2020.09月開催 「時間のためのちいさなワークショップ」くりむそんくろーばークラス

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タイトルはじまり目印

T. S. さん(40代以上/北海道よりご参加) くりむそんくろーばークラス



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私が初めて ONSA WORKSHOP に参加したのが、「時間のためのちいさなワークショップ」。
あれから決して短くはない時間が経って。

原点に立ち戻って、あの頃にできなかったこと、気付けなかったこと。
自分のことをある程度理解した中で、改めて多くのことを学ぶことができた。


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私は私の人生の主役を生きる。
いつでも、私を中心に人生を回してゆくので、いいんだ。

自分を優先させると思いつつ、そうしているつもりで、結局のところ後回しにしてることに薄々気が付いてた。
気付いてるから、お願いだから、指摘しないでほしい…と内心思っていたかもしれない。


早速、会社から遅くてもこの時間までには帰る、と決めた。
もちろん、スケジュール帳には仕事後に自分のための「灯台の時間」を書き込む。

翌週のことを考えるとどうしても片付けておきたくて、習い事には遅刻することになったけど、これは自分の意志だから良しとする。
習い事には1時間以上参加できたし、仲間にも会えて楽しかったし。

そして、1週間、自分との約束を守れた。
これでいいんだ。


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気になっていた海風に吹かれる牧草で育った牛のチーズを買う。
最近コーヒー豆を買うだけだった行きつけのコーヒー店で、仕事帰りに「灯台の時間」を取る。

いつものシャンプーが切れそうで、気になってたお店のシャンプーを思いきって買いに行く。
以前買ってあったペーストで、いつか作るつもりのイカ墨パスタを作る。

栗ご飯の栗に中々出会えないから、デパ地下に行ってみる。
時間を掛けて作った栗ご飯はやっぱりおいしい。大変だけどその価値がある。

家の近所にある評判の高い古風なカフェに初めて足を踏み入れて、名物の昔プリンを食べる。
地元の名店で、栗のスイーツを好きなだけ買う。

お気に入りのストールをきれいに収納したくて、探してたハンガーをネットで取寄せる。


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1週間、手帳に入れて、実践してみたことの数々。
こんなに色々できたんだ。

こうやって、私は自分の人生を積み重ねていく。

私がどんどん満たされていくのを感じる。
ガソリンの満タン状態をキープする、みたいな感じ。


いつかやってみたい、行ってみたい、と思いながらも中々できないことは、手帳に時間を取って、そこで行動すると決めることで実現していくことを、早速実感してる。
そして、これからも続けていこう。


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私はずっと自分が何のために生きているのか分からなかった。

だから、私は私が生きる意味を見つけて、私の人生を生きたい。
私の人生の主役を生きていたい。

そのために、私は自分が何をしたいか、いつも私に尋ね続ける。
私と共にこれからもずっと歩き続ける。


優月さん、スタッフの皆さん、そしてご一緒したお仲間さん

この状況の中で、多くのことを学び分かち合える場と、画面を通じて過ごした温かな空間。
かけがえのない時間を、ありがとうございました。





タイトルはじまり目印

M. T. さん(40代以上/岐阜県よりご参加) くりむそんくろーばークラス



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わたしへ

まずは、お疲れさまでした。

今はクレンジングリアクションなのか、なんなのか…ってくらい、いろいろな思いが沸いてきて、すごくつらいよね。
そんな中でも、こうして向き合っていることえらいよ。
ありがとね。


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今回のこのワークショップは思いのほかダメージを受けつつも、今までにない気づきがたくさん得られました。

ワークショップの中で
「どうしても計画が立てられない」
と、告白しました。

以前このワークショップに参加してから、自分なりに努力はしてみました。
でも、やっているうちにどうしても白紙になってしまう。

私は時間に対して、ものすごく苦手意識があることはわかっていました。
だから、もう一度挑戦しようと思い、参加を決めました。


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今回のワークショップでわかったことは、途中で白紙になってしまうには理由があったということ。

私は無意識に「スケジュールしても、誰か(今は誰かはわからないけど。以前は両親だった)に崩される」と思っていたことがわかった。
これは、原家族の影響で自分に染みついていたことだった。


それは、楽しくないに決まっている。
本気でスケジュールしようとするわけがない。
本気で計画して、それが毎回めちゃくちゃにされるなら、しなくなって当たり前だ。

それが、私に起きていたことだった。
それが「共依存」という環境で育つということなのだと知った。


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すごくショックだった。
自分ではだいぶ回復の道を歩いてきたつもりだったのに、まだ基礎の基礎の部分で「共依存」が残っていることを突き付けられた気がした。

私はどれくらいひどく汚染されているのだろう?
自分が思っているよりも、もっともっと深いのかもしれない。

でも、「出来ない」ことには理由があったことには少しホッとした。
私の努力不足でも、私が悪いわけでもなかった。


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そして、藤沢さんにより細かく具体的に教えてもらいながら、「まいにちリスト」に挑戦した。
スケジュールを書き込んでいて「楽しい」と思ったのは初めてだった気がする。

そして、気づいたことは「こんなに時間をかけていいんだ」ということ。
時間をかけただけのものが目の前にあったことが嬉しかった。

そう思うと、私は「ていねいにしたい」と思いながらもいつも「急いで」「早く」していることに気が付いた。

自分のことなのに、いったい誰に許可を取ろうとしているんだろう?
これも、染みつきすぎていて気づきもしなかったことだ。


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そして、私は自分の好きなこと、やってみたいことに対して「恥ずかしい」と思っていたということ。
手帳に書くことはある程度「立派」でなくてはいけないと無意識に思っていたことにも気が付いた。

だから、誰も見ない手帳にすら「自分のささやかな希望」を書けずにいた。

「こんなことを、わざわざスケジュールに入れていいのか? こんなくだらないことを堂々と書いていいのか? わざわざ書くようなことじゃないよね…。」
と、思って書けなかった。


でも、実際はそれが「一番してみたいこと」なのだから、それ以外の「なんとなくこれかなあ…」を手帳に書いたところでワクワクするはずもなく、なおさら手帳を書かなくなるのも当たり前で。


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「くだらない」
「そんなこと」
「意味のない」

それは原家族に言われた言葉だった。

自分が望むことは「くだらない」「価値がない」「恥ずかしい」と思い込んでいた。
でも、本当はそれがしたい、やってみたい。

本当は、くだらなくもないし、恥ずかしくもないし、意味がないわけもなく、私にとっては大事な価値あるものなのだ。
「『くだらない』ことこそ、本当はやってみたいこと」だった。

そして、このクラスに参加することで初めて「恥ずかしい」「くだらない」より「やってみたい!!」が上回った気がする。


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そんなことがワークを通してわかったことだった。

そして、ワークショップ・クラスの後の2週間で
「やってみたいこと」
「そのために2週間でできること」
が宿題になった。

我ながら、アホだな…と思うことをすることにした。
本当にくだらない…と思うけど、考えただけで楽しくて仕方がなかった。

実際にしてみると、「こんなに楽しいことをおおっぴらに、まじめにしちゃっていいんですか? 本当にこんなことしていいの? 楽しいしかないけど?」と、戸惑いすら感じた。
それだけ、今までは楽しんでいなかったということなんだな…ということにも気づいた。


書き始めは本当につらいな…と思っていたけれど、今はまだチャレンジ期間中ということを思い出したので、また楽しいことの続きをしようと思う。


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今回のワークショップは自分にはびこっている共依存の根っこの部分を掘り返したというか、より深い部分に新しい空気を入れて光を入れた感じがした。

今回、私は自分なりの大きな一歩を踏み出せたと思っています。
そして、それは「否定されない・裁かれない」環境でワークが出来たからだと思っています。


ご一緒したクラスのみなさん、お疲れさまでした。
オンラインでも十分あたたかい空間で安心してワークをすることが出来ました。
ありがとうございました。

藤沢さん、喝を入れてくれたり、励ましてくれたり、いつも真剣に向き合ってくれてありがとうございます。

そして、スタッフのみなさん、このような安心できる空間を作ってくださって本当に感謝しています。

ありがとうございました。




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T. M. さん(40代以上/東京都よりご参加) くりむそんくろーばークラス



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自分の好きなことに集中する。
自分のやりたいようにやる。

そんな当たり前のことが、私にとってはとても勇気のいることだった。


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自分の予定に、自分を最優先するときも、自分の好きなことに実際に挑戦するときも、でてきた感情は「怖い」だった。

自分の時間を生きるのが怖い。
それが、ほんの少し前までの素直な気持ちだ。


私の予定は、手帳に書く時点で既に相手の予定や不確定要素が入り込んでくる。
「休みの日にワークショップの課題をやりたいけど、家族にどこか行きたいって言われるかもしれないし…」と思って、手帳に私の予定を書くことができない。

今でもそうだ。
書こうとすると、まず手が止まる。

気持ちは消えていない。
だから、私のことを優先するんだ! という勇気と、えいっ! と飛び込み、前に進む気合いが必要だ。


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勇気と気合いをださないと自分本意になれない。
その事実は、私が私の人生を生きていないことを、人に時間を明け渡して生きてきたことを、ありありと証明してくれる。

私にできることは、今、目の前の時間をひとつひとつ塗りかえていくことだけ。
ほんの少し前の未来に、しっかりと自分の希望と予定を反映させていくことだけ。
私と向き合うことを、毎日続けていくこと。


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ほんの数年前は、「自分のやりたいことがわからない」と途中泣きそうな気持ちになったこのワークショップ。

やりたいことも好きなこともその理由も、わかってきたことがずいぶん増えた。
今回は、以前とは違うものがでてくるかなぁとちょっとわくわくしていたのに、イメージしたものの中には、以前とは変わらないものもあった。

それは、その人が成長したいと望む方向性を大切にした「育て」の要素。

一体なぜなんだろう?
過去の自分が唯一持っていた武器だったからなのか、それとも「私」の根底に流れるものなのか、今はまだわからない。
わからないけど、きっと何かあるんだろう。


まずは、自分の時間を生きる練習を繰り返し、私の時間を生きる心の体力をつけること。
練習を重ねて体力がついてきたころ、また今より少しだけ、自分の人生がきらりと輝いてくるだろうと信じて。
がんばれ、私。




タイトルはじまり目印

M. M. さん(40代以上/神奈川県よりご参加) くりむそんくろーばークラス



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大切な私へ

「共依存」に「酔っぱらって」いた自分。
顔に冷水をぶっかけられたような感じだった。

そして、今もきっと「酔っぱらって」いるだろう。
気を付けて、よぉく気を付けて、コツコツと習慣にしていかないと身に付かない、思っていたより、本当に本当に根深く、私に染みついている私のためにならない習慣。


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盗られていた「5時間」という時間。
この時間の重みは、私が30年近くたった今も、忘れられないということが証明している。

自分を大切にしていたら、盗られなかっただろう時間。
私は、むしろ上司の時間を私が奪っていると考えていたくらいだった。

もっともっと自分の重心を意識しないと。
自分が自分を信じてあげないと。

優しいまなざしを注いであげて。
もっともっと自分を大切に、大切に、大切に。


文節区切りの線

ワークショップ期間中、なるべく自分の食べたいものを食べるように意識してきた。

一人でランチをするときは、出来て当たり前のようなこと。
でも、これが私には結構な訓練だった。

常にそばに誰かがいたことに気づいた。
世の中の健康志向とか、ダイエットとか、節約とか、
このことに、気づくことができました。

いろいろ文句を言う家族の声も聞こえていました。
勝ってに私が作り上げている声でもあるように思いました。
「反応」というものかもしれません。


文節区切りの線

ワークショップ・クラスからの帰り、自分の夕食を買いにデパートへ。
自分の「お腹」に聞こう! と思いました。

それでも、最初は、やっぱり、そばで勝ってに語りだす他人の声を聞いてしまっていました。
それを「えぃ」っと払いのけ、もう1度、自分のお腹に問い直して、選んだものをカゴにいれたら、そっから先がそれまでと違っていたように思います。

その前は、モヤモヤとどれにするかで長時間売り場をウロウロと迷っていたのに、自分のお腹の声に従って、「お腹が選んだモノ」をカゴに入れてからは、すごく自分の声がよく聞こえるようになっていたように思います。
軸が定まっていると、不必要に悩まないのかもしれない。

今まで自分がすごく優柔不断だったのは、自分の「軸」がなく、自分のそばに見えない人が何人もいて、他人の言う意見を聞いてたからなのかもしれない。

「自分」を軸にする。
そうすると
「自分を生きている」
そんな感じがした。


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今回、stage.3の受講は私にとっては、高度な挑戦でした。

未消化なものもたくさんあるのだろうと思います。
それでも、得たものがとても大きかったと思いました。

チャレンジしてよかった。
このチャレンジに、自分を褒めてあげようと思います。


優月さん、ご一緒いただいたお仲間の皆さん。
多くの刺激、気づきや希望を頂きました。
ありがとうございました。



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。