2015.07月開催 「身体のワークショップ」こめっとクラス

画像
タイトルはじまり目印

T. A. さん(30代/東京都よりご参加) こめっと





「身体のワークショップ」ワークショップ・クラスから1週間が経ちました。

日常に戻ってからも相変わらず不安やモヤモヤに陥ります。
そんな時に「あっ、これは脳のパターンだ!」と気づいてチェアワークして流れを切る練習をしています。身につくまで時間がかかりそうですが、身体が覚えるまで「とにかく毎日チェアワーク5回する」が目標です。

とにかく1週間続けてみた感想は、私のように頭でっかちなタイプの人間にはグルグル思考をチェアワークでリセットするという方法は大変助かる対処法だと思いました。
まだ初めたばかりだけど以前よりも自分の不健康さに自覚的になってきました。下手なりのチェアワーク効果? かもしれません。


文節区切りの線

毎日観察していると私の境界線の中に沢山の人がいることが分かりました。
どれだけの時間をその人達のために費やしていることか! 
あきれてしまいます。私のバウンダリーは崩壊状態です。

決定的だったのは昨日こと。
息子と友達の間でイザコザがあって、私はすっかり翻弄され心身共に疲れ切っていました。と同時になぜここまで翻弄されてしまうのか違和感も感じていました。

夜になってようやく気がついたのは、私のバウンダリーの中に息子を癒着させているのは私だということ。まるで悪性腫瘍。そして、その癒着パターンは私と母の関係に似ているなと感じます。


今思うと、私の存在なんて母の引き立て役だった気がします。
苦労ばかりで可哀想な母のために、母がとるべき責任まで私がとってきました。
父に逆らえない母を守るために「ワガママで反抗的で自分勝手で女らしくなくて優しくない娘」という役回りを喜んで引き受け、家の中で起こる不協和音をなんでもかんでも自分のせいにしてきました。

そんな母とやり方は違うにせよ、肯定感を得るために暗に子供を利用するといった点では一緒だと気がつきました。
これは正真正銘の依存症(共依存)です。

それに気がつけて良かったと思う反面、やっぱり自分は失敗作のような気がして、昨日はかなり落ち込んでいました。

「やっぱり私なんてダメだ。ずっとうまくいかない…、虚しい。もう嫌だ。何もかも捨てて逃げだしたい」と思っている自分が一瞬顔を出した時、私はまた自分を厳しく叱りつけていた事に気がつきました。


文節区切りの線

失敗を経験しなければ学ぶこともできないのに「まだ足りない! 何をやっても無駄だ!」と叱責して何になるんだろう。
失敗があるたびに新しい学びのチャンスをもらったと思って自分に思いやりを持つこと、新しい方法を試すチャンスをもらったと思って自分を励ますこと。
そんな風に失敗を糧にしながら生きていきたい。

初めからうまくできっこないのに失敗を許されなかった子供時代。
私にとって失敗は命に関わる問題だった。
父に殺されないように身に付けた処世術では安全に人生を歩めるはずもないから、いらない物は捨てていきたい。

いらないものに気がつけて良かったよ。
これでいいんだよ。


文節区切りの線

なんだか涙が止まらなくなってきました。
生きるだけで精一杯だった。
信頼できる人なんていなかったから。
ずっと寂しかった。怖くて、不安だった…誰でもいい、思い切り甘えてみたかった。誰かに肯定してもらいたかった。
今だって諦めきれずに探し続けている。
私を受け止めてくれる誰か。安心させてくれる誰か。
それはもう叶わないと分かっているけれど。

信頼の基礎を作っていくのは私の役目なんだよ。
この悲しみを、寂しさを受け止めて
自分と共に生きていきたい。
自分が自分を癒せるようになりたい。
その為に時間もお金もエネルギーも使っていきたい。
そのことを今は強く感じています。


「こめっとクラス」のみなさん、優月さん。
素晴らしい時間をありがとうございました。
またよろしくお願いします。




タイトルはじまり目印

N. S. さん(30代/宮城県よりご参加) こめっと





わたしへ

今回もワークショップに参加してくれてありがとう。私は私自身をよくするために、もう6年近くもワークショップに参加したり、本を読んだり勉強しているね。
あきらめずに、よくしがみついているね。本当にありがとう。

少し前までは、とにかくもう年齢も年齢だし、回復も結婚も急がなくてはと焦っていた。
早く早く! でも、いつも完璧にはできなくて、最初のやる気はどこへ行ってしまったの? というぐらい、0か100かで考えていたよね。

最後までやり遂げること、それを今回の目標にしようね。
しっかりこの身体のワークショップを締めくくろうね。


それから自分をたくさん褒めてあげるね。いつも責めてばっかりだったものね。
マイナスばかりにしか目が行かなくて、ちょっとでも出来ないと投げ出してしまう。
できることをやろう。自分の本音を言おう。

ONSA の回復プロセスの中でも、自分にウソはつかないでね。
かっこ悪くても、できなくても、それでも私らしいと思ったらそれでいいじゃん。
頑張り方を間違えていたのかもしれないね。全然ダメなんかじゃない。
私って、最高だよ。最高の自分が私の内側にいるじゃない。自信持っていいよ。
疲れたら、チェアワークしよう!
つい、自分にはできないかもって思ってしまう。いやできるよ。

ミラーワークも継続しよう。


文節区切りの線

今回も一緒に、ワークショップに参加されたみなさん。みなさんのご自分に対する真剣さが、私も自分の事に集中していいんだという気持ちにさせてもらえました。ありがとうございます。
優月さん。0か100かの事を教えてくれてありがとうございました。
私自身、実は自分の一番の痛いところで、それが自分でも薄々は分かっていたので、ズバッと言って下さったことに感謝しています。

いつもワークショップに出ると、毎回新たな学びがあるので、本当にワークショップは楽しいです。これをフィニッシュさせて、しっかりと自分のものにしたいと思います。




タイトルはじまり目印

M. T. さん(30代/東京都よりご参加) こめっと





「身体のワークショップ」直後は、ぼんやりとしていたというのが素直な感想です。
頭で考えるのは得意だと思うのですが、こうやって身体を使い感じることで、落とせたような落とせていないような…混乱というか、これまでのワークショップ後とは違う感じでした。
ただ、とても疲れていて、帰りの電車で、ぐーっと眠ってしまいました。
そのとき「今はぼんやりしているけど、それに身をゆだねてもいいのかも。無理に感じてることを引き出しておかないと、忘れちゃう、忘れたら困るし…と無理しなくていいんじゃないかな」と思ったのでした。

身体のこと、職業的にも知ってることあるし…と、多少甘くみていたけど、とんでもない!
こんなに身体っていろんなこと伝えているんだとワークショップで知ったら、本当にびっくりした。

子供のころ、副鼻腔炎に悩まされていたり、喉を痛めやすかったり、そうしたことも内容を知ると、不思議と納得できた。
そして、”今” = 身体、ということを教えてもらったことは、本当に私にとって、大事なことなんだと感じた。
そしてチェアワークも…。
あんなにたくさんのチェアワークをしたのは初めてでした。そして、チェアワークをしても、自分に何か気にしている事があれば、すぐに過去の情報と結びつけてしまい、身体はぐらぐらし過去に引き戻されてしまうということを目の当たりにして、今に身体はいるのにいかに過去にとらわれ生きているということを身体で実感できてよかったと思います。


文節区切りの線

自分の境界線の中にたくさんの人を入れていて、そっちばかりを気にして、その人達の対応に追われ、自分のすぐ隣にいる ”私” のことは無視していたから、苦しかったし重かったんだと感じました。
ビジュアル的に自分と”私”の関係を示してくれたのは、とてもわかりやすく、ストンと腑に落ちました。

ミラーワークした時の鏡の中の “私” をみた時、「くたびれている」が感想でしたが、それは、私が “私” のことを忘れてしまうくらい “私” の存在を消し続けた結果なのかもしれないと思いました。
鏡の中の “私” は「私のことちゃんとかまってよ」と起こっているようでもあり、それでいて、ずっとそばでけなげに見守っていてくれいた。そして「私を(人を)信じたい、信じている」と言っていた。

“私” は自分に手を差しのべ続けてきたのに、私はそれを無視し、他人の目を気にし、他人のことばかりして、自分をけなしていた。
ワークショップに参加を繰り返す中で “自分がない” ことに気づき、それに悩んだりどうしたらいいのかと思うことがあったけど、自分はちゃんとそこにいた。自分を大切にするということが、少しわかりかけたような感じがしました。

「身体のワークショップ」は、奥深かったです。濃密な時間を過ごしたと思いました。
また参加してみたいと思っています。

優月さん、ご一緒のみなさん、本当にありがとうございました。



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。