2020.01-04月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(3)コース3/STEP.1(前期日程)」たてクラス

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タイトルはじまり目印

Y. W. さん(30代/愛知県よりご参加) たてクラス



タイトル下の線


3か月の「じかんのきろく」を読みとおした時、私は、しっくりこなかった。

毎週、毎週、真剣に課題に取り組み、その時々の「正直」で書いたはずだ。
なのに、どうしてだろう?

わかった。
「私」が、いないからだ。


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今回、このコースの最後の方で「春の大勉強 & 大準備会」に参加し、学んだ影響が大きいけれどそこで感じた
「結局、私がどう生きたいのか、それが抜けていると、なにもうまくいかないんだ」
ということ。

それを、このコースで主に取り上げた「夢」「仕事」について、私はひしひしと感じた。

どんなに理屈をこねても、考えの上では「正しい」「筋が通っている」であっても、「わたし」が不在のまま、無視されたまま話を、考えを積み上げていっても、私にとって、意味がない。


だから、書き込んだ投稿に「真剣さ」「必死さ」を感じても、読み返して、私の心がうごかない。
私は、「私」がいる文を、言葉を、読みたいんだ。

私の心が「見てほしいのは、そっちじゃなくて、こっち(心)」と言っている。
心の声は、ごまかさない。
ちがいにはっきり「No」と言う。

そのことが、よくわかった。
最初は、そう感じてショックだった。
私が頑張ってきた3ヵ月はムダだったの…と
悲しくなった。


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でも、しばらくその気持ちを感じて、私はこう思った。

いや、これだけの大事なことを、頭ではなく、ちゃんと、私の心と身体で「わかった」。
今まで、何度も何度も「文」「知識」で教えてもらってきたこと、それが私の心と身体レベルで、理解できるようになってきたんだ。

それが、私の3ヵ月の成果じゃないか。
よく、歩いたよ。


そして、私はやっぱりまだ仕事を「義務」「責任」でいっぱいにとらえている。
もちろん、そういう側面はあるし、外せないけど、でもまだ「仕事の問題が片づいたら、私のしたいことをしていい」、そんな思考がかなりがっつりと、組み込まれている。

その考え方、世界観、順番でどんなに考えをこねても、悩みを解決しようとしても、うまくいかないんだ。
私が本気で変えるべきは、そこだ。


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はっきりいって、言葉であれこれ整理したり、気づいたり、新しい考えを宣言したり、そういうのは、ある程度、簡単だと思う。

私にとって重要なのは、それを、現実の「私(の心と身体)」につなげていくことだ。


最初は、気持ちや考えを整理したり、古くて役に立たない思考や世界観に気づいていくだけでも、十分に大きな一歩だった。

でも、これからは、私はそれを「私の現実」に、機能させていきたい。
新しく「こうしたらいいのかもしれない」をつかんだなら実際にやって、フィードバックして、私の人生に、いかせるようになりたいんだ。

そのためには「私の心と身体」の納得が必要で、私がこれから、より本腰を入れて取り組むべきはそこなんだと思う。


文節区切りの線

今回の「じかんのきろく」の中でも、私が正直に、素で書いているものは「うんうん、わかるよ、そうだよね」とすっと同意できる。
元気やパワーももらう。
反対に、理屈だけの文はどんなに立派なことを書いてても、心と身体が動かない。

だからもっと、私は、私の心と身体とのつながりを感じながら、回復に、課題に取り組む。

理屈で、私を置き去りにしない。
「問題を片づけないと、自分のことをしてはダメ」
という、厳しい生き方を、やめる。


文節区切りの線

私の「したいこと」を第一にした人生づくりにチャレンジする。
いきなりは、うまくいかない。
あまりに自分の思考回路や生き方を逆転させないとできない予感がするからドキドキする。

でも、やる。
あきらめない。
ちいさくやったり、あれこれやったり、たくさんトライ&エラーしながら、私の道をつくっていこう。


文節区切りの線

この3ヵ月が私にくれた気づきと結びは、こんなことだった。
その「ちがったなぁ」感は、残念なところもあったけど、でも「やってなかったら」、そもそもこのことにも私の中の「変化」にも、気づくことはできなかった。

このクラスを通じて、日々コツコツ私が私と向き合いつづけたこと。
その「きろく」があるからこそ、私はもう一段上に進めた。

跳ね返り、反響としてこの3ヵ月に取り組み、きろくがあること。
本当にありがたく思う。


優月さん、スタッフのみなさん、支えてくれた人、そして何より、仕事や予定が忙しいなかでも、真剣に、この3ヵ月もがんばった私へ。

ありがとうございました!



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ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
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