2020.09-12月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.1(前期日程)」いよクラス

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タイトルはじまり目印

A. Y. さん(40代以上/東京都よりご参加) いよクラス



タイトル下の線


この3ヶ月でわたしは自分のことを「根源的に悪いもの」だと思わなくなってきたよね。
今までのわたしはずっと自分のことを何か「悪いもの」だと感じていたのでとても辛かったよね。

自分が悪いものだから感じていたのではなくて、わたしの子ども時代にそういう仕組みができていたことを学んだおかげでわたしは自分の良さを再発見できたよね。
だから今は3ヶ月前よりも少し安心感が増したように感じているよね。

リラックスして自分の中心にいるとき、無理をしていない時、わたしは自分のことを追い立てたり責めたり否定したりすることをしないでいられたよね。
わたしはその感じを何度か味わうことができたよね。


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わたしは子ども時代の自分の苦労を客観的に見る決心をしたんだよね。
それをちゃんと引き受けようと決めたよね。

わたしはとても勇気がいる決心をしたと思うよ。
わたしの子ども時代は実際に難しいものだったということを受け入れられたら、わたしの中から自分に優しい気持ちが自然に湧いてきたんだよね。

わたしは「自分は失敗もする」ということを自分に対しても周りの人に対しても認めてもいいんだって感じられたんだよね。
今までのわたしは自分が失敗する生き物だということを人にも自分にも隠しておきたかったよね。

それが知れてしまうのはすごく怖いことだったよね。
わたしは自分が失敗するなんて認めたくなかったんだよね。

失敗する気持ちもできなくて悔しい気持ちもとても不味くて嫌な気持ちになるんだよね。
わたしはその嫌な気持ちはできれば避けたいんだよね。
でも今はそんな嫌な気持ちでも避けては通れないのだということを受け入れられるようになってきたね。


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自分の人生なのに自分が不在だということに気づいた時はわたしはびっくりしたよね。
わたしはまるで追い立てられて煽られて、空っぽのままでただとにかく「こなして」いたんだなって感じたよね。

その場の必要に応えて演じ続けること、割り振られた役割を生きてしまうだけの時間しか知らないということを改めて「見た」ときわたしはショックだった。

反応と反射だけで「自分が」ない。
「対処」だけがあって「主体性」がない。

そのことを受け入れたこと、気づいて認めることもまた勇気がいることだと思うよ。
認められた、ということはそこから何かを変えることができるとわたしは思うよ。
わたしはそのことも引き受けよう、まっすぐに見ようとしている。

目を逸らしたい自分もいるよね。
なかったことにしたい、うやむやにしてしまいたい自分もいる。わたしはそれをうやむやにしたくない。
わたしは粘りたい。
わたしは自分をまた少し頼もしくなったと思うよ。


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わたしは本当に「自分のこと」を考えていい時間がちっともない状態がずっと続いちゃったんだね。
わたしが「自分に夢中になる」には必要な条件がいくつも揃っていなかったんだよね。
すごく苦しくて大変な子ども時代を子どもながら精一杯に生きてきたんだね。

わたしは知らなかったことを知って行くのは楽しいこと、嬉しいことだと思う。
直面するのが辛くても現実の方ををみたほうがいいと思う。

そしてわたしは自分のことをもう「悪いもの」だと思わないよ。


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読んでいてわたしは、まだまだいろんなことを「周りの」せいにしちゃっているんだなって思ったよ。
親を恨んでいる子どもの頃の自分の気持ちが垣間見えたような気がした。

わたしは恨んでいるんだよね。
わたしはすごく外へ向かっているんだと思ったよ。

それぐらい腹立たしかったよね。
許せなかったよね。
納得がいかなかったよね。

小さい頃のわたしはやっぱり納得できなかったんだとわたしは思った。
そしてそれは当然だったんだとだんだんわかってきたよ。


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わたしは自分がこの3ヶ月、考えながら、悩みながら進んできたことを誇りに思うよ。
毎日時間を作って向き合ったね。

休みを取ったり、美味しいお蕎麦を探したり、税金のことを調べたり、行動することもできたよね。
スケジュール帳には小さな予定を書き込めるようになってきたよね。これをやろう、と決めて、それをとにかく書き込むというステップまで進めるようになったし、それをできたときに嬉しい気持ちも体験できたね。

自分が一人ではできないことに直面したときに、助けを求められるようになったよね。
こんなことでこんな風に困っているから助けてほしい、と言えるようになったよね。
そのおかげでわたしは問題につまづいてどうすることもできない状況から一歩進むことができたよね。

また少しずつ、できたことを集めることができたよね。
この後の毎日もそうやって小さなできたを集めながらゆっくり行こう。