2025.09-12月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(1)コース1/STEP.1」 ほまれクラス

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タイトルはじまり目印

S. H. さん(40代以上/東京都よりご参加) ほまれクラス



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この3か月を振り返ると、今回も頑張ったなぁという気持ちが湧いてきた。
前より出来るようになったことや、新しくやり始めたこと、前と変わらず続けていることや相変わらずうまくいかないこと等日々色々だけど、以前より大分投げ出さない習慣が身に着いてきたように思う。


一方で、取り組んでいても出口が見えない課題や、気が付くとズレてしまうことも日常茶飯事で、その度に自分の甘さや能力の低さにがっかりすることが多々起きる。

だけど、最近特によく思うのは、それでも何度もやり直せる環境や権利がまだ残っていることや、自由に自分の意思で動ける身体があることが、本当に有難いということ。
そしてそれらを守るためには、受け身ではダメなのだということを、今年も沢山学んだ。


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これからの自分の残り時間がどのくらいあるのかは、今の自分には全く解らないけれど、もし今の課題を懐かしい目で見られる時がきたら、「よくやった、私」と誇りを持って言える自分でいたい。
馴染みの方法の反対をとることは、今は恐怖しかないが、やはり私は、今は全く想像できないその先の景色を、自分と一緒に見てみたいな、と心から思う。

今回も、沢山の学びをありがとうございました。




タイトルはじまり目印

S. H. さん(40代以上/岩手県よりご参加) ほまれクラス



タイトル下の線


私へ

この3カ月も、一緒にいてくれてありがとう。
多くのことに気づかせてくれて、ありがとう。

私は、「自分のことで悩めている」という自分を見つけていた。
初めての発見ではないけれど、それができていなかったことがどんなにおかしいことだったかが、身にしみる。


書き込みの端々から、現実的に解決が必要だという自覚も増しているように感じられた。

行動するのは、自分自身。
私が私に責任を持っているのだということに、重みと尊さを感じる。


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「予定(=自分との約束)を立てる・守る」ができていないことの深刻さに、改めて気づいた。
この自分では、何を志してもダメなのでは。
それどころか、簡単に自らを滅ぼすことになるのでは…。

なんてダメなのかという谷底に落ちた心地も、これは自分でできるようにならなくてはいけないという不屈の意思も、どちらもよく覚えている。


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特に、まずは就寝時間が課題と感じ、さまざまに見直して練習したことが、地味に効いてきているように思う。
私は、本当に小さなことから、自分からの信頼を取り戻さなくてはいけない。

この3カ月の間に経験した就業環境の変化においても、「いつも以上に休む」を意識したことが、明らかに自分を守っている。


私はこれまで、そのように自分を守るということを、知らなかった。
(恐ろしい…)


頭がすっきりしたり、身体が必要とする休息をとれたりすること。

「そうではない」状態と比べると、よくわかる。
このことを、ぜったいに甘く見てはいけない。


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私は、課題を通じて、実際にやってみるときの自分の「できなさ」「弱さ」も感じた。

たとえば、コミュニケーションパターンを「yes, but」から「yes, and」へ変えることや、「i – message」の実践。何度も取り組んでいるはずだが、改めて難しさを覚えている。

「見たことはある」「知っている」だけでは足りないのだということを、より現実のものとして感じるようになってきたのかもしれない。


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「出さない手紙」を書いてみての気づきも印象深い。

私は、私を生きたかった。
私は、感情や身体をもっている人間として存在していいと感じたかった。

私は、人として尊重されたかった。あたたかさや安心を得たかった。
私は、人生を豊かにすることの貴さと、その健やかなやり方を、育った環境で学びたかった。


悲しさや怒りをもって感じているこれらの「できなかったこと」に、大人の私が今まさにに取り組んでいる。

私は、できるようになりたい。
できるようになっていいのだ。

「本当にできる」によって自分が豊かになるということを、もっと経験していきたい。


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いま、また新たな壁の数々を感じつつある。

たとえば、自分にとって「好きで、合っていて、続けられる」とは、どういうことだろうか。
「そうであろう(そうであってほしい)」と思ったことと、「実際にはそうではない」ことを、どうやって見分けるのか。


「失敗」とは? 
それを自分に許すとは、どのようなことなのだろうか。

私の身体には、何が起こっているのか。
これから、どう対処していくか。


まだよくわからない。一歩ずつ、感じ考えていくしかないのだと思う。


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私にはもしかすると、乗り越えるべき壁はなくならない(いつでもある)という体感も、増えてきているのかもしれない。
限りある時間のなかで、私は「できない」「わからない」と、嘆いてばかりもいられない。

一度で越えられずに落っこちるたび、ヨロヨロしながらも涙を拭き、膝の砂をはらって立ち上がる。
これからもきっと、何度も何度も経験するのだろう。

そうしてつけていく自分の力で、私は私を幸せにしていきたい。




タイトルはじまり目印

T. S. さん(40代以上/北海道よりご参加) ほまれクラス



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この3ヶ月、私にとって印象深いこと、気付くことが多かった。
WORKSHOP の始まった頃が、いつも以上にはるか昔のことに思える。


3ヶ月前、私は自分がいつも他人に気を取られ続けていることに、ようやく気が付いた。

誰かのこと、何かの出来事を思い出しては、延々とそこから離れられずにいる。
自分を責めたり他人に腹を立てたり、何一つ生産性のないことにずっと留まっていた。


四六時中、時間を浪費している私は、自分の意思でそれを選択していた。
自分に集中したいと言いながら、それとは真逆の選択を続ける自分にがっかりした。


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WORKSHOP が1/3ほど過ぎた頃に、私は不注意で怪我をした。
その時の私は自分を何とかする以外はどうでもよかった。

なりふり構わず、ただ必死だった。できないものはできないと手放した。

私は自分に集中することを、痛すぎる経験を通して学んだ。
あの時の必死さを思い出して、自分に立ち返ることが増えた。


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そして、どんな私でも、当たり前だけど完璧じゃなくても、助けてくれる人たちがいることを知って、優しさやありがたさが身に沁みた。

一人で生きてるなんて傲慢な勘違いをしていた自分が恥ずかしかった。

私は多くの人に支えられ助けられて生きていた。
自然と感謝の気持ちが湧いてくることが前より増えた。


主体的に生きる人たちと関わる機会が度々あって、私はそういう人たちと関係性を築いていける自分になりたいと心底思った。
私は、健康な人たちの生き方や人生のビジョンに触れて、拙いながらも自分の人生を考えた。


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私は自分がどれだけ受け身だったか改めて思い知り、主体的な選択を意識するようになった。
忙しい日々でも、思うようにいかないことが多くても、私は自分の納得のいく落としどころを探すようになった。

消極的な選択ではなく、自分が譲れることと譲れないことを考えて自分で決める。
上手くできなくても、意識がそこに向くようになっている。


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つい最近、私が長いこと掛かりっきりだった仕事に一段落がついた。

私には重すぎると感じた業務から、逃げるのをやめた。
私は自分の仕事をすると決めて紆余曲折、自分なりに精一杯やってきたと今は思う。


依存ではなく周囲の力を借りて進めるということが、私にはようやく少しずつ分かりはじめた。
油断すると、つい依存したくなる自分に気付いて、自分にできることをしようと立ち返るようになった。


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まだまだできないこともあるし、ダメな自分から目を逸らしたくなることもある。
自分の一面に気付いてはがっかりして、今まで気付かなかったことにもやもやしつつも、私は自分の理解がまた一つ増えたことを認めたい。


拙い私なりに一生懸命やってきた。慣れないなりに頑張ってくれて、本当にありがとう、私。
まだ知らない私のことを、私はまた探して見つけてゆくからね。

今回もありがとうございました。




タイトルはじまり目印

C. W. さん(40代以上/埼玉県よりご参加) ほまれクラス



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私へ

この3か月も本当にあっという間だったけれど、日々色々なことがあったね。

感じ、考え、行動する。
そして、ワークショップ等でずれていることに気付き、修正する。
こんなことの繰り返しだった。

今まで何度も学んできたはずなのに「やらなければいけないことはこれだけだったのか!」と自分の中に落ちたことも、まだ理解出来ていないと感じることもあった。

聞いてすぐ理解出来ればどんなにいいだろうとは思うけれど、「私は1つ1つ丁寧に時間をかけるのだ」という何か確固としたものも自分の中に育ちつつある気もしている。


文節区切りの線


今回の期間中に、人から見たら日常の中のほんのささやかな一コマかもしれないけれど、印象に残った出来事があった。

休みの日外出先から帰宅したら、近所の公園で自治会の秋祭りがやっていた。

ふと気持ちが誘われて手帳を見ると、時間の余裕があった。
「15分だけ」と決めて会場の中を歩いてみた。


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多くの家族連れがいた。
笑いながら走り回る子供たちがいて。

そんな子供たちを目を細めて見守る、会場周りの交通整理をしている初老の警察官と若手の警察官たち。
模擬店に奮闘する大人達。

そんな様子をただ見ていたら、幸せを感じた。
一見当たり前に見えるけれど決してそうではないこの光景を、守りたいと思った。

そんなことを感じた自分に驚いた。


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回復を始めた頃は、こんな風に感じられるようになるとは思っていなかった。

あの頃だったら、「このような場に私のような者はふさわしくない」と心を閉じていただろう。
どう見られるか気になって楽しめなかったし、入れなかっただろう。

そう気付いたら、また更に幸せを感じた。
いい年して恥ずかしいと思いながらも、涙が出そうになって困った。


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思いもかけず気になっていたお店さんも出店していて、ラッキー。
少しだけ買おうと、お店の方におすすめを質問する。

訓練した小さなことが小さく身についている。
少しずつ初めての場を楽しめるようになった。


日常の中では、目指すところに近づけてもいないし、自分の能力の限界・進みの遅さばかりが目について焦ってばかりだけれど。

現実にはないものを目指し、そのやり方も間違っている。
しかも間違っていることにも気付けなかった頃に比べると、少しでも私は変わってきているのかもしれない。


文節区切りの線


年を重ねるほど、対処しなければならないこともやりたいことも興味も増えていく。
今までと同じように時間に入れていては、あっという間にあふれてしまう。

ますます時間の貴重さと、適切に使えることの大切さを感じる。
全ては出来ないからこそ、時間を大切に、全身で感じ考えて行動していこう。

そして、幸せを感じられる瞬間をもっと増やしていこう。


最後になりましたが、今回もありがとうございました。




タイトルはじまり目印

M. K. さん(40代以上/福岡県よりご参加) ほまれクラス



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Mさん(自分)へ

3ヶ月ありがとう。
私は自分の作ってしまったネガティブな思い込みを信じていて、そこに大きな力を持たせてしまっていました。

私の両親は子育てがあまり上手じゃなかった。
私は子供時代がなく、家庭で愛情を学べなかった。
ただそれだけ。ただ、それだけだったんだと思った。

今まで怖かったね。


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思い込みにヒビを入れることができて、やっと私は確かにいるということに気づけました。

私の作ってきた思い込みや価値観は、今までは大変な環境の中で生き抜く力となってくれていました。
私のことを守ってくれることも多かったと思う。
だからありがとう。

あなた達がいたから、私は必死に頑張ることができました。

これからは、もうそんなに力を持たなくていいよ。
私の価値観や信念は、これから私が確認して作っていくよ。


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完璧な人はいない。
何かを得たり、何かを成し遂げることが幸せじゃないんだということがわかりました。

私は感情が私の中でどんな風に響くのかみてみたい。
何度でも私と繋がって、自分らしい人生を作っていきたいと思いました。


やっと、はじまったよ。
また、会いに行きます。

M(自分)より



| ONSA WORKSHOP は「回復者」が「主催者」のワークショップ


ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。