ONSA WORKSHOP |「自分サイズ」- 手に負える大きさの、安心できる生き方[2]

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時間と心がテーマ、藤沢優月(文筆業)です。
続きです。





いち人間には、変化のさまざまなフェーズがやってくることを、学んで知っています。

そして、変化のプロセスでは、「破壊」という段階が、避けて通れないことも。


繰り返し、繰り返し、幾多の書物に書かれてきたこと。
そして、繰り返し、私自身が経験してきたことでもあります。






それはたとえば、こういうことだと思うのです。


今までしがみついていた、やり方や価値観。
それらが、まったく動作しないと気づいた時の、衝撃。

それどころか、同じやり方の先には、ため息の出るような未来しか想像できない。
でも、今持っているものを、失うのも怖い。


手放してしまったら、しがみつけるものが、何も残らなくなる。
この、足元がなくなってしまうような恐怖。

せめても、何かは握りしめていたい。
何もなくなってしまうより、少しは、ましな感じがするから。



こうして、旧いすべてを握り締めたまま、変わりたいと願ってしまう。
当然、そんなことはできるはずもなく、変化のプロセスは、どんどん遅れてゆく。





手放すのはおそらく、家とか仕事とか、お金とか、今ある持ち物とか、そういうことじゃないですよね。
問題は、モノじゃない。


そうではなく、手放すのは、役に立たない生き方。
価値観。

自分を、決して幸せにはしない、無意識のやり方。






重ねて、これらと向き合っている「お仲間さん」。
心から、ねぎらいたいです。

怖いですよね。
旧い、慣れたやり方を、変えてゆくことは。



だからこそ、日々ぐっすり寝て、ゆっくり休んで。
「焦らず、でも急げ」の精神で、「自分サイズ」を確かめてゆけたらいいですね。



それでは、また。
また、メッセージを書きにきます。