない



ご存知のとおり、今は、コロナ禍のさなか。

ただでさえ、大変な状況です。
その上、私(藤沢)自身も含めて、いわゆる ONSA WORKSHOP にご参加「お仲間さん」が抱える、共通の悩み……。

それは、「実家・身内の家族が頼れない」ということ。

それどころか、
気をぬくと、逆に、盛大にのしかかられる
こんなことかと思います。


(そうではない境遇の、皆さま。
このような事情を抱える人たちもいるのだと、読み流してくださいね。
この世界は本当に、いろいろな種類の人たちで、構成されていますね)


これが、いわゆる「機能不全家族問題」を抱える者の、泣きどころのひとつ。
ちなみに日本国は、この人口層が存在することを、はなから、計算には入れていないと思います。


ONSA WORKSHOP(対面式)の、ワークショップ・クラスで。言葉で、たびたびお話ししていますよね。

私たちが、どのような制度に、所属しているか。
その制度の、メリットと、デメリット。
自分の側で、留意しなければならない点……。


そんな中、同じ苦労を知る者として、
「心から、おつかれさまです」
と、労らせてください。

私たちにとってこの状況は、物心ついた時から、なかば「当たりまえ」と化しています。
ですが、何もかもを一人で抱え込むことは、そもそも、とても重負担なことです。


対処できているのは、自分の力が、育っているから



残念ながら、自身が抱える、このような現実を、ねじ曲げたり変えたりすることは、できない。
何百回も、改善しようと試みたけれど、できなかった。

そして、今や、体験的に知っている。
歩み寄ったり、改善したりしようとする方が、重負担で非現実的で、不毛な行為になってしまうと。


だから、この「変えられない条件」を織り込んだ上で、私たちは、人生プランを立てざるを得ない。

現実を、いったん、受け入れないといけないのです。

その上で、日々自分と向き合い、
「どうしたら、自分を、安全に保っておけるのか」
「自分自身を、自分の責任で、幸せにできるのか」
このことを、自問自答し、試行錯誤しています。


その方が、私たちにとっては、「現実的」な人生プランにできますから。


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そんな中、誰にとっても大混乱になる、コロナ禍です。
もし、今あなたが、過剰にパニックになったり、混乱していないなら……。

自分のすべきことや、目標が見えていて。

短期的にも、長期的にも、
「次は、このことを、乗り越えなくてはならない」
「目標は、こっち」
こんなふうに、行くべき方向が、定まっているとしたら。

それは実は、けっこう、すごいこと。
もっと言ってしまえば、この状況下では、かなり、すごいことだと思うのです。



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多くの方が今、実際に、自分の道を、見直す時にさしかかっていると思います。

大きな、外側の危機。
それは、人生を見直すことを、外側から強制的に、強いてくるからです。



そんな中、確実に言えることは、
「日ごろの、練習以上の力は、本番では出ない」
これです。

日ごろ、備えていない力は、危機の時には、出ないのです。


だから、あなたが今、比較的、落ち着いているとしたら……。
それは、まぎれもなく、ご自身の力。


平凡な日々の中で、コツコツ毎日、自分と向き合っている、その力。
毎日の「練習の、本番」の力が、日ごろと同じく、発揮できている。


毎日の、生き方を通じて。
ワークの中で、自分と向き合うことを通じて。

あなたの「生き抜く力」が、ぐぐっと、底上げされている証拠ですね。



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私たちも含め、誰もが、自分の人生を、自分の手足で生き抜いてゆく。

取り組まなければ、その力も、育たなかった。

だから、「やるぞ!」と決めて、日々、取り組んでいる……。
そんな自分自身に、感謝と敬意です。



それでは、また。
また、メッセージを書きにきます。