2015.07-09月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(3)コース3/STEP.1(前期日程)」まいようクラス

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タイトルはじまり目印

A. M. さん(30代/東京都よりご参加) まいようクラス



タイトル下の線


このワークショップは2015年の7月から始まりました。
7月は、私が会社を退職した月でもありました。
私が15年在籍した会社での仕事は、やりがいを感じる面もあれば、つらい面もあり、辞める直前はつらさの方が勝っていました。
私が会社を辞めてから3ヶ月、その前に3ヶ月休職をしていたので、会社に行かなくなってから半年になりますが、私は今でも私が会社を辞めたことが正しかったのかどうか分からなくなることがあります。


心の健康を保つという面では、辞めて良かった。
自分をつらい場所に置き去りにして、心を感じなくしてまであの職場にいるのは自分への裏切り行為だと思った。

また、金銭面や仕事の技術向上の面では、それが絶たれてしまうことになり、もったいないことをしたなとも思っている。
けれど、あの職場へまた戻れと言われたらそれもまた恐怖なので、複雑な気持ちがしている。

このことは、これから何度も振り返ることになるだろう。会社を辞めてしまったことは、もう取り返しが付かないので、これからじっくり自分を振り返り、私の過去を掘り下げながらながら、気付きを得て行きたいと思っている。


私はそんな状況だったので、このワークショップはとてもタイムリーでした。間に ONSA WORKSHOP(対面式)を受けられたのもよかったです。
週を重ねるごとに、私が共依存症者だということや、私が自分に重心がないので、生き苦しいのだということにも気づかされました。
自分のしている不健康な行いに気づき、「私自身が、私の築き上げたものをぶち壊しにしている、私は本当に懲りない!」と泣けてきたこともありました。


そして、そのなかでも私はよくやってきたという気持ちを持つこともできるようになってきました。
自分を責め続けることは、あまり意味がないことも理解してきました。
意味がないどころか、逆効果だということも。

私は、「自分には価値がない」という思いこみを持っていたために、様々なトラブルに自分から巻き込まれに行っていたこともわかりました。
そんな、私のためにならない信念に私は今も捕らわれているのだと思います。私は、硬直した思いこみによって、逆に自分を苦しめ、孤独に追いやっていました。
この12週間は、そんな私の「憑き物落とし」のような期間でした。
ここで、「コース2/STEP.2」とは違った視点で、自分のことを眺めてみることで、今まで当たり前だと思っていたことがちっぽけに思えたり、逆にすごく怖いことをしていたと気付いたりもしました。


そして、いちばん印象に残ったのは、自分の持ち時間を計算してみたことです。
このワークショップ期間に、「お金と自立のワークショップ」も同時に受けたことで、私のお金と時間には限りがあるということが実感を伴って理解できました。うすうす気が付いていたことではあったけれど、実際に計算をして目の当たりにしてみると、これはのんびりしていられないと覚悟が決まりました。

私は依存症から本気で回復したい。
もう、自分から不健康な状況を作り出したり、巻き込まれに行ったりするのは、苦しいし疲れるし、もう嫌です。

時は私が回復するのを待っていてはくれない。
それでも、自分のできるかぎりで、あきらめずに歩んでいこうと思います。

自分の内側を満たすこと、過去をしっかり振り返ること。
今の私にはそれがとても大事なことだと気付きました。
とても収穫の多い12週間でした。

ありがとうございました!




タイトルはじまり目印

N. O. さん(30代/東京都よりご参加) まいようクラス





3か月間、逃げないでよく頑張ったね。
歩いた距離を振り返ると、「これがなかったらなんて考えられない」と思うほど、前進を感じている。
それだけ怖い習慣で生きていたことを良い習慣を手に入れた後にまざまざと思い知る。

向き合うことが怖いという気持ち、ワークに関しては無くなってきたね。
安全ってこういうことなんだね。

この年になって、新しいことに気付いてばかり。
仕事で、間違えると恥ずかしい。穴に入りたくなる。
でも、ワークでは、そんなことはない。
誰も責める人はいないし。そういうもの(すべりやすい場所)だって、わかっているから。
気付くたびに嬉しくなる。

「青い鳥カフェ」に通い始めた時、たくさんのワークショップに通い詰めている人がたくさんいて、驚いた。
でも、今ならわかる。
こんないいもの辞めるわけない。
満足度が高い。現実が変わる。
ワークが大好きだ。

今まで、どんなに頑張っても頑張っても頑張っても、なかなか報われなかったけど、報われるようになってきた。
私は、頑張り方を間違えていただけだったね。
せっかくつらいつらい時を頑張って生き抜いてきたんだから、幸せになろう。

手の届くところまでやっときた。
健康になってきて良かったね。
これからも、よろしくね、私。




| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。