開催コースのテーマ |
今回のテーマは、「人生に遅配はあるが、誤配はない」。
「交流分析(Transactional Analysis)」という心理学概念の中から、「人生脚本」という考えを学ぶことで、心から望む・新しい選択の一歩目を準備する回です。
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コース難易度・およびご参加順位
開催テーマの説明
「人生脚本」という考えは、「交流分析(Transactional Analysis)」における、重要な概念のひとつです。
日常レベルの光景で見れば、このような動きをさすかもしれません。
- この場合は、私がこのような選択を、しなければならない気がする
- ほら、やはりこの選択が歓迎されていた。状況が、綺麗にまとまった
- そして、私もやはり、どこかホッとしている
「ある種見慣れた、扱いに慣れた状況が、繰り返し発生して、いつもの結末に落ち着く」
そこに参加する顔ぶれや状況は、毎回異なります。
ですが、常に既視感のあるような、どこかで見た景色の、繰り返しバージョンのような情景が、延々続いてゆく感覚。
このような状況は、ある種、日常の中に溢れていることでしょう。
ですが、やや困ったこともまた、発生しているかもしれません。
普通は、経験を積むほど、さまざまな状況判断が、うまくなってゆくはず。
でも、どれほど状況処理が上達しても、どこか既視感のある流れから、出られなくなっています。
なぜ、このテーマが重要なのでしょうか。
それは、「人生脚本」という心理的な仕組みには、ある種の隠れたプロット(筋書)が存在するためです。
そのため、表面的な状況・配役・条件が異なっていたとしても、けっきょく「人生脚本」のプロットどおりに、参加者全員が、無意識に行動することになってしまいます。
生きていくことは、こんなにも自由で、幸せってこんなにも私自身のために生きることだなんて誰も教えてくれなかったです。
(ご参加者様より)
見せて頂いた「完璧」と「安心・安全」の図に、目から鱗でした。
「完璧になること」と「安心・安全になること」とは全く別のベクトルだということ。
頭では分かっていたけれど、あの図のおかげで、心でも理解することができたと思います。
目標 - 同開催で達成すること
この「人生脚本」のまずさは、そこに、隠れたプロット(筋書)が存在すること。
そして、そのプロットが導く結末が、毎回、同じ場所となることです。
要するに、無自覚に「脚本」に参加している全員が、あらかじめ予定調和された結末に、自覚なしに向かっている。
しかも、無自覚に向かっているのは、このような結末となります。
- 最終結果がよいとは、おそらく言えない。でも、とても慣れた、なじみのパターンである
- 将来性もまた、おそらく無い。でも、予定調和の結末は、心理的にほっとする
「人生脚本」の報酬。
それは、全員で予定調和(=将来性に欠ける、でも心理的な安堵)を作り出し、かりそめの安定を継続すること。
それゆえ、この「人生脚本」の流れに、無自覚のまま、無意識に合流している時。
どれだけ努力を重ね、新しい成果を得ようともがいても、そのような結果には至れないでしょう。
そのため、本開催回では、「人生脚本」概念について知的に整理。
どのような時、無自覚に「脚本」に巻き込まれてゆくのか。
「脚本」の中で、実は何が起こっているのかについて、理解を深めてゆきます。
この目標を達成すると、その先には、どんな景色が見えてくるのでしょうか。
その先に見えてくるのは、「なるほど」という、納得の感覚です。
なじみのパターンの引力は、非常に強く、そのパターンの参加者全員を、予定調和的に引っ張ってゆきます。とはいえ、自分の選択だけなら、変えることが可能。みずからが、「人生脚本」のパターンから出て、新しい選択を行うことができます。
とても大きな「勉強会」でした。今も心と身体が驚いています。
「自分と自分との繋がり」「自分と社会との繋がり」をそのように断ち切られていたのかと、言葉と実感を持って理解できたように思います。
自分が納得していない選択は、いつまでも満たされるということがない。
自分が納得した選択は、安心できて、長続きする。
それを目指していきたい。
| [付記] 繰り返しご参加の皆さまのために、心理学用語で、本開催回のテーマを掲示いたします。 本回にて取扱のテーマの範囲は、以下となります。 |
・「人生ステージ4」についての解説 壮年期(39-52歳・それ以降)は、成熟した大人 -「大人の先輩」の時期 ・この人生ステージまでに「自立」が達成できなかった人が陥る状態 -「依存」 「共存」現象の基本のあらわれを、ひとしきり、すべておさらい ・「依存」と言われる状態が、具体的にどう悪なのか、基本知識を整理 ・「依存」と言われる状態を、なぜ避けなければならないのか、基本知識を整理 ・嗜癖(しへき)行動・調節障害・愛着形成等、「依存」に関係する基本概念を整理 ・「依存」からの、人生「回復」作業プロセスに関する基本知識を整理 |
