ケアーにつながる |「発達障害(グレーゾーン)」を先入観ではなく、きちんと理解していますか?

「私は、『共依存』?」
「でも、少し違和感があるように思う」
本情報は、このような方に向けて、お出しする情報です。


現実の停滞は、「見直し」のサイン


ONSA WORKSHOP にお越しになる「お仲間さん(=お客様)」には、特徴があります。

それは、いっけん、とても「普通」であること。
社会的にも、決して「病的」という感じではないこと。

主訴は、「生きづらい」……。
でも、事実として、人とコミュニケーションが取れること。

就職率や、社会性が高いこと。
その上で、ご自身の認識として、「人が苦手」「不器用」であることが挙げられます。


このような主訴でお越しになり、サポートを求める「お仲間さん(=お客様)」の中に、約10%-15%ほどの比率で、発達障害(グレーゾーン)の皆さまが混じり込んでいらっしゃいます。
これが、ONSA WOKRSHOP に集う層の、特徴です。


ご自身では、いわゆる「機能不全家族」「共依存」問題……「アダルト・チルドレン」「繊細な人(HSP)」「『毒親』問題」と考え、弊社にお越しになった。

けれども、データで調べてみると、生きづらさの原因が、「発達障害(グレーゾーン)」に由来していた。
検査してみた結果、原因の由来が異なっていたことが、明らかになるパターンです。
【ご自分で信じ込んでいた原因】

・機能不全家族問題
・いわゆる「共依存」問題
・「毒親」問題(親による、暴言や暴力による傷つき)
・アダルト・チルドレン問題
・「繊細な人(HSP)」問題
・インナーチャイルドの傷つき
・境界性(ボーダーライン)パーソナリティ障害
・自己愛性パーソナリティ障害
・双極性2型
・神経症
・不安障害
・鬱症状あるいは鬱病
……等

【検査結果により、わかった原因】

・発達障害(グレーゾーン)
* 発達障害検査で、数値データによって判明する、ごくごく軽度の発達障害

このパターンの特徴として、次のことが挙げられます。

発達障害(グレーゾーン)である、自覚がない・自覚が持てない
・社会的な行動レベルは、「普通」の領域におさまっている
・そのため、専門の検査で調べてみないと、自分の発達障害(グレーゾーン)に、気づくことができない
・検査データには数値で、「発達障害(グレーゾーン)」であると、具体的にあらわれている


本ページでは、このようなパターンについての、情報をお出ししています。


「共依存」のあらわれと、「発達障害(グレーゾーン)」のあらわれは、似ている場合がある


いわゆる「共依存」のあらわれと、「発達障害(グレーゾーン)」のあらわれは、似ている場合があります。
素人目には、判別が難しく感じるのです。

そのため、まずはリストを使って、簡易チェックをしてゆきます。


リストを見てゆく際には、「客観性」を、重要視します。
つまり、「自分が、どう感じるか」ではなく、他人から見て自分がどう見えるかを、重要視します。


自分が、以下のような状態になっていないか、チェックしてみてください。

[1]
物理的あるいは精神的な意味で、家族や友達、恋人とべったりで、離れられない。

[2]
人との適切な距離感が、理解できない。
人と離れると、心細くなる。

[3]
他人の力を借りないと、何かが全うできない。

学生時代も、その時々で誰かに手伝ってもらいながら、課題をクリアしてきた。
社会に出てからも、誰かに手伝ってもらったり、指示してもらわないと、仕事や日常生活が進められない。

逆に、誰かに指示してもらったり、マニュアルのある仕事は、上手にできる傾向がある。
(たとえば、40代まで「マニュアルありき」「指示ありき」の仕事を、担当しているなど)

[4]
人に頼らないと、現実が立ちゆかない。
どこかに行けない。手続きができない。お金の管理ができない。
旅行に行ったり、出かけたりするのが、予測困難でいろいろ怖い。

[5]
年齢に応じたライフステージということが、実感として、今一歩理解できない。
あるいは、年齢に応じたライフステージに、至れていない。
(* あなたがまだ、学生である場合は、イメージしづらいかもしれません。その場合は、ひとつ後の表も、参考にしてください)

[6]
相応の年齢に至っているにもかかわらず、老後を含む、将来のことを「具体的に」考えていない。
不安は覚えるが、行動レベルに、移れていない。

あるいは、どうやって生き抜いてゆくかの戦略を、うまくイメージできない。
焦りはあるが、実際の行動を変えさせるほどの焦りではない。

本当のところの実感としては、ものごとの大きさが、理解できていない。
それゆえ、行動がともなっていないという、事実がある。

[1]
「やろう」とは思うのだが、実際には、「できていない」ことが多い。

[2]
「自分なりに『できるだろう!』と想定している」レベルと、実際に「できる」レベルとのあいだに、大きな差があるようだ。

[3]
自分の中の考えや意見と、「現実」の間の想定が、かけ離れていることが多い。

[4]
学校生活の中、その後社会生活の中で、人に実際に手助けを受けたり、助けてもらうことを中心にして、その時々の課題をクリアしてきた。

[5]
自分自身の力で、適切に決められない。
つい、人の考えに、依存してしまう。
いつまでたっても、自分で決めたことがなぜか、想定とかけ離れてしまう。

[6]
時間管理、金銭管理、身の回りの管理、家事などが苦手。
がんばろうとチャレンジしても、現実として、うまくできないことが多い。
学生の場合は、提出物などを、忘れがちになってしまう。

[7]
年齢を重ねても、年齢相応の「外側」(仕事や収入など)が、ともないにくい。
学生の場合は、授業やテストなどに、ついてゆけないことがある。
あるいは、特定の科目のみ、極端についてゆけない科目がある。

[8]
いろいろなことに対して、
「それが、自分宛に言われていることだ」
「自分も当事者なのだ」
という意識が、薄いか、無い。
当事者として、ものごとを自覚できないことが多い。あるいは、そう言われる。

[9]
「空気が、読めないね」
「空気を読んで」
と、他者から言われることが多い。
あるいは、そう感じることが多い。

空気を読んでいるつもりでも、実際は空気……「非言語コミュニケーション」が、読み切れていないことが、結果的に多い。
それゆえ、いつも「気づくと、トラブルの中にいる」という状態になる。

[10]
後から考えるとわかるのだが、なぜか同じ間違いを、何度も繰り返す傾向がある。
しかも、その間違いに突入する最初に、「同じ間違いに突入しようとしている」と、気づくことができない。


このようなケースに当てはまったら、それは、いわゆる「共依存」ではないかもしれません。
これらの症状は、いわゆる「発達障害(グレーゾーン)」の、典型的な症状に似ています。

ONSA WORKSHOP にご参加の方の中で、ご不安に思われた方は、独り決めせずご相談ください。
専門知識も検査データもなく、勝手に独り決めするのは、危険な行為です。



早く気づいて、ケアーにつながる


いわゆる「発達障害(グレーゾーン)」に該当する場合は、なるべく早く、適切なケアーにつながることが重要です。
なぜなら、無自覚のまま人生の時間が進むと、社会的に難しい問題を抱えてしまう可能性があるからです。


自分では、いわゆる「毒親問題」と信じ込み、「治る」と信じ込んでいた。
ですが、「発達障害(グレーゾーン)」は、脳の機能障害のため、基本的に「治る」ということがありません。

そのため、現実にうまく適応してゆくために、異なった訓練方法を使ってゆきます

(ONSA WORKSHOP では、その訓練方法は、扱っておりません)


このような、データがあります。
ホームレスの方々を、調査した結果です。
実に6割前後が、何らかの医療的補助が必要な状態だったと、判明したリサーチです。

東京都で行われたリサーチでは、ホームレスのうち、実に6割以上に、何らかの精神疾患が見つかったと言われています。

リサーチ名 |
東京都の一地区におけるホームレスの精神疾患有病率

名古屋市で行われたリサーチでは、ホームレスの3割に、何らかの知的障害が見つかったと報告されています。
(精神疾患は、東京のリサーチと同じく、6割以上にみられたと報告されています)
なお、このリサーチでは、「知的障害」の IQ を「70以下」としています。そのため、IQ 70以上を有する、いわゆる「ごくごく軽度な発達障害」は、調査結果に含まれていません。
そのため、いわゆる「ごくごく軽度な発達障害」のケースを含めますと、実際のパーセンテージは、もっと多くなると推測されます。

リサーチ名 |
名古屋市におけるホームレスのメンタルヘルス実態調査




無自覚であるよりも、自覚できた方が、ずっと安全


「ホームレス?」
「それは、極端」
「それは、私には関係がない」

たいていの方が、そう思われるでしょう。
ですが、本当に、そう言えるでしょうか。


いわゆる「発達障害(グレーゾーン)」には、「無自覚である」という特徴があります。
つまり、自分で、自分の状況に、客観的に気づきづらいのです。



そのため、その無自覚さのまま、年齢だけがが上がると、社会的な問題を抱えるようになります。

時間がたつごとに、職を失ったり、家を失ったり、社会保障を失ったりする可能性があります。
男性は軽犯罪(刑務所等)、女性は生活能力の混乱(暴力の対象や、生活保護等)に、つながりやすいと言われています。


なるべく早く検査を受け、診断を確定することが必要なのは、このような理由によります。
勇気を出して、自分の人生を守ることが、必要とされています。


そのため ONSA WORKSHOP では、該当する可能性のある「お客様(=お仲間さん)」に、積極的に検査をうながしています。



・ONSA WORKSHOP 中で、念のために、発達障害検査を受けることを勧められた場合は、ご協力をいただけるとありがたいです。

・該当「するか」「しないか」の正確なところは、検査結果の数値を見るまで、誰にも分かりません。独り決めせずに、ご自身の人生や未来を、大切に考えてください。

・「発達障害(グレーゾーン)」では、発達障害で「あるか」「ないか」は、問題になりません。そうではなく、検査結果にあらわれた、具体的な「数値」で判別してゆきます。

・ONSA WORKSHOP をご受講のお客様のうち、念のために検査を受けたい方は、ONSA(弊社)にご相談ください。
弊社は医療機関ではありませんので、検査は行なっておりません。その上で、検査を受けるための具体的な方法を、ご案内いたします。
・誰でも、「意味がわかりたい」「よい人生が送りたい」と願っています。
そして、その願いを現実にするために、とりうる方法は、人それぞれ異なります。

・ご自身に合った方法を、探してみてください。
合うところ、合う方法は、全員異なります。
ご自身の気持ち・思いを大切にして、自分の未来を、大切に考えられますように。

| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ

ONSA WORKSHOP は、「元・体験者」「回復者」が主催しているワークショップ。
いわゆる「機能不全家族問題」「共依存」のテーマから、実際に回復(リカバー)した者が主催する、実践的な内容。
すでに、長い開催歴があります。

詳しい来歴は、「私たちの想い | 運営者情報」でもお読みいただけます。