「『今ここ』パワーに目覚める」”練習してものにする” | チャレンジのきろく/2025年04月19日開催

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タイトルはじまり目印

S. H. さん(40代以上/岩手県よりご参加)



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質問[1]
今回のワークショップに参加することで、あなたは、何を発見しましたか?
気づいたことや、意識が変化したことは、何でしょう。



「いいな」と思ったら、「いいな」と思ったほうへ行く。
ただそれだけのはずのことが、私にとって、複雑で難しいことになっているのだとわかった。

私は、「いいな」に慣れていない。
「いいな」と感じることにも、それを自分にとって大切なものとして扱うことも、そして実際に得ようと現実的に動いていくということにも。

私は、自分の「いいな」のためには、もっともな理由やクリアするべき条件が必要かのように、つい想像している。
私は自分に、何としても予定調和にもっていこうとするかのような勢いも感じる。

「慣れているものと違う」とか「知っているものと違う」、「やったことがない」という声がすると、「進んではダメ」という警告に感じてしまうようだ。


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私は、まだ何の動きも始めないうちから、あれこれと想像を繰り広げ、自分と問答をくり返すだけで、ヘトヘトになっている。
さらに悪いことに、私はその自分を誇りに思えるはずがなく、むしろ嫌いだと責めざるを得なくなってしまうのだ。

これはまさに、自分とはかけ離れたところにあるギラギラした「星」を目指している状態なのだと思った。
私は、失敗を避けようとするあまり、自分が知っている「昨日と同じもの」を選択してしまう。

もし私が、何の衝撃も感じずに「できた」と思っていることがあれば、それは「いつもと同じ」なのかもしれない。
それで良いのかどうか、少し疑ってみた方がいいのかもしれない。


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私は、「探せば必ずある」という発想を、持っていなかった。「自分にはできるはずがない」「自分にはできないに違いない」と、強く信じ込んできている。

落ち着いて見てみれば、これは変な思い込みなのだ。
たとえ過去はそうであっても、「今」もそうであるということにはならない。

小さなこと、自分に手に負える範囲で、「いいな」をかなえていく方法は必ずあるはず。
自分に言い聞かせるならば、こちらの方がきっと良い。

自分の世界を豊かに広げるための希望が、少しずつ感じられそうな気がする。


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私は、今の自分の「好き」「興味がある」に対して、「それがどうなったらもっといいだろう?」と考えてみたときの、熱量の高さに驚いた。

自然とアイディアが湧く。
考えるだけでも楽しい。
さらに、もっと知りたい、できるようになりたい、そのためにこのことがよく分からない、などというイメージも、徐々に発展していく。

この実現のためならば、努力も工夫も惜しまずにありたい。
体調も万全に、良い状態で臨みたいという意欲も湧いてくる。


ワークショップ・クラス内でも触れられたように、正直なところ、この熱量や意欲を、たとえば前職では感じたことがなかった…。

自分にとって「好き」と感じることは、立派に見えるギラギラしたものとは、ちがう輝きを放っているような気がする。
まだ何になるのかもわからない、小さな破片のようなものなのに、たしかにキラリと光るもの。


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自分の心がいきいきと動くような、自分に関わりのあるもの。
この大切なものを、社会の中で、どうやって活かすことができるだろうか?

私にとって、そのように問うことは、とても新鮮に感じられた。
本来そうなのだとすれば、これから自分がやるべきことは変わってくる。

同じところをぐるぐる回っている場合ではない。


自分にあるものは何だろうかと、観察を深めていくこと。
それをどう活かせるのか、方法を探し、試してみること。
そのプロセスも、真剣に生きること。

私は、自分に関わりのあること、自分が生きていると感じられることに、「今」という時間を向けていきたい。



質問[2]
あなたの目標......「夢をかなえる」は、何でしょう。



私は、自分の「いいな」という方向へ、いつでも素直に進めるようになりたい。
自分の満足を知り、それを手に入れるという体験を、積み重ねたい。その過程で成長を続け、自分を誇りに思いたい。

私は、生きるということの貴さを、もっと感じられるようになりたい。


私は、自分のパターンを打ち破るため、「不安定」で良いのだということに、もっと慣れていきたい。

未知との遭遇に、頭のなかでキュルキュル、ギシギシと音が鳴っても、いいのだ。
なんとか進もうとするものの、全然スマートにはいかない、ガタガタしっぱなしの状態になっても、いいのだ。


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私は、自分に過大な期待をする必要はない。
だからといって、甘やかして逃げていいわけでもない。

私は、誰かから見て立派であることよりも、自分にたくましい力がつくことの方が、うれしい。
こうした自分の望みのために、私こそが、自分の「今」を作っていく。このことを、もっと覚えていきたい。




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S. Y. さん(30代/富山県よりご参加)



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質問[1]
今回のワークショップに参加することで、あなたは、何を発見しましたか?
気づいたことや、意識が変化したことは、何でしょう。



「好きなこと」と、「好きなことを続けるために将来を考えること」は同時進行しなければいけない。
本当にその通りで、ぐうの音も出ない。

ただでさえ同時進行が苦手な私にとって、その他の日常や、ONSA のワークや、対処すべき TODO と同時にそれらを回していくということは、気が遠くなるような話に感じられた。


それでも、とにかく、「将来を考える時間」を、午前中はじめの時間に毎日書き込んだ。
書くと、視覚的に「やらなきゃ」と感じる。

できない日もあったけれども、手帳に書いてあると、「ともかく15分だけやってみるか」という気になる。
そして、始めてみると、15分では物足りなく感じ、気がついたら1時間くらいの時間、将来についての時間に使えていた。


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子どもと一緒に、世界地図のお風呂ポスターを見るのが日課になっている。
そこで、緯度的に日本に近いか、日本より温暖な国の目星をつけていた。

その国をいくつかリストアップして、一つ一つ、調べてみる。


「ここはよさそうと思ってたけど、ビザに有効期限があって、永住権にはつながらない」
「ここなら、いけるかも? 要件は、もう少し確認しないといけないな」
「関連して、知らない国の候補が出てきた。ここももう少し調べたい」
などと、考えていると、あっという間に時間が経つ。

そして、「続きはまた次回」となる。

こんな作業が、数日で終わるわけがない。
だからこうやって毎日やるしかないんだ。


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そうやって一歩だけ「調べる」という作業を始めただけでも、近い未来の選択は変わってくる。

例えば、
「ビザの収入要件は平均してこのくらいだから、そこが目標だ」
「手っ取り早く、対面の仕事を再開して稼ぎたいという欲が出てくる。目先の収入はその方が高いだろうけど、それは現地で継続できない。すぐに稼げなくても、少しずつリモートの仕事を積み重ねて、なんとか目標に達したい。それには、数年かかるだろう」
「リモートの仕事を始動することにすら、かなり時間がかかっている。目標に関係ない、余計な仕事は、時間的にも増やせない。」

将来を考えなければ、目先の預金残高を見て、焦りに任せて行動してしまいそうになる。
もっと先を見た時に、「急がば回れ」ということがあるのだろうな。

そのために、今の生活と並行して、未来を考えなければいけないのだ。
体験として、そのことがよくわかった。


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「好きなこと」も、体験として必要なので、並行して続けていく。

私は、梅干しが大好き。
今年も漬けたい、とワークショップ中で話した。

ただ、この1週間では、それに関することは進まなかった。
そういえば、そのための行動を手帳に書くのを忘れていたと気づいた。

書かない、目につかないと、本当にできない。
今、書いていて気づいたので、さっそく手帳に書き写した。
ギリギリの日常の中で、こちらもうまくいくかはわからないけれども、とにかくやってみようと思う。


宣言したからといって、本当にやるかやらないかは、考え始めて判断してもいいだろう。
まずスケジュールして、計算して、予算計画立てて、その上で「今年は無理!」という判断になる可能性もある。

それでも、その「計画を立てる」ということを今まで私は練習してこなかったのだから、とにかくその部分をやってみたいのだ。



質問[2]
あなたの目標......「夢をかなえる」は、何でしょう。



・将来について考え、調べる時間をとった
・一つ、大きなお金を節約するための TODO を処理した(達成感がすごい!)




タイトルはじまり目印

S. H. さん(40代以上/東京都よりご参加)



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質問[1]
今回のワークショップに参加することで、あなたは、何を発見しましたか?
気づいたことや、意識が変化したことは、何でしょう。



自分の好きなことを追求していくこと。
それが行動。

今自分が出来ていて、人に頼まれなくても自然と身体が動いてしまうこと。

「今出来ている」という事実がとても大事。
それは好きだということだから。

私は今回のワークショップでこのように学び、行動しているのに全く不安が無くならない理由が解った。


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私の行動はとてもずれていて、最初から結論ありきの星を追うやり方ばかりを繰り返していた。

自分の好きの探求もせず、合っているのかではなく、「もう、こうしなければ仕方がないのだから」と自分のことをろくに観察せず、対話せず、勝手に決めつけてはもやもやを繰り返していた。

自分の好きをいくつかピックアップした際も、「これを追求したところで何か今後の役にたつのだろうか?」「自分の手になるのだろうか?」「食べていける(稼ぎになる)のだろうか?」とそんなことを考える始末だった。


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私は、今の自分をもっと注意深く見ていく必要がある。
等身大の、本来の自分。


行動に注視して自己を観察し、小さな好きをたくさん見つける。

大きなことではない。
小さなことの寄せ集め。

でもそれに気が付けば大きな変化へ繋がっていく。


昨日とは違う考えが出来たり、違う景色を見れたりという、行動としての手段が取れる。
それなのにいつも私は、どこかでずれて大きなことを一気に動かそうと躍起になっていた。


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そしてこの1週間、自己観察をするには、自分がキャパオーバーな状態ではできないということが解った。

書き出せば当たり前のこと。

日々の忙しさで、思考停止になってはいけない。
時間をただ流してはいけない。

正気になって立ち止まる時間が私には絶対に必要。
たくさんあるやることの優先順位を決め、これからのことを考えなくてはならない。


そんな中で、自分の好きなことをやる時間は、平日は私の場合はほんの10分程。

そうやって具体的に時間を意識出来たことで、「昼休みが…」何て言ってられなくなった。
これがとても大きな変化になった。



質問[2]
あなたの目標......「夢をかなえる」は、何でしょう。



私は、一生自分を守っていける場所を見つけてあげたい。
そのための必要な行動がとれるようになりたい。
その時間を確保できるような計画が立てられるようになりたい。

私は、細かなスケジュールをもっと上手に立てられるようになりたい。
私は、自分の1つ1つの予定の所要時間を、もっと具体的に把握できるようになりたい。
私は、最期にしあわせな人生だったと胸を張って言えるような生き方がしたい。