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第8回 |
「『心』と『身体』の勉強会」のテーマ

この感覚から学びをスタート |
現実で、ひどく困っていることがあるわけではないのに、「私は、存在してもいいのですか?」という感覚が拭い去れません。
ここにご縁をいただく方は、おそらく、周りに頼られ、認められているでしょう。 穏やかな人柄であり、輪を保って、やってゆくことができているはずです。
仕事や社会性といった、外側の現実で、大きくつまずいているわけでもない。
本来なら、誰かと絆を築き、いわゆる「普通の人生ステージ」の階段をのぼっているはず。

それなのに、「存在してもいいのですか?」という不思議な感覚が、いつも基調低音のように存在する。
この、不可解な感覚に圧倒され、人生選択をする「資格がない」と感じたまま、凍りついてしまいます。

現実レベルの肌感覚・体感覚からスタート


まずは、毎回ここから、話がスタートします。

会社や社会・日常レベルで発生する、「あれっ?」という違和感。
行き違いや、心をざわざわさせるトラブル。

現実の中ではなぜ、どこかで見たような景色を、何度も再体験するのだろう......。

この根拠を、さまざまな具体的知識をまじえて、理解してゆきたいです。
その上で、現実から遊離しないよう、たとえば「『自分の命を、自分で守る』勉強会」や、「安心・幸せな人生の必須知識 | “無自覚型” 共依存を知る」で扱う知識で土台します。

ここまでが、スタート地点の確認です。

あらためて、今回のテーマ


その上で、あらためて私たちはなぜ、しばしば同じような現実を繰り返してしまうのか。

押し寄せる日々のあれこれにひるんだり、似たような景色を見てしまうのか。
あるいは、自分の現実を、みずから危険にさらしてしまうのか......。

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上記を理解するために、「ライフステージ」という概念を学びます。

今回は、人生のステージでいえば「第3ステージ」にあたる、26歳から39歳までがテーマ。
この年齢の期間に、周りの環境を通じて学ぶはずである「普通」「健康」の感覚を、言葉・理屈で学びます。

逆から言えば、この「普通」「健康」を学ぶ機会がないなら、健やかさの基準がずれてしまう。このずれが尾を引き、現実の苦しさや違和感に、影響を与えるかもしれません。
ひいては、ここから先の選択が、自らが望まないほうへと、ずれてゆくかもしれません。

以下ついて、心理学的知識をもとに理解


以下すべて、心理学的知識・概念下で |
・[人生ステージ3]26-39歳の人間が必要とする、「大人」としての普通・健康

・大人・成人(=主に26-39歳ごろ)の普通・健康とはどのようなものか
・以下すべて、心理学的な知識を土台とした、普通・健康の定義を確認

・「仕事」に関する考え方の、普通・健康の範囲
・「結婚」に関する考え方の、普通・健康の範囲

・親子関係(自分の親)に対しての、普通・健康の範囲
・親子関係(自分の子/いる場合)に対しての、普通・健康の範囲


上記の知識を学ぶことで、「今ここ」の違和感の正体を言語化。
知識レベルの現象が、現実の中でも確かに起こっていることを、つなげて理解してゆきます。

仕組みを理解できれば、対処ができるようになる。
現実レベルでの違和感や、行動選択を、新しく変えてゆくことができるようになります。