時間と心がテーマ、藤沢優月(文筆業)です。
続きです。
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いち人間には、変化のさまざまなフェーズがやってくることを、学んで知っています。
そして、変化のプロセスでは、「破壊」という段階が、避けて通れないことも。
繰り返し、繰り返し、幾多の書物に書かれてきたこと。
そして、繰り返し、私自身が経験してきたことでもあります。
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それはたとえば、こういうことだと思うのです。
今までしがみついていた、やり方や価値観。
それらが、まったく動作しないと気づいた時の、衝撃。
それどころか、同じやり方の先には、ため息の出るような未来しか想像できない。
でも、今持っているものを、失うのも怖い。
手放してしまったら、しがみつけるものが、何も残らなくなる。
この、足元がなくなってしまうような恐怖。
せめても、何かは握りしめていたい。
何もなくなってしまうより、少しは、ましな感じがするから。
こうして、旧いすべてを握り締めたまま、変わりたいと願ってしまう。
当然、そんなことはできるはずもなく、変化のプロセスは、どんどん遅れてゆく。
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手放すのはおそらく、家とか仕事とか、お金とか、今ある持ち物とか、そういうことじゃないですよね。
問題は、モノじゃない。
そうではなく、手放すのは、役に立たない生き方。
価値観。
自分を、決して幸せにはしない、無意識のやり方。
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重ねて、これらと向き合っている「お仲間さん」。
心から、ねぎらいたいです。
怖いですよね。
旧い、慣れたやり方を、変えてゆくことは。
だからこそ、日々ぐっすり寝て、ゆっくり休んで。
「焦らず、でも急げ」の精神で、「自分サイズ」を確かめてゆけたらいいですね。
それでは、また。
また、メッセージを書きにきます。













