幻想の眼鏡を外す |「一発逆転」「次こそは」というような、集団幻想の空気

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時間と命がメインテーマ、文筆業・藤沢優月です。


「一発逆転」
「次こそは」

この、見えないけれど確かに存在する、空気感のようなもの。
あるいは、圧のようなもの。



「ほんとうに、そんなことがあるのだろうか」と、冷静になってみる。
すると、これは、冷静にならなければならないことであると、気づきます。


……なんだか、妙な表現になってしまいましたね。


言葉を簡単にすれば、こういうことなのだと思う。

「本当に、その選択という “借金” を、安易に背負っても大丈夫?」






あらためて、この現代世界はきっと、「一発逆転」の空気に、満ちていると思う。


安易に決めることや、ノリで決断すること。
勢いを優先して、決めてしまうこと。

そういったことが、咎められない空気感になっている印象。


ひとつ手前の決断が、うまくゆかなかったら、次の決断で、リカバーすればいい。
それでも、まずくなってきたら、次のチャンスで……。


まあ、こういう選択の人が多いほうが、商業的には「おいしい」ですよね。
利益にあずかれそうな人が、山ほど発生しそうですから。





でもそれは、あなたには、関係のないこと。
私にも、もちろん、関係がない。



だからこそ、冷静になりたい。
こう、静かに問いたいのです。


「大体、それは、うまくゆく?」


ここから先も、うまくゆきそう?
だいたい、それで今まで、うまくいってきた?





この悪循環に、自分が巻き込まれていると、気づいたら。

対処するのは、「一刻でも早く」が鉄則。
ひとつでも、ライフステージが手前のうちが、対処のしどき。



なぜなら、この「一発逆転」の空気感は、集団幻想に過ぎない。
幻想であって、現実ではない。幻想と現実は、別のものです。

幻想は、しょせん、砂上の楼閣。
地に足のついた現実だけが、うまくゆく、たったひとつのものだから。






それでは、また。
また、メッセージを書きにきます。