2017.07-10月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(3)コース3/STEP.1(前期日程)」しすこクラス

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タイトルはじまり目印

Y. T. さん(30代/島根県よりご参加) しすこクラス



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このコースは2回目の参加でした。
1回目に参加したときは課題が難しくて、「もしかしたら今回も、できないかもしれない」と不安になりながらスタートしたのですが、意外にもすーっと課題に入っていくことができました。

自分でも気づかないうちに、これまでの歩みが積み重なっていたのかもしれません。
嬉しい驚きでした。


文節区切りの線

2回目の参加となった今回は、今の私がどれだけガチガチの硬直した世界観の中にいるのかがよりくっきりと見えてきました。
夢に対しても、仕事に対しても、他人から見てまともに見える、立派に見えるようにすべき、という「正しさ」「完璧さ」を無意識に持ち込んでいて、自分で思っていた以上にガチガチに硬直していました。
それが、苦しさや行き詰まり感につながっていました。

ガチガチの「正しさ」はもういらないです。
それよりも、私の心の声を聞いて生きていきたいです。


文節区切りの線

また、私は、これまでずっと「今」を黒歴史にして、忌み嫌っていて、なかったことにしたいと思っていたことに気づきました。
ずっと黒歴史でなかったことにしたい「今」を積み重ねてきたから、当然ながら「過去」も黒歴史で、なかったことにしたいと思っていました。

でも、そのことに気づいて、これからは「今」を投げ捨てないで、大切にしようと思っていたら、現実が動きました。
突然の異動になり、仕事の内容が新しくなりました。
とても驚きました。

内側が変われば、外側が変わるということが証明されたように思います。
「今を大切にする」という言葉をこれまでもたくさん聞いたり、見たりしていましたが、本当の意味が分かった気がします。


文節区切りの線

課題文の中にあった、「過去と今を統合する」という言葉がとても心に残りました。
心のどこかで、過去をなかったことにすることが回復だと思っていた部分がありましたが、そうではないと分かりました。

回復とはどういうことなのか、ということも本当の意味が分かってきたように思います。
本当に私は、何も知らないのだということを見せつけられた気がします。

でも、何も知らないのだということを知ることができて良かったです。
私の人生をもっと安全にしていくために、これからも歩いていきたいです。


最後になりましたが、「しすこクラス」でご一緒したお仲間さん、3ヶ月ありがとうございました。
優月さん、ONSA スタッフの皆さま、今回も安全な空間を作っていただきまして、ありがとうございました。




タイトルはじまり目印

Y. A. さん(20代/福岡県よりご参加) しすこクラス



タイトル下の線


Web. WORKSHOP「コース3/STEP.1(前期日程)」に初めて参加させていただきました。
この3ヶ月もアップダウンが激しい時間を過ごしました。

本コースでは私の歴史、過去、現在へつなぎ、今の時間の使い方。
色々な物事が私を作っているのをまとめた3ヶ月だったと思います。


文節区切りの線

特に、「コース3」は、ONSA でも挑戦の第1歩の一つ。

課題を進めるごとに、私が深まることと、本当になんという時間を過ごしてしまったのだと感じました。

その間にも家族間での問題が、話し合いをすれば、個人個人での意見のやりとりができれば、それぞれが自立できていれば、相互の境界線を守っていれば、と悔やむような物事が起こりました。

そうして過去を振り返りながら前へ進むために必要な作業を踏んだと思えました。

ONSA へしがみついていて良いのか、と何度もなんども迷いました。
そして、家族間で起こる物事に耐えきれない私は、様々な機関へ話を寄せました。
自閉症スペクトグラムのこと、怒りと恐怖でこんがらかる感情を上手に吐き出せ、整理できるところを探すこと、今の仕事場が苦痛であること。

そうして私は、自分の痛みに敏感になりました。

「私は、やっぱり痛い。そして、こう望んでいる。」

「涙を流しながら課題に向かうこの気持ち、『BE』であるなら、行動に少し移して良いのではないか。」

毎週のようにそう思えました。

ただ今回は、秋の ONSA WORKSHOP(対面式)や次のコースへも参加し、家族間での問題も揺れ、大いに気力体力が必要な時期でした。
なので、ここに参加して本当に良かった分、課題に集中しきれなかったのが悔しかったです。


文節区切りの線

それでも得たものがあります。
分析しつつ、前へ踏み出す際の選択肢を見出すのに、過去を振り返り、回復する時間を自ら作るのは、とても勇気のある時間を過ごせました。

そうだね、焦ってしまうね。
それでもここにしがみつけて、本当に良かったね。

そうやって、私を褒めても良いと素直に思えました。


文節区切りの線

「しすこクラス」で一緒のYさん、一緒に WORKSHOP 期間を過ごしてくださりありがとうございました。

藤沢優月さん、ONSA STAFF の皆さん、幾度となく連絡を取っていただき、本当に申し訳ない気持ちと、感謝しきれない思いでいっぱいです。

回復への道がまた少しずつ見えたように思えます。
私のペースでは、また時間のワークを重ねようと思いますので、こうして私のペースを考える事も、チャンスだと思っていこうと思います。



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。