2020.07月開催 「身体のワークショップ」れもんぐらすクラス

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タイトルはじまり目印

T. M. さん(40代以上/東京都よりご参加) れもんぐらすクラス



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あの日、私は自分の身体と仲直りをしました。
正確にいえば、仲直りすることを決心し、今は私は私自身と毎日会話をしています。

このワークショップにでるまで私は、自分の身体に声や意志があるなんて知らなかった。
知らなかったから、40年近くも無視をし続け、声を閉じ込め、「こうあるべき」と思い込んでいる目標や仕事のために酷使してきた。

かなり大きな病気も何度か経験したし、急に会社に行けなくなったりした日もあった。
それが「もう無理だよ!」という「私自身の悲鳴」だと思い、耳を傾けることはしなかった。

「休めば大丈夫」
「休んでよくなったら復帰しよう」
そんな程度に思っていたし、現実はそれでなんとかなった。


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自分がどれほど自分を無視してきたのか…。
チェアワークで、さらに自分のしてきたことの重さを知り、謝罪の言葉もだせないほど、申し訳なさに涙があふれでました。

涙を流しながら、「これからはちゃんと話を聞くから」と伝え、何度かミラーワークをしているうちに、驚くことが起こりました。
「○○ちゃんは、もっとできると思うよ」と鏡の中の私が言ったのです。

無理とか負担とかではなく、
「自分の進みたい方向に、はつらつと歩いて、楽しい人生を行くことができると思うよ」
そんなニュアンスで、私を励ましてくれました。


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身体とは、なんと健気で素直なんだろう!
こんなにも酷使してもなお私を励ましてくれるの!?

再生、回復、前進、成長。
それを叶えるには、この身体なくしては何も成り立たない。

ものすごい強大なパワーの持ち主なんだ!
本当に衝撃でした。


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ワークショップ・クラスが終わってからの1週間、私は自分の睡眠と食生活を見直しました。

「身体」が食べたいというものを、食べさせてあげたい。
まずは、体を酷使して動かなくさせてしまった「日々の回復力」を取り戻してあげたい。

そして、この愛おしい私の身体を使って、私の夢をかなえていきたい。
そんな気持ちであふれています。


このワークショップにでて本当によかった。
ありがとうございました。




タイトルはじまり目印

M. T. さん(40代以上/岐阜県よりご参加) れもんぐらすクラス



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わたしへ

本当にお疲れさまでした。
いっぱい泣きましたね。
今回もぐったりしましたね。

そして、記念日になりましたね。
このワークショップに申し込んでくれて本当にありがとう。


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今回、このワークショップは2回目でした。
前回も思いましたが、このワークショップが私には一番効きます。

「身体のワークショップ」という名前ですが、自分とめちゃくちゃ向き合います。
「自分と向き合わざるを得ない」ワークショップです。
本当にぐったりしました。


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今回の一番の収穫は、
「自分が体とつながっていなかったということにやっと気づいて、身体とつながることが出来た」
ということです。

私は自分の身体をどうしても大事にすることができませんでした。
自分の身体なのに他人事というか。

もう短くはない回復の道を歩き続けている今ですら
「どうして、みんなはそんなに自分を大事にするの?」
「どうして、食べ物に気をつかったり、運動して自分を健康にしようとするの?」
正直、そんな感覚でした。


私がしてきたことは、動くために食べたり、身体を休める、くらいでした。
自分で書いていて驚きですが、本当にそうでした。

そしてそれを「身体を大事にしている」ことだと思っていました。
今、思えば
「身体を大事にするとはどういうことなのか?」
ということがわからなかったのだと思います。

私はそんな当たり前のことを原家族からは教えてもらうことはできませんでした。


自分の身体に思いやりなどなかったように思います。
大事にしない上に
「どうしてこんなに弱いの?」
「どうして動けないの?」
と責めてばかりいました。

自分の傷ついた心にばかり目がいっていました。


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ワークショップ中にチェアワークを繰り返ながら、身体に集中するうちに、なにか「頭」と「そこから下」がつながった感覚がありました。

それは、とても不思議な感覚で、今までにはなかった感覚でした。
今までは、頭がメインで、無理に身体を罵りながら動かしている感じだったというか。

書いていて、我ながら本当にひどいな・・・と思います。
苦しくなる。


その後のミラーワークとチェアワークは本当に辛かったです。

私は自分の身体となにか離れた感覚があったので、このクラスの参加を決めました。
私の顔(身体)は私の想像をはるかに超えて、ものすごく怒っていました。

鏡に映る自分に申し訳なくて、後ろめたくて、言葉も出ず涙しか出てきませんでした。
始めのうちは謝っても「許さない」としか返ってきませんでした。
身体にも力が入ったままでした。

その後、自分とのやりとりを繰り返すうちにやっと「しょうがないなあ…」と言ってくれました。
思わず「やっぱりあなた、やさしいね」と鏡の中の自分に言っていました。


そこから少し体の力が抜けた気がしました。
私は現実の世界が怖くて、警戒して力が入っていたのだと思っていましたが、自分を大事にしない自分自身に対して警戒してずっと緊張していたのかもしれないと思いました。


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今回は本当に色々なことを学びました。

「自分の世話をすること」
私はこのことが自分から欠けているとなんとなく思ってはいましたが、自分なりに今まで手探りでしてきました。

でも、なにか違和感があったというか…。うわべだけの感じがしていました。
そして、実際にそうだったのだと思います。

痛感したのは
「知らなければ出来ない」
ということでした。

どんなに努力しても、それは自分の今までの経験、想像の域を超えないというか。
ただの真似事というか。

後天的に学習する、自分をしつけ直すことの大切さを今回感じました。


文節区切りの線

身体は本当にいろいろなサインを出していて。
「自分のことがだいぶわかってきたなあ…」と、思っていたけれど、身体を思いっきり無視してた。
むしろ、「なに、具合悪くなってんの? 困るよ。」ぐらいの勢いだった。

本当に、どれだけ自分を大事にしていなかったんだろうって思う。
「心」も「身体」も両方が「大切な自分」なのに。

正直、まだまだ自分の身体とのつながり方はぎこちないけれど、身体とつながった感覚と、そう感じた日は忘れないようにしようと思う。

クラスでご一緒したお仲間さん、そして藤沢さん、今回も本当にあたたかい空間をありがとうございました。



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