2016.02-05月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(3)コース3/STEP.1(前期日程)」すずしろクラス

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タイトルはじまり目印

S. T. さん(40代以上/岡山県よりご参加) すずしろクラス



タイトル下の線

いまのわたしから12週前のわたしへ

12週前に「何が問題なのか」そして「こうなりたい」と書き記したこと。
いまのわたしは「こうなりたい」に書かれているわたしへと近づいたよ。

11週分の投稿文を読み返して、
1週1週をその時々に、できる範囲で、精一杯自分に向き合い、
正直な気持ちを綴ってきたことが分かったよ。


わたしは、12週かけて少しずつ自分に気付き、少しずつ自分を受け入れてきたよ。
穏やかな気持ちじゃなかった。

泣きながら、ポロポロ涙をこぼしながらな日もあった。
疲れ果てて、クタクタでそんな自分が可哀想で情けなくて、切ない日もあった。
モヤモヤグルグルの状態から気付きを得て、意気揚々とした日もあった。
自分自身が見えてきて、恥ずかしくて仕方ない日もあった。
やっぱり、幼少期のわたしが浮き彫りになり、傷が疼く日もあった。


文節区切りの線

過去に囚われ、過去に縛られていること。
周りの人や周りの声にばかり合わせて生きていること。
自分が不在なこと。
自分を後回しにすること。
自分を一番痛めつけている、傷つけているのはこのワタシだということ。

12週前のわたしは気付いていなかったことがたくさんあった。
そして、
12週前のわたしは、そのことに気付いていた。
だから「何が問題か」に記すことができた。
そして「こうなりたい」を記すこともできた。


文節区切りの線

わたしは、わたしを導く力をもっている…。
わたしは、わたしをよく分かっている…。

すずしろクラスを経て、
「わたしがわたしに向き合う時間」
「わたしがわたしの内側に耳をすます時間」が
わたしにとって必要だとあらためて分かった。

すずしろクラスを経て、
「わたしが心地よさを感じること」
「わたしが好きなこと」
「わたしは何をしている時に喜びを感じるのか」を
再確認した。

すべては、このクラスにトライすると決めて、取り組んだわたしがいるから。
今のわたしは、12週前にこのクラスに申し込み、取り組み始めたわたしがいたから、ここまで来れた。

ありがとう。
本当にありがとう。
愛しいわたし。
過去も、今も、これからも
わたしがわたしを一番大切にします。


文節区切りの線

Yさんと優月さんとONSAスタッフのみなさまへ

すずしろクラスで、わたしは一人ぼっちじゃないことの心強さを、今まで以上に感じることができました。
それぞれの場所で、それぞれの生活の中で、自分に集中してコツコツと取り組む。
仲間の存在と、自分に向き合うための問いかけ、自分の言葉で語ることのできる安全な場、それらすべてに支えられ、今日を迎えることができました。
心からの感謝を贈ります。




タイトルはじまり目印

Y. W. さん(30代/愛知県よりご参加) すずしろクラス





この3ヵ月の「じかんのきろく」を振り返って

私は、もどかしくなった。
私は、もっともっと、私の心とつながりたいと、思った。

私が日々、書いてきたこと、その時々の気づき
それはよかったけれど、でも
私の心とつながってないと、宙に浮いてしまったままだ。
そんなことを、改めて思った。

だから、私は「じかんのきろく」を読みながら、どこか、悔しかった。

でも、5週、6週…と週を重ねるにつれて
だんだん、私の投稿が丸みを帯びてきた感じがした。

平たい、「私がしゃべってることば」に、どんどん近づいてる気がした。
そのことが、私はうれしかった。


文節区切りの線

その後、クラス期間中に書いた『未来日記』をひらいた。
そうしたら、そこに、たくさんのわたしがいた。

あぁ…と思った。
たくさんのわたしが、ここにいる。

泣いたり怒ったり、浮かれてみたり落ち込んでみたり…
アップダウンも激しくて、なにもまとまってないけれど
でも、毎日毎日、私はわたしと向き合ったんだなぁって、思った。

私は、こんなにもたくさんのわたしを出せるようになったんだね。

怒りも悲しみも、凍ってた気持ちも…
あの頃に言えなくて埋めてしまった思いも
コツコツ、コツコツ、私は掘り続けていたんだ。


文節区切りの線

私の『未来日記』、膨大すぎて全部を細かくは読み返せなかったけど
パラパラとめくるだけでも、ひとつひとつの時間のなかの、私をちゃんと感じることができた。

時に、ぐしゃぐしゃな気持ちを言い放つ私がいて、
時に、「そうだね」と言って、それをあたたかく受け入れる私がいる。
どっちも私で、いっしょに頑張ろうとしてる。

「生きたい」って、懸命に言ってる気がする。
その希望を、決して捨てずに頑張ってる私がいた。


めくるたびに、私はうれしくなった。
いとおしくなった。
こんなにも懸命に、私はこの3ヵ月を生きてきたんだね。
しっかりと私の足と心を使って、ここまで歩いてきたんだね。

そう思えるようになったこと
こうやって、何の達成もしてなくても、ひたむきに歩き続けていること
その私を誇りに思えるようになったら
あれ? これこそ回復なんじゃないの? って、私は思った。


私が私を誇りに思えること
いろんな私を、そのまんまで、受け入れられるようになってきたこと
私の中のいろんな感情や気持ちに、正直になっていくこと
誰かや何かを主体にするんじゃなくて、私に、何度も何度も立ち戻ること
それを新しい習慣として、少しずつ身につけていってること
私の中の心地いい感覚や時間が、日常の中に増えてきたこと
私の存在や権利を、当たり前に大事にしたいと思えるようになってきたこと

「私、このまんまでいいんだよ」と、言えるようになったこと

あぁ、ちゃんと私の回復は、進んでるんだって、思った。
こうして認めることができたから、私はまた、この3ヵ月をしっかりと積み重ねて、次に進んでいくことができる。


文節区切りの線

私は、この3ヵ月も、しっかり生きた。
懸命に、ひたすら歩き通した。
きっと、見えにくくても、私の心と足に、生きるための筋力はついてきているよ。

実生活では、まだまだ、答えが出なくて困ってることも、たくさん。

でもやっぱり、カギは私自身とのつながりにあるって、思ったよ。
だから何度も、基礎に戻ろう。
それがきっと、いちばんの近道。


この3ヵ月も、たくさんのことを感じて
たくさんの私に出会うことができました。

力強く併走してくださった、優月さん
安心安全な空間を守ってくださった、スタッフのみなさま
そして、今回もご一緒できた、戦友のような大切な存在のSさん

なにより、あの頃から今日までずっと、懸命にがんばってくれた私へ

本当にありがとうございました!



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。