2016.01-04月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.2(後期日程)」ふたごクラス

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タイトルはじまり目印

A. K. さん(30代/北海道よりご参加) ふたごクラス





今回もまた、お世話になりました。
一人だけでは、自分に向き合う時間も方法も、まるで違ったものになったことと思います。

この12週間、ちょうど仕事関連で帰省する時期にタイミングが合い、実家滞在中に1週目が始まり、最終週はその次の実家滞在の影響が抜けないうちに終了することとなりました。

私は実家に直接関わると感情的に揺さぶられて消耗するため、Web. WORKSHOP を読み返すと、最初の方と最後の方が動揺してぐるぐるした気持ちで書いているのがよくわかりました。

ダメージが大きいので実家滞在はなくしてもいいとも思いますが、この数回の滞在でやっと母と腹を割った話ができるようになったのでもっと話したい気持ちもあり、ダメージを受けつつも滞在してしまっています。

そうやって母と話す中で Web. WORKSHOP について思ったことがあります。

第一週にする自己紹介の「私の歴史」「家族歴」に始まり、私は中で、辛かった生家での記憶について書くことが多いです。
本当に辛かったし、酷いことをされたと思うから。
ただ、何度も Web. WORKSHOP を繰り返して「私の歴史」「家族歴」や辛かった出来事を繰り返し書くうちに、酷いことをされた=愛されていなかった、と自分に刷り込んで余計に辛くなることもありました。
本当に幼い頃のことについては、母から聞いた母視点の話だけを信じて、事実の一部を決まった角度からだけ信じ込んでいることもあるのに、書き連ねるうちにそれが真実として強化されていたり。

今の母は私がぶつかれば向き合う姿勢でいてくれるので、話をするうちに、自分で強化した「愛されていない子供だった」ことについては多少なりとも齟齬があったと感じています。
少なくとも両親は私を愛そうとは思っていた。
できる時は愛してくれた。
精神的に私が必要なものは全然足りなかったけれど、親が与えたいと思ったものについては(母だけは)身を削ってでも与えようとはしてくれた。
私が何を必要として、どういう状態なのかは「悪意なく」知ろうとしなかったけど。

「悪意なく」傷つけられる部分にはしっかりと境界を引く必要がありますし、私はそこが弱いと思います。
そこは、出来るようになるまで訓練をしていくところです。
でも、私が欲しかったのは、母に、ありのままの私で「愛されている」「関心を持ってもらえる」ことでした。
その部分については、一人で辛い思いのままで完結させなくてよかったと思います。


文節区切りの線

優月さんが口を酸っぱくして
「Web 空間のデメリットは、バーチャルワールド(架空世界)であるということ。つまり、実際に『対面』して再訓練をしたり、現実の迫力を感じたりすることが、限りなくできないということ。」
「安全な場所を、回復のために適切に利用すること。
でも安全な場所が、『現実』だと思い込まないこと。」
…諸々のことを書かれているけれど、本当にそうですね。

辛い時、自分だけの視点から見た物事は、回復のための作業だって悲観的に見えます。
自分の欲しいものを知って、現実の中で、Web. WORKSHOP で得た知識を試して行くことがないと、進んでいるかどうかもわかりません。
私は今回の Web. WORKSHOP 中、自分に必要なやり方を組み合わせることを、試行錯誤して行ったのだと思います。



タイトルはじまり目印

H. N. さん(30代/香川県よりご参加) ふたごクラス





習慣は手ごわい、けど変えていくことができるんだ。
ということを、今回感じたね。
今回は、同じワークショップを三回目の受講だったからか、
より課題がはっきりしてきたと思った。自分の中でここが一番弱い! ということもわかったし、他の課題も繰り返し受けることで少しずつだけど身についてきているのがわかってよかった。

三回目でも、まだ初めて腑に落ちた! みたいなところもあって、
自分の今の癖の根の深さに、ショックを受けたときもあったけど、
少しずつ進んでいる自分をいつでも応援しているよ。

だんだんと、自分の心との壁が少なくなってきていることも感じているから、
自分の心と常につながっていられるように、歩こうと思っているよ。


今まで、私以外の何かに一生懸命なろうとして苦しかったけど、
今は私が私であることの大切さをとても感じているよ。

もっともっと、私を追及してみたい。
そして、これからも、私を一番大切にしていくね。