「時間の365日シミュレーション」”まずは、やってみる” | チャレンジのきろく/2025年06月28日開催

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タイトルはじまり目印

S. H. さん(40代以上/岩手県よりご参加)



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質問[1]
今回のワークショップに参加することで、あなたは、何を発見しましたか?
気づいたことや、意識が変化したことは、何でしょう。



時間とは、命である。私の時間は、私の命そのもの。
私は、以前よりもずっと、この貴さや重みを感じるようになっている。


時間を投資すれば、その投資したものが「増えていく」。
そう学んでみれば、たしかにそのようになっている。

良くも悪くも、時間をかけたものが増える。
私はその時間を経験する。そして、その時間が自分自身となっていく。


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自分にとって価値ある投資なら、人生は豊かになる。
その逆ならば、どこまでもむなしさが増えていく…。

私は、あらゆる活動でも人間関係でも、自らこの「虚しさ」を増殖させてきた。
本当に悔しい。


向かいたい先を見定め、実現のために逆算して動くということ。
時間の地形を見ながら、戦略的に時間をつかうということ。

それを、自分にとって意味を感じられることに対して、行っていくということ。
このような発想も、そのために必要な実行機能という力も、自分に欠けていたのだとわかった。


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私は、実行機能の弱さを、「場当たり」で埋めようとしてはいけない。
「きれいごと」で解決を図ってはいけない。

これまでのコンフォートゾーンを出て習慣を変えるために、練習をしなければならない。

私はそもそも、何を「快適」としてきているだろうか? 
これからは、何を「快適」とする必要があるだろう?

この視点は、自分にとって新しいものと感じられた。
しかし掘り下げてみれば、「私は、どう生きたいのか」という問いそのものではないかとも思った。


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私にとってなじみのある快適さとは、たとえば「慣れている」とか「知っている」ということだ。

やり方がわかっている。傷つかない。
失敗をしないで済む。無難である。
「誰か」や「何か」にとって都合がよい。立派そうに見える、など…。


私は、このぬるい快適さのなかを生きたいのか? …ちがう。

私は、自分が大人の現実でやっていけるということを、「快適」としていけるようになりたい。

自分に、現実でやっていく力がつくこと。
その力をつかって、自分が安全に豊かに生きること。
自分を誇りに思えること。トライするからこその擦り傷も、負っていくこと。

私は、自分を幸せにする努力の「快適さ」を、覚えていきたい。



質問[2]
あなたの目標......「夢をかなえる」は、何でしょう。



「働くこと」は、自分にとって大きな軸として取り組む必要があることだ。
私は、ここを避けては通れない。

自分が意味や喜びを感じられることを通じて価値を提供できたら、どんなに良いだろう。
そのために努力を惜しまず、必要な責任はしっかりと負い、どのプロセスも楽しむことができたなら、どんなに幸せだろう。

私はこれを、憧れのままにはしたくはない。


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私にとって、自分の成長を感じられることは意味のあることだ。

できなかったことができるようになること。好きなことがもっと深まり、もっと挑戦したくなること。
そしてまた、できることが増えていくこと。

私は、自分にとって意味のある時間を増やしたい。
自分の命をもって、その価値を味わいたい。




タイトルはじまり目印

S. H. さん(40代以上/東京都よりご参加)



タイトル下の線

質問[1]
今回のワークショップに参加することで、あなたは、何を発見しましたか?
気づいたことや、意識が変化したことは、何でしょう。



私は今回のワークショップで、自分が本当に望んでいることに実行機能を使っていくこと、またそのために、欲ではない自分の本当の望みを理解していることが重要だと学んだ。

私は、欲と望みの違いが直ぐに解らなくなる。
一旦外に出れば、欲の世界が日常な環境下でずっと暮らしていて、そしてその世界が私のコンフォートゾーンとなっている。

だから、旅行以外で自分なりの視察に出かけた際も(日帰りでさえも)自宅へ帰るまでどこか不安で、心細くなり、落ち着かなかった。

人ごみや高層ビルは好きではないけど、でもそんな光景を見ると「帰ってきた」と感じてほっとするのも事実。
だから、この矛盾に対する答えをきちんと出さないでいたことが、私をずっと今の場所に留まらせてきたのではないかと思う。


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頭の中で、「東京は欲深くて、人として本来住んではいけない場所。あなたは特に向いていないはず」とどこか強気な自分と「そうは言ってもずっとこの景色を見てきて生きてきたのだから、落ち着くんだ」と感じる自分。
私は、身体の感覚がどこかズレているのかもしれないなと思った。

その上で私は、自分が納得できるまでたくさん悩もうと思っている。
東京で暮らしている自分を全否定したまま、次の場所へ行くのはちょっと違う。

ただそうしているうちに、時間は刻々と過ぎてしまうし、私は直ぐに手前からやっていってしまうから、日々の時間と大きな時間を手帳に書き入れて、意識して毎日を過ごしていきたいと思った。



質問[2]
あなたの目標......「夢をかなえる」は、何でしょう。



・私は、自分のコンフォートゾーンから外れる、壊すやり方ができるようになりたい。
・私は、時間の「量化」が上手くできるようになりたい。

・私は、身体の感覚をもっと感じ取れるようになりたい。
・私は、自分のペースを掴めるようになりたい。

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S. Y. さん(富山県よりご参加)



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質問[1]
今回のワークショップに参加することで、あなたは、何を発見しましたか?
気づいたことや、意識が変化したことは、何でしょう。



「とても大きい長期目標を、どうやって日常の中のタスクにまで落とし込むか」
これは、私にとって、とても難しい課題だ。

前半の内容を聞いて、「そうだそうだ! これを知らなかったから、できなかったのだ」と納得した。


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私は、何かを始めるときに、「とにかく始めてみよう」で始めてしまっていた。

これでは全体像が見えてないので、どこまで進んでいるのか、このペースでいいのか、などが把握できない。
そのため、長期戦になるほど、うまくいかないことが多かった。


「何かを始めるときには、まず全体像を掴んで、計画を立てることに相当の時間をかける」というやり方を聞いて、「計画的に進めるのが上手な人は、そういうことをしていたのか」と、こんな大人になってから気付かされた。


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自分の「できない」に納得した上で、それでは、今の目標について考えてみようとなると…これまた、優先順位付けが不得手な自分に気付かされた。


私は、せいぜいこれから数ヶ月〜1年間くらいかけての「当座、やらなければいけない目標」に目が向きがちで、5年や10年かかる「人生を作り上げるための目標」は白くて見えない。

本来は、その「人生を作り上げる」ことが最も重要なはずであるが、見えないので、どうしても後回しになりがちだ。
すると、残念ながら永遠にその5年後や10年後が訪れないということになってしまう。

些末なことを差し置いてでも、なんとしても、その長期目標について考える時間は確保しなければいけない。


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今まで、土日に時間を確保しても、平日と同じように日常のタスクをこなして終わってしまった…ということを繰り返してきた。

今回のワークショップでの反省を経て、たとえ平日にタスクが終わっていなくても、土日に確保できた時間には、その続きをやらないと決めた。
長期目標について考える時間として確保すると決意した。


ワークショップの宿題という強制力も相まって、5年分の休日を見渡すということを、まずやってみた。


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「連休は、世間の流れに縛られずに動ける期間だから、集中して物事を考えるのに適している」という話をワークショップ中に聞いていた。

実際にやってみると、平日には役所関係・仕事関係のメールや電話が入りやすく、その対応で時間が分断されやすかったのだということに気がついた。

土日はそれが減るので、確かに集中しやすい。
集中しやすい日なのに、些末なタスクで終わらせていた過去を思うと、もったいなかったなと改めて反省した。


5年分となるとあまりにも膨大に感じていたが、やってみれば、見渡すことだけならば2時間でできた。
逆に言って、この枚数で見ると、「5年間なんて、あっという間」という感覚が理解できた。


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子どもの長期休暇が、4ヶ月に1回訪れる。

その期間にマーカーを引いていると、「学生ってどんだけ休みなんだよ!!」とやや毒づきたくもなる。
かつて私にも、これだけの手持ち時間があったのだ、と涙が出そうな気持ちになる。

そして、子どもにとっては、今がまさにその取り返せない貴重な1回1回なのだ。
そのことも大切にしたい。

私の経験と、子どもの経験を、ともに尊重したい。


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連休を見渡してみて、漠然と5年という時間のイメージはできたものの、「それではこれらの連休に、何を進めていくのか」ということが、未だに自分の中にない。
だからまず、まとまった時間を作って、それを考えるということが、やるべきことなのだ。


いつものクセで、焦り、「とにかく始めてみよう」というやり方を取りたくなる。
それでは、走っている割に遠回りになるということを、何度も経験しているじゃないか。

いつもと違うやり方をとるには、意識して練習が必要。
焦るけれども、始める前に、まず止まる。考える。やってみよう。




質問[2]
あなたの目標......「夢をかなえる」は、何でしょう。



私は、私の「手」となる仕事について、考える。
そのための、集中できるまとまった時間を確保する。