2020.06月開催 「境界線ワークショップ」ぺぱーみんとクラス

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T. S. さん(40代以上/北海道よりご参加) ぺぱーみんとクラス



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今年は日常生活での実践を中心にして、ONSA WORKSHOP(対面式)の参加は見送るつもりだったけれど、迷った挙句、ギリギリに滑り込みで申し込み。


一昨年、昨年と、2年続けて久しぶりに参加して、鍛え続けている境界線を、もう一段階引き上げて、より一層しなやかな境界線にしていきたい。
境界線のほころびを直したり、柵をさらに頑丈にしたい。

それから、例年ワークショップ直前に登場しては私の境界線を荒らしまくるボスキャラ対策。
自分の人生を築くために、人生に関係のない人とはきっちり線を引くことを徹底したいと思ってた。

結果、参加して本当に良かった。
私は私に必要なことを知っているのだと思った。


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今回最初に言われた「まず物理的に離れる」ということ。

近付かない。
距離を置く。
それって確かに、最初の一歩だ。

すでにそうしている場面もあるし、もっと近付かずにいることもできるはず。


私の仕事は、「快」「楽しい」ではなく、「不快」「苦行」のことも多かった。
そしてそれは、そういう相手だったから。

本来の状態を守ろうとすれば、私には相手にしない人が圧倒的多数に思えてくる。
むしろ離れるべき相手。

そういう人たちを相手にしてるヒマなんてないと痛感する。


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結局、何より大切なのは、日々の中で、自分のしたいこと、好きなことをスケジュールに最初に入れていくこと。
遠慮なく迷わずに、自分のために時間を確保する。
この積み重ねが大事なことを改めて学んだ。

分かっていても、ついつい後回しにしてしまってること。
それを最上位に持ってくると本気で決める。


私は私にとって大事なことをまず手帳に入れてゆく。
そしてスキマがあれば、そこにその次のことを入れる。
それを練習しながら、秋に参加する時間のワークショップにもつなげていこう。

私は私の人生を積み重ねて進めていかなくちゃ。
それに勝るもの、優先するものなんて他にはないから。


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気付けば、2年前のワークショップ・クラス前日に私の境界線を踏み荒らした相手とは、その後も紆余曲折あったけれど、今回のワークショップ・クラス直後に、名実ともに十分すぎるほどの境界線が引かれることになった。

そして優月さんから
「私が大きな戦いを乗り越えて、今の環境を手にしている」
と言ってもらって、すっかり忘れていたことを思い出した。


境界線の実力行使も辞さなかった私の勇気と、私がここまで歩いてこられたこと、積み重ねてきた自分の努力。
当時もう限界に感じてた状況とは比べものにならない程の今の環境。

当時はいつかこのことが笑いながら思い返せるようになると、不安な自分に必死に言い聞かせてた。

それがもはや忘れているなんて。
そのことに改めて気が付いて、思わず涙がにじんだ。


私の人生は確実に進んでいる。
そして、さらに進んでゆく。
自分の人生を生きていることを実感して、その幸せを噛みしめたい。


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たくさんの気付きと、新たな学び、そして大きな励まし。
仲間の皆さんのひたむきさ。

Web を通じて、対面と変わらず、多くのものをいただきました。
今回も本当にありがとうございました!




タイトルはじまり目印

Y. W. さん(30代/愛知県よりご参加) ぺぱーみんとクラス



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「まず、物理的に離れる」
このワークショップでも、別のワークショップでも何度も聞いていたこと。
それが私はいかにできていないか…それを教えてもらいました。


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ワークショップ・クラス中にこのことについて聞いたとき、私の頭の中は、言い訳でいっぱいでした。

「理屈はわかる、でも、仕事が…」
「お金は…」
「うまくいくかわからないし…」

他にも山のように、次から次へとあふれました。
どれも「言い訳」にすぎないと、私は自分でも感じました。

それでもそれを必死で「だって!!」と訴えたい私もいる。
あらゆることが私の内側で一気に噴き出て、私はとても苦しかったです。


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しかし、そのあと、今回のワークショップで学び、日常に戻って自分のいる環境の不健康さを改めて実感し、内側の葛藤を感じながら過ごし…。

ふと、私の中から出てきた言葉。

「あの人たちのことなんて、私は背負わなくていい」
「背負う価値、なし」

あぁ、そうか。
やっと、この言葉が、感覚が私の内側から出てきました。

こうやって、学んだことが、ちゃんと自分の内側から「感覚」として出てくる。
これが大事なんだって、私は思いました。


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私は、「境界線ワークショップ」には何度か出ています。
そのため「境界線問題=自分がないこと」、「自分を持つためには、夢が必要」ということを何度も教えてもらっていました。

私は、自分がないことは明白だったので必死で、私を持とうとしました。
そのために、必死で、来る日も来る日も、自分の夢やしたいことを見つけようとしました。

でも私はそれを「私がいない」状態でやってしまっていた。
だからあんなに、どんなに書いてもうまくいかなかったんだ。


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ワークショップ・クラス後、チェアワークして浮かんだ言葉。

「だって、私は私じゃん」

あ、これでいい。
これでいんだ。

私の心と身体がつながって出てくる言葉、感覚。
「私は、私」

たったこれだけをつかむのに、何年かかったか…。
私は、ようやく私の探し求めていたものをつかむことができました。


こんなにもシンプルで、当たり前じゃんってことが真剣に「わからない」「つかめない」「感じられない」。
それが共依存のおそろしさ。

私の、長い長い歴史の中で「私」というものは隠蔽されていました。
でも、こうして自分でつかむことができたならもうずっと、一緒にいられます。


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優月さんの
「どんなことも、自分と徹底的に向き合って、決める」
「まず自分。自分をしっかりもち、守り、生きる」

その徹底した自分重心、生き方を見せてもらって心底、私は感動しました。


私の自分重心なんて、ちょっとしたやりとりの中で「あ、今は自分の思ってることを言えたかな」程度。
優月さんの実践している、生きている「自分重心」とはそもそもの出発点も、重みも、位置づけも、目指す方向性も違ったんだな…と思いました。

その違いは「覚悟」「決意」の強さの違いからあらわれているとも私は感じました。
私にはまだ、ハラをくくれるほどの強い信念がなかったし、そもそも
「生きるってなに? どういうこと?」
レベルだったと、そんな状態ではハラもくくれないよねってことを実感しました。


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自分が盛大に勘違いしていたこと、自分の認識と、健康な生き方には、こんなに大きな隔たりがあること。
クラスの中でひとつひとつ教えてもらいながら、私にはショックが大きかったです。

でもそれで、
「私はダメ、できてない」
ではなく、
「私は、こんなにもかけ離れた状態で、育てられたんだな」
と、私は思います。

私の努力や心がけ、意識だけではどうしようもなかった。
悲しい、残酷な事情が、私にはある。
その中を生き抜くだけでも、本当に大変なことだった。

私は、健康な生き方とはずいぶん違ってしまったけど、自分の方法で、懸命に、私を守るために、その時々でのベストを尽くしたんだ。
だからこそ、今の「出発点」になっている。

それを、こうやって「理解」できたことだけでも本当に勇気があるし、努力の成果だよねって、私は思います。


回復は、単なる選択肢や行動のひとつなんかじゃなく「生きること」そのものを変えていくこと。
それぐらいの大きな変革なんだって、私はひしひしと感じました。


文節区切りの線

優月さん、今回も真剣に、かつあたたかな時間をありがとうございました。
優月さんの「生きるモデル」があることは、本当に心強く、たくさんのことを学ばせてもらっています。

今回はオンライン開催で、色々な準備など、スタッフの皆様にもたくさんサポートしてもらいました。
ありがとうございました。


ご一緒したお仲間さん、久々にお会いできて嬉しかったです!
とってもディープなクラスでしたが、皆さんの存在が、向き合う勇気をくれました。
ありがとうございました。



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。