2016.09-12月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.2(後期日程)」ばたーすこっちクラス

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タイトルはじまり目印

M. S. さん(30代/兵庫県よりご参加) ばたーすこっちクラス



タイトル下の線


今は心の中が雑多な感じです。
さて、何を書いていいのやら…となってはいます。

半年かけて「コース2/STEP.2(後期日程)」を初チャレンジで登ったのだけど、この半年、特にこの3ヶ月は、
えっ?!!! そんなん聞いてない!!! の連続。

新しい課題がくるたび、過去のものを書きまくります。
それについてまわるものも思い出します。
こうで、ああで、そして、ムカー!!! 
はあ~…静かに悲しい…でもでも、こうなんだもの!!!

そして、次ページ。

…ぜんっぜん、違う。
こんなの(産まれたときに)聞いてない。

それが、ほぼ3ヶ月の内容と言っても過言ではない。

いったい、今まで私は “どこで” 生きてきたんだろう?
そんな不思議な気持ちにもなりました。

まさしく、知識さんの「まあまあ、本来はこうなのですよ。」がとても優しい。

何も知らないでいて、下手に「行動力」なんてあったとしたら(それが今までの自分の一部だと思うのだけど)、
致命的、そりゃしんどいわ!!! って。
まず「知らない」って、そりゃどうにもこうにもならないわ、って。


文節区切りの線

世界が2つに分かれてるのなら、ほんとに、違うのです、もう何回も言いたいぐらい。
世界が善悪で分かれてるのなら、まだ救いがあると思えるぐらい、私が触れたのはほんの少しのとこだけど、そういう善悪の分かれ方でもない、そもそもの生きてるベースか空間かが違うぐらい、違うの。

ここに来るまでに、私は約3年かかりました。
かけすぎてるかなと少しはよぎったけど、ここまでかけて登ったからこその、この収穫だと思ってます。

やってるのは「コース2/STEP.2」なのだけど、「コース1/STEP.1」「コース2/STEP.1」が訪れることが日々ありました。
それは、やってきた課題のことであったり、はたまた随所随所の優月さんの言葉だったり。

だからといって、ヘイ余裕! でやり始めれるほど神経図太くないので(課題中は言いたいこと言いまくってますが)、
始める当初は、できるかなあ…と少しは不安になってました。
もしかして、
「一週間で NO と言ってきて。」
「一週間で、誰かに質問してきて。」
「一週間で、何か問題一つ解決してきて。」
「一週間で、誰かと交渉してきて。」
「一週間で、自分で行動してきて。」
なんて内容だったら…できなさそう…。

そして、それができなくて当たり前で、そもそもの前提も違ったのでした。

その
「一週間で問題解決してきて。」
「ハイ、してきました!」
が、もう、そのものなんだよ! って。
その発想がそのもの。

思えば ONSA さんがそんなこと言うわけない、って後から自分で恥ずかしく思う始末。
だからね、ぜんっぜん、違うの!!!(もう何回も言いたい。)

これほどまでに、潔く地道で美しさのあるものだったのか、自分重心って。
時間の流れの速さもおそらく全然違うと思う。

共依存スピードは、常に早送りしてんじゃないか、って思う。
その分、時間を貯めどりできたように錯覚してそうな。

ものすごく個人なんだけど、それでいて全体。
その部分が、私はすごくすごく欲しかったのだと思う。


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思い違いや甘えによるがっかりや、本来そうならうれしい! やら、何も言葉が出てこないやら、日々のことやるのも精一杯だったりやら、いろんなことがあったけど、必ずどこかのタイミングで、それは、自分が決して設定のできないタイミングなのだけど、ぐっとくる確かなもの、が来るのだと思います。
その訪れは、とてもささやかで小さいんだけど、涙が出るほど、自分にとってはすごく大事なもので、もしかして本来持ってたもの、なのかもしれない。

土台、基礎、積み重ね、ステップ…。
今までより、さらにクリアな感じになってきました。

物事には順序がある、ってそうだなあ、って。
最初は、現実がついてきてくれてない、って感じだったと思う。
早くついてきてよ! って。

よく見ると、超理想を現実と勘違いしてて、重い荷物(条件とか人のものとか)抱えながら、早くついてきて! って急かしながら走ってる自分の姿があって、ほんとは、現実はあるがままのスピードであるから、後ろにいたんだ、って思うのだけど、実のところ、現実においついてないのは、筋力のない私のほうで(あれ? ものすごく前にいる?! じゃあ、いったい私はどこを走ってたの?!)、荷物を降ろして、止まって、褒めて、方向を見て、スピード落としてやっていくことで、グッと一体になれるときがくると思います。

それに、自分の好きなことや発見や大切にしたいことを書いてることも助けになってるのだと思います。
だから、日々、心の中ではものすごいものが渦巻きつつも、現実ハンマーぶっ壊し! にはなってません。逆に穏やかなほうが多いかもしれません。

もちろんお釈迦さまのように常に微笑んではいないので、たまには「あ、ごめん、今イライラする。」と出ます。
それも、言葉で言います。

そういうの隠して、正しいようなものを持ってくるぐらいなら、「イライラしてる。」と言ったほうが、自分もわかりやすくていい。
あ、私イライラしてるんだ、って。
もちろん、社会の場では言うことないです、家族に対して、かな。


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もんのすんごい努力をしてから(その間は楽しいことも笑うことも遊ぶのも禁止!)、回復する権利がある。のではないと思います。

私にはそういう勘違いとか遠慮がすごくあるので、あったので、ここはそうしててもしょうがないな、って思うようになったのだけど(その図式がそのまんまの発想みたい、改善努力! → 何かの権利を得られる)、そんな努力してもしなくても(取り組んでいく “努力” とはまた違います、言い方難しいな)、そもそも誰も褒めてはくれないし、誰も責任とってもくれないし、そこで権利を勝ち取れるわけじゃないし(もうすでにある、みたい)、むしろ、自分から楽しいこと見つけたりしていくほうが、その努力よりも100倍難しいし、ものすごい壁があるのも感じます。

その100倍難しいことが、健康な世界では当たり前なのかもしれないけど、同じ努力と読んで書くのなら、その難しいほうの努力をしていきたいと思います。
これは、努力じゃなくて、他の言葉で表せたらいいのだけど。


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最初に「戻る地盤が弱すぎる。」って書いてたこと。
その地盤も、そりゃ弱いでしょうよ! って、今はすごく納得感。

はあ~って戻ってきて、また同じとこからやってたらそりゃ疲れるだろうし、わけわかんないだろうし、また新たに地固めですが、そうやって、コツコツしていけば、戻ってくるところがだんだん安心なところに変わっていってる、そういう感じもしてきてます。


始めた頃は、終わりには雪の知らせがくる頃って頭ではわかってたけど、いやいやまだ日中暑いですよって感じで、今、ほんとに季節は本格的な冬に入ろうとしていて、3ヶ月早いのだけど、これを一日で、ほんとにできるわけない、って思うし、ほんとに一日一日が大切だとじんわりきています。
道のある時間、そして、大切な日常。
あっというまなんだけど、あっというまだけで過ぎるのはもうしたくないな。


ご一緒だったお仲間さんもありがとう。
ONSA さん、優月さんもありがとうございます。

ほんとに、私が外国人なら握手してハグで表現できるのに、って思います。
来年もよろしくお願いします!




タイトルはじまり目印

A. Y. さん(30代/東京都よりご参加) ばたーすこっちクラス



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私は改めて、
Web. WORKSHOP と共に過ごす12週間って「すごい」と思いました。
何に対してすごいのか、
それは、
「自分」に対して、そして、自分の身に起きた「変化」に対してです。


文節区切りの線

まずは、12週間、12個の課題を歩ききった自分に対して。

自分の限られた人生の時間をやりくりし、
「私は回復に時間を使う」と自分で決意しない限り、
ワークショップに使う時間は出てこない。

どこからか、追加で与えられる時間があるわけではなく、
私が持っている時間は、これまで生きてきた条件と同じ。
それを私が、何に使うかを選択して初めて、
Web. WORKSHOP の課題ができ、
提出ができる。

自分の人生をただただ流れるままに生きてるのではなく、
しっかり自分が選択したからこそ、ここまで歩いてこれるんだと、
気づきました。

だから、12週間、課題に取り組んで歩き続けることができた自分を
「すごいね!」
と思いました。

こんな目の前で何年もの間ずっと起きてたこの「すごい」ことに、
今やっと私は気づきました。
気づくことができるだけの目が養われたとも思えます。


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そして、「変化」に対して。

自分の内側に取り組まない人生はしんどいです。

感情を抑えて、外側の自分を取り繕う毎日。
昨日ついた嘘には、今日また新たな嘘が必要になってくる。
そうやって、時間がどんどん過ぎてゆく。
12週間なら、84日分の自分の本望ではない人生が進んでいってしまう。


Web. WORKSHOP と共に歩く12週間
=自分の内側に取り組む12週間

今回の期間、たくさんの内側の変化が起きました。
これはこれで正直しんどいんです。
しんどくて、
「あーもーだめ!」
「あーもーいや!」
と思うこと、ありました。

今度は、感情の動きが大き過ぎて大変なんです。
ほんと、大変!

でも、これは私にとっては、嬉しい大変です。
これらを無くして、新しい世界へのお引越しはできないと思うから。
これも、お引越しの準備の1つです。


文節区切りの線

最近の私はよく眠ります。

なんでこんなによく寝るんだろう?
私は冬眠に入るのか?

はじめ私は、「自分が退行しているのか?」
と、自分が日々していることのどこかが間違えているように思いました。

でも、ふと。
「私の身体は身体なりに、変化を受け入れて一生懸命処理をしてくれているんだなぁ、それだけ私は自分の中が変化しているのかも。」
という解釈になりました。
なんとなくその解釈が一番しっくりきたのです。

だから今では、睡眠でぐっすり眠りたい自分を受け入れ、
起きるたびに、
「処理完了!
さ、また吸収するぞ~。」
となります。


文節区切りの線

今回は一周め。
一周目は、いつも手ごたえを感じません。
私は、共依存の習慣からなのか、
なにかしらのガツっとした手ごたえや達成感、結果を求めてしまうのだと思います。

でも、最近素敵な言葉が心に留まりました。
「It’s part of the process.(これもプロセスの一部。)」
達成や、結果ばかりを見ていた私には、
本当の意味での「プロセスの大切さ」というものがわかっていませんでした。
「失敗は成功のもと」
と聞いても、やっぱり失敗は失敗だとどこかで思っていました。

でも、最近ある動画をネットで見ていた時、
そこに出ていた一人が言ったその言葉
「It’s part of the process.(これもプロセスの一部。)」
で、心にストンと落ちました。

その言葉は、動画の中でクリスマスツリーを飾っている際に、
大切なオーナメントを落として割ってしまった場面で使われていた言葉です。
彼らは、オーナメントを壊してしまうのも、「クリスマスツリーを飾る」という行為の一部。
と考えていたのです。


完璧ばかりを求め、
何をするにも失敗などはないのが前提で話が進む世界で育った私が、
このことを納得するには、何年もの時間が必要でした。
そして、今やっと分かりました。

この達成感がないように感じる一周目も、
大切なプロセスの一部。
このプロセスを通ることなしには、先には進めない。

私は、この12週間大切な道を歩んだのだと、
理解できます。

「まだ1周目」なのかもしれない、
だけど、この一周目がなければ
2周目、3周目の合点とは出会えない。

回復の時間を経るたび、
一つ一つの言葉が深く沁みていくのがわかるようになってきました。
私の中に「本物」が積もっていく感じです。


文節区切りの線

12週間ありがとうございました。
そして、また、12週間よろしくお願いいたします。

次回が始まるまでには、少し時間があります。
ホッと一息ついて、
次の12週への想いを馳せながら、
ゆっくり過ごしたいと思います。