2017.02-06月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.1(後期日程)」きなしちごクラス

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タイトルはじまり目印

M. K. さん(30代/東京都よりご参加) きなしちごクラス



タイトル下の線


とっても、とっても変化の多い期間だったね。
「もう生きてなくてもいい」という思いから始まり、自分の夢を過去から掘り起こして、少しずつ行動するところまで変化をした私。
過去の痛みとともに生きる感覚とは、一生離れられないと思ってたけど、ひとつひとつ、子供の頃から全てカウンセリングで話すことで、私は楽になれた。
完全にじゃなくても、今はもう前ほど同じような感覚では生きていられない。
それがとてもありがたいし、念願だったし、戻りたいとは思わないけど、なくなっていくことは寂しくも感じる。
きっとずっとずっと一緒にあったからなんだと思う。

「じかんのきろく」には、たくさんの自分の名言があり、これまでで一番のマーカー線がついた。
今の自分に響く言葉がたくさんあって、それが嬉しい。

たくさんの気づき、決意。書き残しておいてよかったなと思う。
ちょっと前の出来事なのに、私は常に変化していて、今同じように言葉は出てこないから。
でも読み返せば、息を吹き返したときの感覚が蘇ってくる。


文節区切りの線

自分が失ったもの、その大きさは、話して感じてみることで私は気づくことができました。
いや、それなら何度もやってきたはずでした。何が今までと違うのだろう。

多分、今の自分が理解した過去ではなくなったからなんだと思う。
過去のその時点の私が感じていた過去をしゃべれるようになったことが違うんだと思う。
書けばシンプルだけど、ここまで来るのにどれだけかかったことか。

人の言動を歪めてとらえるので、安心することも全く一筋縄ではいきませんでした。
だから、ようやくよくやくこの大仕事がひとつ終えられたこと、本当によく頑張った!!
これひとつ終えられただけでも素晴らしいこと。

自分が自分のためにできたんだ。
あんまり実感がなかったけど、ほんとうによくやったね。やり遂げたんだね。


文節区切りの線

私が失ったことを大きく後悔しているのは高校生の時の夢です。
課題に書いたことをそのまま引用すると、

「私は美大の映像学科に行くか、留学して、映像をつくる仕事がしたかった。
そうしたらきっと、自分がいたいところにいると感じられたと思う。
同じ目的をもった友達ができて、楽しかったと思う。
そこで同じような夢をもつ彼氏ができたかもしれない。
自分にできることとできないことがよくわかったかもしれない。
それでも、自分が用意した道を選んだことは私にとって自信になったと思う。」

今までもわかっていたと思ったけど、失った痛み、大きさをそのまま感じることはなかったのだと思う。
それは大変な作業だったけど、これができたと同時に私がやりたかったという気持ちは、タイムカプセルのように、高校生の時から変わらずそっくりそのまま残っているということに気づきました。

そのことに気づけたことは私にとって宝物で、自分がようやく水中から飛び出して、新鮮な空気を吸い込んだような、今生きている感覚を取り戻すきっかけになりました。
それからは不思議と過去の自分と今の自分がひとつのつらなりとしてあって、一つの私であるような感覚も持てるようになりました。
それまでは過去の自分だけやたらと大きくて、今の自分があんまりない感じでした。


文節区切りの線

そうして出てきた、自分の決意は本当に力強くて、だけど今読むと、今は実際に取り組む段階に来ているから、その力強さを、自分がプレッシャーに感じるという…(笑)。
今同じように書けないけど、この気持ち大事にし続けようと思うから課題から引用しておきます。

「私はどういう自分でありたいか。
私は自分の軸をもち、自分のやりたいことに全力で取り組んで、
自分で自分の人生の舵を取る。
私は変化を恐れず挑戦して、新たな道をいつも切り開いて生きていく。先がないと諦めない。

自分の感じていることに素直で、自分の考え、感じていることをしっかり自分の言葉で表現できること。
影響されることを自分で制限しすぎないで、変わっていく自分をおもしろがれる自分でありたい。
そういう心境になりました。

そして、それが絶対にできる、そうなれると私は今言い切れる。
それでもふわ~っと、逃げが出てくるんだけど、逃げずに向き合って今週やれたと思う。
それを地味に毎日、毎瞬続ける。逃げたくなる気持ちと一緒にやっていこう。
それは自分がこの先笑うため。
この先同じように苦しんでいないようにするために。」


文節区切りの線

今は逃げと、自分の考えの歪みとの戦い。毎度逃げはやってくるし、歪みは歪みとわかるのもまだまだ難しい。
なりたい自分に絶対なれると言い切る、自信が今はややないけど、でも私は何年も後に今の自分を振り返った時に、同じように後悔している自分の歴史を書いていたくないって思う。

過去に対して今の自分が、過去の時点では自分はだめだ向いてないって思ってたけど、全然そんなことなかったよ、試してみたらよかったよ、と書いているのを読んだ時、それはそのまま、一歩踏み出す今の自分にも向けられている言葉のように感じました。
だから、「やってみてよかったね。」になるようにこれからはしたいと思います。


文節区切りの線

たくさんの時間を失ってきたから、これからは自分のために生きている時間を自分に与えたい。
もう自分の夢があれば、それが叶っても、叶わなくても、誰かに自分の価値を証明するために生きる必要がない。
本当に言葉で言っている通り、そのまんま自分の気持ちに素直で、自分のために生きている時間を生きたい。

この3ヶ月、大きな内面の変化を遂げられたこと。
映像を作ることも少しずつ行動し始めたこと、楽しいことはたくさん楽しみ始めたこと、
境界線を引いて自分を守り、NO を受け入れてもらえた自信、関係が壊れずうまくいったこと。
たくさんの収穫がありました。

頑張った私、ありがとう。これまでの道のりは私の歩みのおかげ。
うまくいかないことがあっても、私は自分を大切にして生きていこうって思うよ。
少しずつでいいから、自分の人生を歩いていこう。



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「人生は、いつからでも変えられる」
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