ONSA WORKSHOP | 今知っていることを知らなかった時、「今」には至れなかった

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時間と心がテーマ、藤沢優月(文筆業)です。


言葉どおり、だと思う。


人はなぜか、もうできたことの価値を、簡単に忘れてしまう。
それを得る前は、そのことを、あんなに欲しがっていたのに。


必死に、努力していたのに。
全力で集中して、何がなんでも掴み取ろうと、全霊をかけていたのに。





だから、ちゃんと、思い出したい。


今、欲しいと願っているものを、「欲しい」と願えること。
それは、きっと、こういう意味を持っている。

ここまでの間、過去に「欲しい」と願ったものを、現実にしてきた。
だから今、欲しいと願っているものが、「欲しい」と願えている。


それを得ることなしには、ここにすら、至れなかったはず。
今「欲しい」と願っているものを、「欲しい」と願える段階にすら、至れなかった。



第一、今知っていることさえ、知らなかった時があった。

それを、知らなかった時。
「今」いる足場に至ることすらも、絶対に、できなかったはず。






私たちは、すぐに、忘れてしまう。

過去の努力も、積み重ねてきたことも。
勇気を出して、向き合ってきた、いくつものことも。

だから、大切なことは、何度でも思い出したいです。




それでは、また。
また、メッセージを書きにきます。