2012.12月開催 「トラウマケア・セッション」えりだぬすクラス(1回目)

画像
タイトルはじまり目印

M. K. さん(20代/東京都よりご参加) えりだぬすクラス





「TAT セッション」に勇気を出して参加してとてもよかったです。
TAT を受ける前と後では現実の見え方がまるで違います。

今は、TAT を受けた直後の高揚感がだいぶ落ちついて、現実にある問題がよく見えるようになって、自分にある問題を今後どうしようかという思いと、その問題に使ってしまった時間について、
「なんでこんなに時間を使ってしまったんだろう?」
という落胆の気持ちで落ち込んでいます。
なので、WebExセッションで、現在の問題についてきちんと話して取り組みたいと思っています。
(でもやっぱり、話す前というのはなんだか怖いという気持ちが少しあります……。)


文節区切りの線

私が TAT でポットの中に入れたことは、自分の知っている人が性的行為を強要した話を聞いて、自分の身近にそういうことをする人がいるという恐怖と嫌悪感をもったこと、過去に起こった暴力の恐怖と、自分の言動がもとでそういったことが起きたという罪の意識です。
TAT の事前インタビューで、このことを書くのもしんどかったし、口に出して話すことも怖かったので、セッションが始まる前から泣いてるような状況でした。

TAT の理論については完全に理解できたわけではなく、「そういうことがあるのかー、ほうーすごいなぁ」という気持ちで聞いてました。
すでに TAT を受けた方の PAY FORWARD を読んでいて、自分の恐怖も取れると推測できていたので、完全に理論を理解できなくても、うまくいくと思って取り組めました。


文節区切りの線

自分の経験について話す時はかなりの勇気がいりましたが、TAT を受けているときはなにも努力がいりませんでした。
ただただ藤沢さんのスクリプトを聞いているだけでしたが、それでも最初の言葉で、コップから水があふれるように自分の感情がぶわっと溢れてきて、涙が止まりませんでした。

しばらくスクリプトが進むと、体全体から、自分の中にあったもろもろの手放したいと思っていたものがすーっと引いていって、ポットの中に流れ込んでいったような感覚がありました。
それからは、お腹のあたりがぽかぽかして、とても心地よかったです。

最後のほうのスクリプトで、自分の選びたい現実を選んで、それについて思い浮かべるというのがあったのですが、その時に今気になっている人の顔や友人の顔や、スポーツジムに行きたいなぁという思いが浮かんできて、なんだか無性に嬉しかったです。
やっぱりこれだったんだ! という気持ちで嬉しくて、ここでもたくさん涙が出てきました。


文節区切りの線

TAT を受け終わった後、私が前抱いていた恐怖はもう遠くにいってしまって、一体なんだったんだろうと思うくらいけろっとしてしまっていて、自分でもとっても不思議です。
こんなに根こそぎとれるとは思ってなかったので、すごいです。
しかも、自己肯定感がものすごく高まりました。
TAT のスクリプトが、ずっと自分の中にある感じがします。

私は、自分の人生を自分の力で切り開く力がある、自分の思うように生きる選択をすることができるという思いがどこからともなくわいてきて、ずーっとそれが私の中にあります。
そんな思いをもったこと、私の人生上ありませんでした。

恐怖にしがみついて世界を見ることをしなくて済んだ分、今は自分のことや現実を冷静に見れていると思います。
現実は自分が対処しなければならないから、それなりに大変だとは思いますが、それでも私は自分がやっていけると自分のことを信じることができているので、これからの道を自分の納得のいくように歩もうという気持ちでいっぱいです。


文節区切りの線

最後になりますが、藤沢さんには TAT を日本で行って下さっていることに、感謝してもしたりないくらいです。
TAT がなければ、一生つらい思いを心に抱えて、でもこれが普通の感覚だと思って生きていたかもしれません。

また、TAT に参加された皆様にも、とても感謝しています。
みなさんとお互いの経験を共有できて、私は大きな山をひとつ乗り越えることができました。
みなさんと一緒にセッションを受けることができてよかったと、心から思っています。



タイトルはじまり目印

M. K. さん(30代/東京都よりご参加) えりだぬすクラス





今まで何回か WORKSHOP に参加していますが、今回のクレンジング・リアクションがいちばんきついです(現在進行形)。
日曜日にセッションを受けて、火曜、水曜と2日間、吐き気と腹痛と頭痛で、布団からほとんど出られませんでした。
やっと、水曜深夜の今になって布団から出られるようになりましたが、まったくお腹がすいた感じがしないです。
どうしちゃったんだろう、私?(笑)


文節区切りの線

セッション前に、優月さんから「共依存」を指摘され、「ああ、やっぱり」と半分は腑に落ちていたのですが、月曜の夜は眠れずに、明け方まで『未来日記』に向かっていました。

確かに、TAT で後悔している過去のトラウマへの執着はなくなりました。
と、同時に、現在おかれている自分の状況がくっきり見えてもきました。
過去に執着するあまり、当時描けなかった未来を必死に作ろうとして、今の家庭をどこか認めきれないでいた自分。

冷静に考えれば、パートナーもちがうし、生まれて来た子どもも別人格だとわかるのに。
悪い夢を TAT で切り離せて、本当に良かったと思います。


文節区切りの線

誰かに必要とされなくても、私の居場所はちゃんとある。
誰かに許可されなくても、私は生きて存在して良い。
誰かに認められなくても、私は私でいて大丈夫。

そう丹田のあたりから、しっかりと感じることができました。
確かにそう感じられたら、娘に対しても同じ安心をあげたいと、心から思うことができました。


文節区切りの線

自分を取り戻せてどっしりとしていられるせいか、夫に対しても否定的な見方はなくなりました。
自然と「i-message」で夫と会話している自分に驚いています。

優月さんにも指摘された通り、WORKSHOP を受けたにもかかわらず、TAT を受ける前は境界線をしっかり守ることができていませんでした。
それどころか、無言で諦めてその場を離れるか、「you-message」でやり返してさえいました。
自分どころか、相手も尊重できていませんでした。
そのことにも気づけて、遅いかもしれませんが、良かったとしみじみ思います。


文節区切りの線

セッションを受ける前は、執着を手放すことへの恐怖がありました。
自分の番になったときに、それが前面に出てしまって、優月さんに注意を受けました。
終わってしまえば、なぜあのときにそんなに躊躇したのかわからないほど、悔やんでも悔やみきれなかった過去は、感情から切り離された事実にすぎなくなっていました。
他の人の番のときには、思い出される限りのいやだったことを、どんどん、これでもかというくらい pot に入れ続けました。
セッションが終わってみると、軽くなったからだと前向きな気持ちだけが残っていました。
まだまだ不完全だし、適切なケアを受ける必要も痛感していますが、今の家族と向き合って、しっかり生きていこうと思えました。

優月さん、一緒に TAT を受けた皆さん、本当にありがとうございました。
優月さんの(厳しいと感じてしまいましたが)温かいリードと、皆さんの勇気ある姿勢が心に響いて、思い切り集中して pot に入れることができました。
WebExセッションでもよろしくお願いします。




タイトルはじまり目印

M. T. さん(20代/広島県よりご参加) えりだぬすクラス





「『境界線(バウンダリー)ワークショップ』やらなきゃ!」

……というのが、TAT 後一番に浮かんだことでした。
1度受けてはいるのですが、セッション直後から、境界線のもろさが鮮やかなまでに見えるというか、城壁がまったく城壁じゃなかったじゃんこれというか。
いままでずっと皮膚の上を被っていたもやもやした感触がとれて、輪郭がくっきりみえるようになって、でも同時に新生児の肌のもろさの印象もぱっと現れて。
あ、境界線ワークしないとやばい、と直感しました。

身体感覚だけ赤子から生まれなおしました、という状態だったので。
たぶん、身体感覚を取り戻すことと、身体感覚があるのを許すことは、違うことなんだろうと思います。


文節区切りの線

とりあえず、古い考えに引きずられないよう弾きながら(しかもこういうときに限って、職場や友人関係から「昔の(に似た)考え・恨み・環境・呪詛」がピンポイントで浸入してくるんだ!)、何とか残業の日々をすごしています。
TAT を受けた後の方とワークショップ・クラスでお会いすることがしばしばあったのですが、その理由がよっく身にしみました。
現実重いよ!(苦笑)

クレンジング・リアクションとしては、
・寝るしかできないほどのバス酔い
・下痢(翌日だけ)
・不眠(寝たくない)
・眠りの浅さ
・セールに煽られての家具の衝動買い(躁状態?)
・音の聞こえにくさ
・いらだちやすさ
・ルーチンの手順を忘れる(起きたら顔洗って~、みたいなのが頭から吹っ飛ぶ)
・作業中の激しい物忘れ(並行作業ができない)
・セッション当日以前に書いたものを読めない、手に取り開こうとすると失調が起こる
・一言なら話せるが長くしゃべれない、言葉の量が必要な考えが話せない
・自分の中に言葉はたくさんあるが外に出せない、などなど。

全部、ワークショップ・クラスで多かれ少なかれ通っていたから気にしていなかったけれど、並べてみると3, 4日でえらいことになってますね……。
ざっくりまとめると、躁うつ激しい、ってことになるんでしょうか。
ワークショップ・クラスもですが、直後はむしろテンションがん上げ状態なんだと、今回初めて悟りました。


文節区切りの線

告白をふたつ。
1.2回目のセッション中、セッション半ばから終わるまでの記憶がありません。
主観としては、切り取られたみたいに記憶喪失状態なのですが……寝てたかも、しれません。
申し訳ない。

2.(ポットを)バスタブと表現されてた方がいましたが、私はみんなの足元をふちにした水盤としてみていました。
だ、だってごみばこも足元にある方が捨てやすいじゃない!

前述の理由で事前インタビューを読み返せてなくて、WebExが若干ならず不安ですが、『未来日記』は書き続けているので多分大丈夫だろうと思いたい、です。

みんな、しあわせになろうね。



タイトルはじまり目印

A. M. さん(30代/大阪府よりご参加) えりだぬすクラス





みなさん、こんにちは。
先日の「TAT セッション」、お疲れさまでした。

「TAT セッション」は何しろ初めての経験なので、緊張しました。
不安と期待半々で、当日を待ちました。


文節区切りの線

当日は、グループ分けを聞いた途端、泣きそうになりました。
優月さんが、事前インタビューを本当に読んでくださってるのだなと感じました。

セッションの説明は、ポットの話が興味深かったです。
そうなのか~と、深く感じ入りながら聞いていました。

また、他の方のお話を聞きながら、自分の人生を振り返ったり、境界線を確認したり、感じるものがたくさんありました。
事前に説明された無意識の話、やはり繋がっているのかもしれないなと思いました。

セッション中は、何かが体内をめぐっているような感覚が、はっきりとありました。
また、両足に凄く力が湧き、感覚が鋭敏になりました。
今までの他のワークショップ・クラス中にはない感覚です。


文節区切りの線

帰宅途中、何人もの、自分のトラウマを彷彿とさせる人達に出会いました。
なぜか、いつもより大勢の人とすれ違った気がします。
目につく感覚はありましたが、今までにない位、心の葛藤を経ずに、その人達を直視することが出来ました。

長い間、本当に苦しかったです。
初めて得たような、元に戻ったような自分の感覚、大事にしていきますね。


文節区切りの線

クレンジング・リアクションは、今までにない位激しいです。
「現実に戻ってきたね」と言われた優月さんの表情と言葉が、脳裏に焼き付いています。
不安もたくさんありますが、いつの日か青空の下に出られることを願い、受け止めようと思います。


えりだぬすクラス一緒にご参加のみなさん、本当にありがとうございました。
お話を聞いてくださり、感謝しています。
私も含めたみなさんが、現実を取り戻し幸せに向かって生きていかれることを、心からお祈りします。



タイトルはじまり目印

S. T. さん(40代以上/岡山県よりご参加) えりだぬすクラス





明日館でのセッションを終えたのは、ずいぶん前のことのように感じられています。
実際は、5日しか経っていないなんて、不思議な気持ちです。

セッションを終えた翌日から、いつも通りの生活のはずなのですが、何かが違うのです。
今まで何となく感じていた違和感が、はっきりと感じられるようになり、日に日に強くなっています。

TAT で、ずっと長い間私の中にあった思いがふっと軽くなった(長年の重しがとれた)ことで、自分を大切にしたいという気持ちが強くなりました。
だから、土足で人の気持ちや領域にドカドカと踏み込んでくる言葉や態度に対して敏感になっています。

「ああ~、だから ONSA の WORKSHOP を受けて、日常生活で対処できる力をつけておく必要があるというのは、理にかなっていることなんだ!」と納得しています。

こんな風に思えるのは、えりだぬすクラスでご縁をいただいた参加者のみなさんと一緒に、優月さんの力強いサポートを受けながら、自分の問題に取り組むことができたからです。

参加を決めてから当日まで、そして当日も不安で心配で緊張していたことが懐かしく思えます。


文節区切りの線

今はまだ、日常生活を送ることに必死で、十分に自分をいたわることができていません。
仕事を終え、帰宅する車の中でふと自分に戻り、涙したり、帰宅してから自分のお気に入りの場所に座った途端に泣き出したり。
不安定な自分を慰めながら過ごしています。

セッションを受けるまでの私は、自分の存在価値や生きている意味を求めて、他者中心で生きていました。
それが当たり前になり過ぎて、麻痺していました。
これからは、自分の人生を堂々と生きていきたい。
そうしたい、そうありたいと強く思っています。

優月さん、えりだぬすクラスのみなさん。
みなさんの存在を力にして、ゆっくり自分のペースでやっていきたいと思います。
ご縁に感謝します。
ありがとうございます!!



タイトルはじまり目印

R. I. さん(20代/埼玉県よりご参加) えりだぬすクラス





みなさん、藤沢さん、いかがお過ごしですか?

私は、たった今事後インタビューを書き上げたところです。
事後インタビュー、大事ですね。
知らない間に、一つを終えずに次の WebEXセッションのことばかり考えていました。
先を急いでしまって、自分の頑張ったことをすっ飛ばしていました。


文節区切りの線

「TAT セッション」をして、ちょうど一週間経ちました。
明日は WebEXの日です。
この一週間、長かった(笑)。
仕事を11月に始めたばかりの私は、仕事もいっぱいいっぱいで、その人間関係もいっぱいいっぱいで、TAT のクレンジング・リアクションも疲れも大変でした。
書いてみると、よく乗り切ったと褒めてあげたい。いや、褒める。

この一週間、何も変わっていないんじゃないか、もう私には変える必要ないんじゃないか、私は変わるところがありすぎるんじゃないか、振出しに戻ったんじゃないか、と色々思っていました。
ONSA のいろんな WORKSHOP に参加する前の苦しさに、戻った気がしていました。
よく考えると、これがクレンジング・リアクションなんですね。今わかりました。
リアルすぎてよくわからなかった。


文節区切りの線

あの日の不思議な時間を、私は忘れません。

私は、実は悔しかったんです。
自分の問題を小さく見たこと、TAT 本番になって尻込みしたこと。
一回目のセッションでは悔しさが残りました。
だから、二回目には自分の番ではないけど(* )、一緒にポーズは付けずにやってみました。
一回目に尻込みしたことに気づいて、どうしたいか考えて、二回目に思い切って POT に入れてみれた。(* )

これってすごくない?
私、ちゃんと頑張れたんじゃない?
私は一生懸命やったんだよ。

そのことに気づきました。
クレンジング・リアクションと、仕事と、WebEX の準備とで認めず、すぐ次に行こうとしてたけど。
でも、確実に何かが違うのを感じます。


文節区切りの線

みなさんと囲った時間、すごくみんなが好きになった。
みんなが美しいと思いました。

不思議で、美しい時間だった。
勇気を持ってきたみんなと自分を祝福します。
ちゃんと私も入れてあげなきゃ!

何か固い絆を感じています。
思い出すだけで涙が出そうになる。


WebEXセッションでも私は勇気を出す。
やってみると自分に約束します。

ではまた。

(* 編集注/当日にご説明がありました通り、2回目もご自身の番となりますと同時に、POT に問題を入れることをお勧めしています。ONSA TAT セッションは、全部で3セッションで構成されています。その内訳は、対面式のセッションが2回分、うち TAT ポーズをともなうご参加が1回、ポーズをともなわないご参加が1回。加えて、WebExシステムを利用した Web セッションが1回分の、全3セッションで構成されています。正確性のために、ここに注記させていただきます。)



タイトルはじまり目印

S. O. さん(30代/山形県よりご参加) えりだぬすクラス





藤沢さん、えりだぬすクラスのみなさん、このたびは大変お世話になりました。
みなさんいかがおすごしでしょうか?
私は、クレンジング・リアクション(軽い頭痛と喉の渇き)がしばらく続き、やっとおちついてきたところです。

「TAT セッション」当日は、頭がもやもやしてしまい、セッションを受けているという実感がなかなかわきませんでしたが、私がポットに入れたことはたくさんあって、人には言えないようなこともありました。

TAT を受けたあと事前インタビューを読み返してみたら、ずいぶん時間を無駄にして4年間を生きてきてしまったな……と、しみじみ思い、今までのトラウマや悩みはなんだったんだろうと感じました。
「TAT セッション」を受けた時には 0 と答えたことが、実は 10 だったことに気づき、次回の WebEXセッションのときは、そのことをポットに入れようと思っています。

トラウマが完全に消えてなくなったわけではないけれど、ごっそりと取り除かれたトラウマによってできあがった心の空き間に、ほかの不幸を呼び込まないためにも、「境界線(バウンダリー)ワークショップ」や「TAT セッション・セルフセッション・トレーニング」に参加し、再訓練していきたいと思います。

今は「ONSA apartment. Room」や 「ONSA Web. WORKSHOP」に参加していて、良い状態を保っていると思いますので、みなさんにもお勧めです。
藤沢さん、えりだぬすのみなさん、本当にありがとうございました。