日々是好日 | すごいな、ひとつずつしか進まない

欧州の歴史ある街から、メッセージをお届けしています。
6月。長い雨の季節です。
寒暖の差が、激しいですね。
あなた様は、どんな時間を、お過ごしですか?
私はといえば、はじめての、梅雨なしの夏。
欧州著者地方は、梅雨がありません。
ですが、朝晩は、晩秋なみの冷え込み。
ぐっと、気温が下がります。
1日の中に、四季が詰まった気候なんですよ。
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そのような中、近況のご報告です。
最近の私は、「はははは」と笑ってしまうような時間を過ごしています。
まったくもって、ひとつずつしか、進まない。
たとえばなのですが、掃除。
日本にいた時は、ルンバを保有。
ですが、電圧の違いを理由に、後輩にあげてきてしまいました。
そのうち、何か購入しようと思いつつ、いまだ、床拭きはぞうきんがけ。
これが、気持ちいい。
あるいは、植物の植え替え。
日本から、植物検疫書類とともに、渡航してきた植物たち。
大半がまだ、定植されていない状態です。
すっと、仮植えの状態のままで、気になっていたのもの。
それを、やっとひとつずつ、鉢に植え替えています。
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こんなふうに、おそろしいほど、ひとつずつ。
でも、それぐらいで、いい気もしてきました。
なぜなら、今のほうがずっと、空を見上げている。
1日の変化を、感じながら生きている。
相応の時間をかけ、ものづくりを行なっている。
気を散らすものが少ないので、深く集中できる。
ずっと、そうやって作ったものを、お届けしたかったです。
次に、あなたにお届けするもの。
それを介して、お会いするのを、今はとても楽しみに思っています。
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それでは、また。
アップダウンの気温。くれぐれも、ご自愛くださいね。