『未来日記』復刻 DIARY |[06]ぴらりと1通、封筒が届く。

「『未来日記』復刻 DIARY」として、連続でお届けしています。
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「出版社が潰れました。ごめんなさい」
そんな連絡が、当時の編集者から、ふらりとメールで届いてから。

書籍『未来日記』の置かれた環境は、激変します。


「本の在庫が切れたら、どうすればいいの?」
「誰に、連絡を取ればいいの?」

「ど、どうしよう」
「これは著者として、読者にどう説明をし、どう責任を果たしたらいいというのだ……」

第一、連絡を「取る」といったところで……。
出版社が、すでに潰れてしまっていますから、連絡を取る「先」がない。


連絡をもらったっきり、右往左往する著者の元に、ある日。
ぴらりと1通、封筒が届きます。

宛名には、
「藤沢 優月殿」
と書いてあります。

画像
| 藤沢 優月殿。

おそるおそる、封筒を開けてみると……。

そこには、堅い文面の印刷された紙。
紙の上には、「出資者」とか「管財」とかいう、法律用語が並んでいます。
おまけに、「破産管財手続」と、書いてある。

「管財……」

私はあらためて、出版社が本当になくなってしまったという現実を、再確認することになりました。



ふと見れば、封筒の中には、もう1枚紙が。
おそるおそる広げて、よく読んでみると。そこには、こんな記載がありました。

「もし、残っている書籍が欲しいのなら、実費での購入を承ります」
「ですが、購入の意思がないようでしたら、書籍『未来日記』は、断裁した上で、処分させていただきます」

……ええっ!?
本を処分!?

新品なのに!?
作ったばっかりなのに!?

【 復刻完了いたしました 】
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