時間のヒミツ | 自分自身とかわした、自分とのあいだの約束

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時間と心がテーマ、藤沢優月(文筆業)です。
欧州の歴史ある街から、メッセージをお届けしています。


「自分自身とかわした、自分とのあいだの約束」
「自分との約束を、守れるのか」


けっきょく、すべてはこれなのだ。
体験から、このことを、いっそう思い知ります。



「できない約束を、自分に押しつけない」
「何が、したいことなのか。何は、したくないのか」
「自分に、嘘をつかない」

どこまでも、基本的なこと。
この基本的なことが、いつまでも、一貫して重要だった。






あらためましてとなりますが、目下の著者(私)の状況は、書類の洪水です。
あるいは、することリストの洪水。

足場を置く国が変わり、出すべき書類や、処理するべき事務が、山のよう。
決して華麗でもないし、軽やかな日々でもない。

この山積みを、2024年の末ごろから、毎日コツコツ処理しています。



……もう、永遠に終わらないんじゃないかと思って(笑)。

というのも、著者居住地は、日本のように、想定した期日には完了しない。
自分の側で、何ともできない「見込み違い」は、日常茶飯事。
場合によっては、半日の時間を想定して、役所に出向かないといけないことも。


このような状況ですから、毎日、自分に言い聞かせながら、ひと山ずつ崩す。

今日は、これをひとつ解決。
終わったら、やったね! と自分に声をかける。

そして、明日はこれをひとつ、解決。
これを愚直に、終わるまで繰り返す。





このような日々の中で、あらためて、学ぶことがありました。

それは、けっきょくすべてが、「自分との約束」であるということ。


たとえば、私はこの変化を、「やり通す」と決断しました。
きっかけはさて置いて、決断は、自分の意思・自分の選択。

誰に、強要されたわけでもないです。


だから、自分の力で、やり通す。
コツコツ、ひとつずつ、自分の力で完了してゆく。






そうして、約2ヶ月余。

遊びに行きたい誘惑や、さぼりたい誘惑と闘いながら、日々、書類に向き合う。
そしてついに、書類の山の向こうから、新しい光が差し込んできて……。


「できた」
「これは、終わることなのだ」
「やれば、できるのだ」

経験がまた、自分をひとつ、強くしてくれる。





「私は、自分との約束を、守ることができる」

この、自分への信頼の感覚。
ひいては、人生に対する信頼感。



それは、周りや、他者からやってくるものではない。
他者から、どれだけ承認をもらっても、励ましてもらっても、埋まらない。


なぜなら、そもそもこの「信頼の感覚」は、他者から得るものではないから。



「すべては、自分と、自分の関係」

すべては、自分との約束を、守ることから。






時間の上は、学ぶことの連続。
尽きることのない、成長の道のりの、連続ですね。

それでは、また。
また、メッセージを書きに来ます。