2014.07-10月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.1(前期日程)」やまぶきクラス

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タイトルはじまり目印

A. T. さん(30代/東京都よりご参加) やまぶきクラス





ぼうっとしていれば、あっという間に過ぎてしまう3ヶ月間。
私にとってはとても濃い時間だった。

始まりはとても怖かった。
共依存の問題に取り組めば、もっと生き易くもっと楽しく生きられるような気がしていたのは大間違いだった。

恐ろしいくらいに自分と自分の周りの共依存に無自覚。
課題を進めていけばいくほど回復の道が遠のいていった。
何て事に手をつけてしまったんだろう…、何もかも望みを失ったように感じた時間もあった。
全てが闇につつまれたような不安な感覚。私はどうなってしまうんだろう?



世界が闇に包まれたわけではなかった。
闇の部分に目を向けず、見て見ぬ振りしてきた結果だと気がついた。

一体この年になってこんな大仕事できるんだろうか?
今更始めたところで人生のやり直しができる年でもない。
結婚して、子どももいる。私にどうしろっていうの?


選択はシンプルだった。
このまま共依存の中で生き続けるのか? いまからでも人生を生き直すのか?

今まで生きてきた中で感じていた苦しさ空しさ。
その理由が週を重ねるごとに理解できた。
不安だらけだったけど、優月さんの言葉、仲間の投稿、カウンセラーさんや本に助けられ励ましをもらいながら自分の気持ちと向き合い続けた。


『未来日記』の中では常に自分に正直でいられた時間だった。
怖い、辛い、憎い、悔しい、不安、寂しい、悲しい、恥ずかしい。ごまかさないで、正直に対話した日々は確実に心の筋肉をつけていった。


そうして過ごした約3ヶ月間。
不安でどうしようもなかった気持ちは、共依存からの回復にずっと取り組んでいくという覚悟に変わった。

あれほど不安な気持ちもどこかに行ってしまった。
そんな時間があったことすら実感がない。
『未来日記』や課題が残っていなければ、今の自分があるのを当たり前に思っていたと思う。


ワークショップを受けるのだけでは回復につながらない。
どれほど自分に正直になれるか、自分を寄り添って励ましを与えられるか。
毎日起こる目の前の小さな出来事、小さな選択にいつも回復への鍵がある。

それを毎日、毎瞬、自分で選んで続けること。
そういうことを大切にした3ヶ月でした。


文節区切りの線

優月さんがよく言っている、「答えは自分の中にある」という言葉。
本当にそうでした。
ワークショップのコースを全部受ければ回復するなんて非現実的でした。
それが「子どもの魔法の思考」なんですね。頭では分かっていても、どこか期待する自分もまだいます。

自分を見ないようにしなければ生きられなかった子ども時代。
私は悪くなんてなかった。
感情をマヒさせなければ生きのびることが出来なかった。
自分を責めることしか出来なかった私。

今責めてしまう自分も、過去の自分も、全部そのままでいいよ、十分だよっていいながら一緒に歩き続けた時間。
少しずつ、少しずつ、自分重心で選択できることが増えてきました。
このワークショップの前に受けた「境界線ワークショップ」で「自分を尊重する=他人を尊重する」を学んだことも大きな助けになりました。


共依存になったのは私の責任ではない。
だけど、共依存から回復するのは私の役目。私にしかできない仕事。
これからも自分に寄り添いながら、自分を大切に、思いっきり生きてみたいです。


やまぶきクラスのみなさん、3ヶ月間ありがとうございました。
優月さん、ONSA スタッフのみさなん、いつもありがとうございます。
今後もよろしくお願いします!




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N. T. さん(20代/東京都よりご参加) やまぶきクラス





このコースを振り返ってみて、本当に一つ一つの課題が濃厚だったと思う。
後半失速してしまった部分もあったけれど、振り返ってみて少しずつだけど、知識を吸収して少し前に進めているかなと思う。

このコースを受けて、「共依存」は本当に怖いもので、やっかいなもので、こうやって取り組んでみて長期戦になりそうだなとは痛感してる。
でも、長期戦の中でもこうしてコースを受けていて少しずつ変化している私もちゃんといる。


子供時代を振り返って、何が起きても感情を押し殺してそれが当たり前と思っていたものが、今は「それは嫌! もう嫌だ! 巻き込まれたくない!」と強く思うようになった。
我慢しすぎて麻痺していた感情が正常に戻っているのを強く感じてる。

それに「ちゃんと自立したい、健全に生きていきたい」、「仕事は自分が興味をもてて、心穏やかに過ごせるところで働きたい」という自分が今後どうしたいのか、どう生きていきたいのかが見えてくるようになった。

課題に取り組めば取り組むほど、自分を深く知ろうとすればするほど、少しずつ自分の本当の感情や願いが見えてきた。
それがすごく嬉しい。


まだまだ自分や相手を責めちゃうことはあるし、自信もまだないし、自分を好きになることも課題だけど、『未来日記』や手帳や本やカウンセリングを受けて、自分をもっと生きやすくしていこう。

もう少し踏ん張ろう。
私ならできるよ。




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K. M. さん(30代/長野県よりご参加) やまぶきクラス





このワークショップを開催してくださった、優月さんを始めとする ONSA の皆さまに、まずは感謝申し上げます。
ここでは安心して、自分の気持ちを表すことができ、お陰でいくつもの気づきを得ました。
ありがとうございます。

そして、一緒に12週間を歩き続けていらっしゃった、参加者の方々にも感謝致します。
皆さんがそれぞれの課題と向き合っていらっしゃることが、心強かったです。


最後に、私にありがとう。
このワークに参加してくれて、ありがとう。

本当にゆっくりと、でも、着実に変わり始めているね。
ゆっくりゆっくりとしか進めないくらい、大きな課題と向き合っているのだと、気づけたね。


文節区切りの線

ここで示されるテーマやメッセージをガイドにしながらも、色々なことに気づけているのは、自分自身でした。
「~しなさい」と、誰に言われたわけでもなく、自分で「○○したい」「○○に困っている」と感じることができていました。

そういうことなのだよね。私の生き方は、誰にも強制できないのです。
家族にも、家族以外の人にも。

私が必要だと思うものを取り入れ、私が学びたいことを学んで行くのです。
それが、私らしい生き方なのです。

具体的にできるようになったことは、前回のワークショップで手帳を向き合い始め、今回のワークショップで日々『未来日記』と向き合う習慣がつき始めたことです。
まだ、忙しさに巻き込まれて、手帳に詰め込み過ぎたり、『未来日記』を開けない日がぽつぽつとあったりはするので、これからも転ぶ度に立て直して、自分と手を離さないことを当たり前にしたいです。


「じかんのきろく」を読んでいて、いくつか目についた気づきは、

(1)「向き合わない」ことが私の課題であると感じていること
(2)家の中は流されやすい場所だと感じていること
(3)何もしたくないときどうするかということ

です。

(1)は、本当に困っています。義務や苦手からすぐ逃げたくなってしまう。
そもそも、なぜ義務になってしまったのか、何が原因で苦手なのか…そのあたりを見つめることから、始めようと思いました。
そのためには、やっぱり『未来日記』をつかうこと、そして、手帳で「灯台の時間」を確保することが必要だと思っています。


(2)は、片付けや、深呼吸など、切り離す、切り替える方法をいくつも見つけて、自分を守れるように何とかしていきたいです。


(3)は…まだ答えは見つかっていません。
気力や体力をつける方法を、これからも探していきます。


(1)~(3)の課題と取り組みながら、最終目標である、「私にあった自立」を求めて、これからも歩き続けます。
私がせっかく私として生まれてきたのだから、私だけのこの毎日を大切に生ききりたいです。

また、次のステップでワークショップにお世話になると思います。
今後とも、よろしくお願い致します。