時間と心がテーマ、藤沢優月(文筆業)です。
続きです。
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デモについて今朝、アパートメントの1階の、管理を担当する人たちにも聞きました。
いわゆる、リタイヤ世代・シルバー世代の方々です。
ところが、侮るなかれ。
欧州著者地方では、いわゆる「おじいちゃん」と言われる世代の方々が、いちばん眼光が鋭い。
現実に、戦い方を知っていて、戦えるのは彼ら。
いちばん経験が豊富で、桁外れに、物知りな年代。
お父さん世代も、彼らの前では、大人しくなってしまいます。
それぐらい、支配と戦い、国を守ってきた世代。
一人一人が、抵抗のストーリーを有している。
そんな、国の宝の人々です。
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だから、聞いてみます。
「あなたが若い頃、こんなふうに、デモに参加していたの?」
すると、大きく頷いて、ひとこと。
「もし私が、今でも現役世代なら、現在進行形のデモに、絶対に参加しているよ」
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すごいのは、SNS の上に、この世代の応援メッセージがたくさんあること。
「若者よ、よく路上に出た」
「私は今、部屋からしか応援できない。でも、あなたたちと共にあるよ」
「私たちの子や、孫の世代に、豊かな未来がありますように」
権力に、させるがままにしておかない。
否であるものには、否と言わなくては。
「自分たちの命、財産、権利は、自分たちで守る」
この精神が、世代を超えて、確実に受け継がれている。
そうして今は、Z世代が山ほど、冷え込む冬の路上を、声を上げ行進しています。
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経験のない私たちは、経験のある方々から、学ぶしかない。
私もまた、現在進行形で、抵抗の精神を学んでいる最中です。
だから、この話は、もっと深めてゆきたい。
たとえば、ONSA WORKSHOP 付帯「心と身体の勉強会」や「BASIC BOOT CAMP」、メールマガジン[ ONSA 通信 ]の中で。
前者では、かなり突っ込んで。なにせ、死線を分ける話ですから。
後者の中では、少しでも、雰囲気が伝われば。
あらためて、欧州に越して、もうすぐ1年。
歴史の、大きなうねりの目撃者……参加者になれて、悔いのない時間の中にいます。
私が目にしているものを、日本のあなたとも、分け合いたい。
あなたが、自身の身を守ってゆく時の、一助となるように。
それでは、また。
また、メッセージを書きにきます。
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