2020.01-04月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.1(後期日程)」ともクラス

画像
タイトルはじまり目印

T. M. さん(40代以上/東京都よりご参加) ともクラス



タイトル下の線


この12週間で決めたことではなく、回復をしながらずっと考えていたことでしたが、がまんして持っていた重い荷物を降ろす決心をしました。
荷物を降ろすことが本当に怖かった。
行動した今も怖さは消えるわけではなく、決意がぐらぐらするときもあります。

でも、荷物を降ろしてから数週間。
距離をおくことができ、私はとても安心して過ごしています。
そして、安心して日々を過ごしていると、同じ場所でも世界が違って見えてきました。


文節区切りの線

周囲の人は皆、とても優しいこと。
皆、自分の個性や考えで、行動を決めていること。

時には面倒ごとを持ってくることもあること。
「私が、いかに人を頼ろうとしなかったのか」という事実。
(頼りがいのある人々を眺めながら、頼ってよかったんだ…と実感)

安心して場にいると、人の会話や表情が以前より受け取れること。
安心して場にいると、「正」のストロークで会話できること。


文節区切りの線

「人と関わりたい」という切なる願いを持ちながら、心の底では
「今さらそんな温かい関係が作れるわけではない。私には無理だ」
というあきらめがずっとぬぐえませんでした。
人と関わる世界に行くのが本当は怖い。

だけど、今その恐怖心は
「私が温かくいたいから。
温かい世界にいられるよう、私を変えていくことができるんだ」
という希望に変わろうとしています。


文節区切りの線

また、私はこの期間のワークと自分の行動を通じて、人生とは瞬間ではなく、「時間」であることを実感しました。
不安定な時期があっても、迷うことがあっても、
「自分が今、しようとしていること」と
「自分がこれからしたいと思っていること」を大切にすること。

そうすることで、「自分が積み重ねてきたこと」をいとおしく思い、大切にすることができる。


今まで私がしてきたのは、「今ここ」の使い捨てだった。
そしてこれからは、「今ここ」の積み重ねを感じて、過去、現在、未来を大切に作っていきたいと思います。

優月さん、ONSA のスタッフの皆さま、そしてワークでご一緒したみなさま、3か月間本当にありがとうございました。




タイトルはじまり目印

A. Y. さん(40代以上/東京都よりご参加) ともクラス



タイトル下の線


わたしが自分の人生を生きるとき見える風景は変わってくる。

夢が実現していると心は活き活きとし、しっかりする。
それをしないままでは心がグラグラしたままになってしまう。

多分挫けてもいいんだ。
負けたっていい。
歩けない時には歩くのをやめたっていい。


文節区切りの線

心を映す鏡なしに始まったわたしの人生。
どこまでいってもどこにもわたしの心が映せる鏡は見当たらなかった。
その大きな不安。どこまでも続くかのような不安。
そんな不安の中を生き抜いてきた。

最初から支えの支柱を蹴り飛ばして外されたみたいな人生だった。
心もとなくて心配で怖くてたまらないのに、そのことをどう表現していいのかさえわからなかった。

一人ひとりの人間には限界があって、それをいっぺんに片付けてしまえるほど簡単ではないけれど、その心のなかのこだまのようなものは、どこかでみんなをつないでいるような気がする。

自分を知ることでしか自分を支えることができない。
深く知れば知るほど支えは強くなれる。


文節区切りの線

ここにいることがすでに奇跡だと、そんなキラキラした言葉よりも、丁寧でそのままの普段の当たり前の日常の風景の中に散りばめられてる「りありてぃ」。
それが輝いてる気がした。

シナリオ通りではない挨拶みたいにありのままの自分。
それでも日々は平凡で、そしてそれでいいんだ。
それがわたしの望んでいる日常だから。

どんなステップもみんな大切で、どんな方向に進んでも大丈夫。
それでも悩んで悔やんで勇気を出して、繋げなかったりすれ違ったり上手くいかなかったりしていい。


文節区切りの線

自分のことは自分で決めていい。
何をどこまで共有したいかも自分で決めていい。

わからないことにわからないなりに取り組んできた。
続けてきた。
続けてこられたことは素晴らしいことだって思う。
挫けそうになりながらも負けなかった。
やめたり止まったりしても、また歩き出した。
きっとそれでいいんだ。


文節区切りの線

何かが間違っていたと思うのをもうやめよう。
何かが間違っていたなんてとても寂しい言い方だから、ちゃんと心のままに丁寧に生きてきた。
自分なりに先のことを思い、自分なりに自分の大切な人びとのことを思い、形にしてきた人生だ。
あとまわしになってしまった自分は、そうすることが安全だと判断したから。
それが間違っていたんだなんて、とても悲しい見方はもうしない。

そうではない。
そのときそのときのベストの積み重ね。
どんなに丁寧に、どんなに必死で、どんなに切実に生きてきたのか、わたしが一番よく知っているんだ。
苦しかったことはあっても挫けそうになっても、諦めたりしたことは結局一度もなかった。
だからこその今なんだ。
そして今も これからも。

思いが一発で伝わらなくても、一気に何もかもがうまくゆかなくても、それで心がひるんでも、それでもいい。


文節区切りの線

自分の中の心の一番深いところにある深い傷。
その傷のことをわたしが一番よく知っている存在でありたい。
誰よりもそれをわかってあげられる存在でありたい。
そうだからそうでありたい。

わたしはやめなかった。
わたしはやめなかった。
もうそれだけですごいことだと思う。
きっとこれからだって決してやめないだろう。
もちろんやめたりしない。
これはわたしの人生だから。


文節区切りの線

疲れた時はあー疲れた! っていっていい。
グダーっとしてだらけて休めばいい。
自分のことを思ってていい。
これができるかな、って大丈夫かなって見ててあげていい。

試してみて間違ったっていい。
最初から全部できなくてもいい。
わからないことはわからなくてもいい。


文節区切りの線

ムッとしたら怒ってもいい。
わたしは怒ってるんだと感じてもいい。
うれしいときそれが言葉にならなくても、胸のところが温いだけでそれでいい。
うれしいことが過ぎ去ってしまうことが寂しいと思ってもそれでいい。
わたしはその時寂しいんだ。
未来に不安を感じてもそれでいい。
今不安なんだと感じていい。

友達の言葉にがっかりしたり傷ついてもいい。
ああ傷ついたなって感じててもいい。
人恋しくてもいい。
人を好きになってもいい。
好きな人を好きな気持ちをそのままで感じてもいい。
胸が痛くてもそれでいい。そのままでいい。


文節区切りの線

気持ちって言い切りなんだ。
繋がって長くなるものじゃない。
その場で広がるものだったんだ。
気持ちって気持ちそのものだったんだ。
それは「在りよう」だったんだ。

それでよかったんだね。
それはその瞬間の深まりであり広がりでもあり、それでそのままでよかったんだね。


文節区切りの線

この3ヶ月も本当によくやったね。
しっかり歩いてきたね。

まだこれからも続く毎日。
同じように確かめながら見極めながら、決して諦めずに、じっくりと歩いて行こう。
今まで通りに丁寧に。
今までよりはもう少ししっかりと自分を感じながら。


文節区切りの線

未来予想図。
描ける気がする。
色々な想像図を描いてみたい。
描いたり消したりしながら試してみたい。
未来にワクワクも感じながら生きていきたい。

そしていつも今の自分に安心していたい。
少しずつでも社会の一員である自分を見出していきたい。
自分の目で確かめ、自分の実感として感じていきたい。


文節区切りの線

優月さんスタッフの皆さん。
今回もたくさんの投稿読んでいただきまして本当にありがとうございました。
心からお礼を申し上げます。

ひとりぼっちではなかったことは本当に深く心の支えとなりました。
おかげでまたさらに深く広く、自分の中を感じられるようになりました。

一緒に3ヶ月を歩んでくださったお仲間さんにも心から感謝いたします。
ありがとうございました。



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。