時間のヒミツ | そのちいさな、ひとつかふたつ。みっつ

気がつけば、ずいぶん遠くまできていることを、ふと、自覚する瞬間があります。
その時間を振り返った時、大きな歩みは、ほとんどなかったことにも気づきます。
あったのは、日々の不器用な、ちいさな一歩。
あるいは、二歩三歩。
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それはきっと、このようなものであるように、思うのです。
たとえば今日、この、ちいさな事務仕事を処理した。
調べようと思っていたことを、ちゃんと調べた。
書類を書いて、期日まで出した。
次に、同じ局面が回ってきた時、二度調べなくともよいように、リストを作った。
こんな、まったく華やかさのない、小さな連続。
ところが、これらが連なると、すごいことが起こる。
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「気がつけば、大きな局面を越えている」
たとえば、望む仕事に、ついに就けた。
ずっと憧れていた暮らしを、はじめた。
自由を勝ち取った。
以前は、夢でしかなかった人生を、今は送っている……。
こんな、大きな局面。
それはある日、小さな行動が、ずっと連なった先に生まれる。
生まれないことが「ない」と言い切れるほど、巨大な変化が生まれる。
自分でも驚くほどの、大きなジャンプ。
だから、希望がある。
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ちいさな時間の連なり。
積み重ねた時間は、裏切らない。
このことを、疑いようのないほど、目の当たりにしてきました。
だから今日も、ひとつ、ふたつみっつ。
地道な努力を、積み重ねること。
その行為自体が、とても好きです。
それでは、また。
また、メッセージを書きにきます。