2015.11-2016.02月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.1(前期日程)」あきののげしクラス

画像
タイトルはじまり目印

Y. T. さん(30代/島根県よりご参加) あきののげしクラス





このコースは2回目でした。
1回目は、自分が共依存なのか分からないままの状態で参加しましたが、今回は、私はどっぷり共依存なのだと自覚した上での参加となりました。

改めて家族問題を振り返ってみて、
訳も分からず苦しい状態になっていること。
苦しいのにどうしたら苦しさから解放されるのか分からない。
どうして私はこんなにダメなんだろう…。
という思いにきちんと原因と仕組みがあったこと。
それに、私が「苦しい」と感じていたことは正しかったこと。
それがよく分かりました。
私の心は何度も何度も何度も苦しいってサインを送ってくれていました。

私は私の感覚を信じていいんだって分かりました。
安心して信じていい。
なんだ、そうか。そうなんだ。
私が私を信じる。
私が私を大切にする。
こんなにシンプルなことなのに、混乱していて、複雑になっているのが共依存の状態なんだ。
このことが、ようやく分かりました。
ここからまた、私との信頼関係を築いていくスタートになりそうです。


そしてもうひとつ大きな発見がありました。
苦しさの根っこにはいつも、
『私には価値がない』『愛される価値がない』
という思いがあることに気づきました。

子どもの私は、「私には価値がない」と感じて傷ついていました。
これがすべてのルーツになっている。
私の問題は山積みになっていて、混乱していて、複雑になっていると思っていたけど、すべてここにつながっていました。


それが分かったとき、ホッとしたような、安心したような気持ちになりました。
同時に、私の痛みを癒せるのは私しかいないんだと思いました。
ようやくここまで来れた。
まだまだ甘いかもしれないけど、腹が括ることができてきたと思います。
また、新たなスタート地点に立てた気がします。

そして、またひとつ歩いた私を褒めたいと思います。
よくやったよーーー!!


文節区切りの線

最後に、あきののげしクラスの皆さま、3ヶ月ありがとうございました。
この3ヶ月は精神的にキツいことが多かったですが、皆さんの書き込みに本当に励まされました。
しがみつくことができたのは、この場所があったからです。
本当にありがとうございました。

優月さん、OFFICE ONSA スタッフの皆さま、今回もお世話になりました。
またお世話になると思うので、どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございました。




タイトルはじまり目印

A. N. さん(30代/千葉県よりご参加) あきののげしクラス





個人的な感想を、述べさせて下さい。

ワークショップ前半は、頭痛や疲れなどのクレンジングリアクションが起きて辛かったです。
過去を振り返り、課題を書いているだけで頭が痛くなってきました。
それだけ、抱えているものが大きかったんですね。


私は、子ども時代は子どもとして扱って欲しかったし、親のお金や子育ての心配を背負いたくなかったし、家政婦みたいな重労働をさせられたくなかったのだと思います。
後、学習環境が整ったところで過ごしたかった。
その気持ちを、きちんと確認できたことが、今回一番進歩した点だと感じています。

本当は、拒絶したいくらいしこりが残っていた原家族のことを、許容して、協力して、出来ることは皆やって、でも還ってくるものは殆ど無くて、傷ついているのに更に傷ついて。
そんな習慣を、まだ断ち切れていないように感じました。
自分の為に時間や資源を使うこと。
そのことは、私にとって簡単ではありません。
でも、それに気づいたから、今から変える事が出来ると思います。


今から、「コース2/STEP.1(前期日程)」を選ばれる皆様へ。
私のときは、クレンジングリアクションが約1ヶ月続きました。
課題量も、「コース1/STEP.1」よりも多く、ペース配分も難しくなりました。
「コース1/STEP.1」の時間習慣をきちんと身に付け、もし迷った時は、「コース1/STEP.1」で学んだことを、おさらいしてみると良いと感じました。

3ヶ月、無事完走できて、今は感無量です。
少しでも自分自身のことを深く知るのに、とても良い経験になると思います。
勇気を振り絞る価値があると、私は思います。
何かのご参考になりましたら、幸いです。


最後に。
優月さん、あきののげしクラスの皆様、その他の皆様、大変お世話になりました。
また、どこかでお目にかかる機会もあるかと思います。
その時は、どうぞ宜しくお願いします。
どうも、ありがとうございました。




タイトルはじまり目印

M. T. さん(40代以上/岐阜県よりご参加) あきののげしクラス





わたしへ

まずは、3か月間お疲れさまでした。
本当に、よくここまでたどり着いたと思います。
ありがとう。

自分にとって、環境が大きく変わる時期と重なっていたので、絶対にこのワークショップに参加しないと激流に飲み込まれると思って参加したよね。
本当に正解だったね。

大変な時だったからこそ、しがみついてよかった。
もし、参加していなかったらどうなっていたのだろうと少しおそろしい気持ちになるね。

「参加する」を選んでくれてありがとう。

正直、どう書いていいのかわからないけれど、グラグラ揺れる中、諦めず、粘ってくれてありがとう。


文節区切りの線

今回は自分がどれだけ無意識に「いい子」「物わかりのいい大人」をしていたのかを改めて知ることが出来ました。
それに気づけただけで、自分の中では大収穫でした。
自分のなかで「わからないから、ここにいるんだ。基礎の基礎からやり直すためにここにいるんだ。」とようやく気づくことができました。

今までは、なんとなく「取り組んでいるよ」と、自分に対してアピールして、変に自分を納得させていた気がします。
でも、課題をすすめるうちに「違和感」や「自分とつながっていない」と強く思い始めました。
そこで自分を投げ捨てないで良かったと思います。


今まではどこかで「子どもの魔法の方法」がまだ通用すると「いつか、誰かが…。」と思っていました。
今は「しっかり自分の足で、自分のペースで歩いて行こう」と思っています。
そして、自分に優しくすることも忘れがちなので、意識して優しく一緒に進んでいきたいと思います。


文節区切りの線

再び、わたしへ
これからも、よろしくね。どんな時でも一緒にいるよ。乗り越えていこうね。
「ちょっと!」って思ったらいつでも言ってください(笑)。


3か月一緒に過ごした仲間のみなさん。ご一緒出来て、本当に心強かったです。
そして、藤沢さん、スタッフのみなさん。今回もありがとうございました。
これからも、よろしくお願いします。




タイトルはじまり目印

Y. W. さん(30代/愛知県よりご参加) あきののげしクラス





この3ヵ月の道のりを、一言で表すのは、難しい。

私は
私に正直になることができた。
私の弱さやもろさ、情けなさ、涙、怒りを
たくさん見ることができた。

まだまだ、家族問題や共依存を、受け入れきれない自分も、見た。
逃げたい、ごまかしたい、あわよくばうまくいってほしいと
いつまでもしぶとくしがみついていたい私も、見た。

自分らしく生きたい、変わりたい。
そう願う一方で
自分らしく生きること、変わることを
おそれて動けない私も、見た。

前に進もうと必死でもがく一方で
絶対に動きたくないと、頑に拒む私も見た。

焦っても、どうしても動けない私に、何度も何度もどうして?
と、私は責めた。
私は凝固現象が怖くて、焦っていて、泣きそうだった。


でもそこには、私が見るべき心のひっかかりがあった。

私が、わたしとケンカしたままでは、前に進めない。
私はようやくそれを自覚して、受け入れた。
私との仲直りが、生き直しの大切な扉なんだ。


文節区切りの線

私は、この3ヵ月でも、
すべって転んで、スリップもたくさんした。
でもそれは、その分、毎日毎日、トライし続けた証。
だから私は、私を誇らしく思う。

現実の、リアルな重さも、感じた。
ふわふわした夢物語ではなく、
自分で実際に「やっていくこと」は、重い。
自分に、持てるだろうかと、腰が引ける私も、見た。
でも私は、そこから逃げようとしていない。
怖がる私と一緒に、ひたすらに、感じ続けた。

私は、感じることから、逃げなかった。
喜びも幸せもゆるしたし
悔しさや悲しみ、怒り、もどかしさも、そのまま感じた。


私の涙や怒りは
「もっと、私を大事にしたい」という、誇り高い思いなんだと気づいた。


どうしていいかわからなくて、抑圧することしかできなかった、私の感情。
それこそが、私を守り続けて、私に「こっちだよ」と呼びかけ続けてくれていたんだ。
ようやく私は、その声に耳を傾けることができるようになった。

私はわたしに、心からの励ましや慰め、愛を与えられるようになった。
私を裁かず、私の味方でいること。
それこそが、私の求めているものだとわかった。

ずいぶん私は、私を誤解していた。
でもそれを、できる限りの範囲でとくことができた。
私はわたしと仲良くなってきた。
仲良くなる度に、私は心地よく、幸せになれた。

私はわたしに、ゆるされたかったんだ。
そう気づいた時、私の心はあたたかな涙と幸せで、満たされた。


文節区切りの線

週を負うごとに、私のことばが私の心に近づくようになった。
まとめきらずに書いたことの方が、心に残った。

手帳が書けない、頭で書いてしまう、心とつながれない。
回復から逃げたくなる、なんで私ばっかり? と不満をちらかす…。

「できない」「わからない」を、正直にそのまま書いた。
そこから、始まることもたくさんあった。
私は「できない」「わからない」「困っている」「つかれた」と言いたかったんだ。

そんな、立派じゃない、私のニーズも、たくさん拾い上げた。
私の心からの望みは、立派じゃないところに、たくさんころがっていた。

拾い上げる度に、私の心はふわっとほころんだ。
こんなに地味で、ささやかで、平凡なものこそを、私は求めてるんだ。
でもそれこそが、私の人生には与えられてなかったんだな、と思った。
だからこそ、あの頃の分まで、たくさんあげようと思った。


私は、私の心とつながりたいと必死で願いながら
本当は、私の気持ちにつながりたくない、気づきたくないという私も、いた。

私の本当の気持ちを知ってしまったら、もう後戻りできない。
もう、ごまかしはきかなくなる。
コントロールや我慢も、効かなくなる。
私は、私の本当のニーズを受けとめて、実際に生きていくことができるのだろうか?
そんな怖れも、私は抱いていて
だから私は、受け入れられる領域の私しか、拾いあげずにいたんだ。

でももう、それもやめよう。
失敗も戸惑いも、迷いもあっていい。
ただ、私の心に、素直でいよう。


文節区切りの線

この3ヵ月は、今までの WORKSHOP でいちばん、私に正直で素直に書けた。
でも同時に、私はもっと、本気で書きたくなった。
本気で、私と向き合いたくなった。

それは、これまでの道のりでレベル3に近づけたから
レベル5になりたいと思えるようになったこと。

たくさんの言葉や理屈を連ねることより
本気の数文字を書けるようになりたい。

私の回復の途は、まだまだ終わらない。

けれど私は、回復に集中する3ヵ月を選び
この3ヵ月で、最大限進めるところまで、歩いた。
歩き切った。

そしてこの3ヵ月の終わりに、私は
今までの人生で、否定して切り落としてた “ダメな私” を受け入れることが、
できた。
その私を、否定しなくてもいいんだと、わかった。

私はわたしのことがだいっきらいで、変えようとして走り続けてきたけれど
そのわたしこそが、私に愛されたいんだと、必死で叫んでた。
私は、ようやくそれに気づくことができた。

私は、わたしの弱さや痛み、できなさを、もう否定しない。
目をそらすことも、ごまかすことも、ねじ曲げることも、しない。
それも私。大切な私の一部。
そう思って、ただ抱きとめる。

私はようやく、ありのままの私を受け入れることの、入り口に立てた。
ありのままの私を受け入れる、愛することは
自分の弱さや痛みを、見つめること。

見つめる中で、苦しさや悲しみ、怒りもこみあげてくる。
決して、いいことばかりではない。

でも、そこを通り抜けて、心で感じて
歩き切った先には、
出会いたかった私がいる。

私の中の闇を、私は認めることができるようになった。
最初は怖かった。けれど
私の中にあるものなんだから、怖れなくたっていい。
そう気づいたら、静かに受けとめることができた。

それがこの3ヵ月のゴールにあったもの。


文節区切りの線

3ヵ月前には、こんなところに辿り着けるなんて、思わなかった。
そのためには、すべての歩みが、道のりが必要だったと
「じかんのきろく」を見て思う。

私は、私に残された時間で
私がわたしにできることを、してあげたい。

何十年も、苦しい生き方に閉じ込められて、つらかった私。
その分まで、私はわたしにやさしくしてあげたい。

もう、誰のものでも、誰のせいでもない、私の人生。
それは私がつくっていくもの。

私を生きることは、まだまだ難しい。
でもきっと、一歩ずつならできるはず。


文節区切りの線

私は、この3ヵ月でできたことと、心を開くこと
育んできた正直さと勇気、タフさを携えて
これからを生きていきたい。

せっかく私に生まれたのだから
私を愛して、幸せを感じて、生きていきたい。

生きて、ここにいるからこそ感じられることを
たくさんたくさん、感じて
私を抱きしめて、生きていこう。

それが、これまで懸命に頑張り続けた私に、してあげられること。

私を幸せにするのは、わたしだ。
そのことを忘れずに、前に進んでいきたい。


たくさんの勇気と正直さ、愛を学ばせてもらった3ヵ月でした
たくさんの私と出会い、受け入れていくことができた、大切な時間でした。

優月さん、スタッフの皆さん、クラスの皆さん、
支えてくださって、ありがとうございました。