2025.06-09月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.2(後期日程)」かわねクラス

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タイトルはじまり目印

S. H. さん(40代以上/岩手県よりご参加) かわねクラス



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私へ

この3ヶ月も、おつかれさま。
ありがとう。

いつもながら、本当にあっという間だった。
まずは、よくここまで来たね、と言いたい。


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本来の生きていく力が奪われていた状況で、本当に、よくぞここまで生きてきたものだ。

育った環境で何が起こっていたのか。
どんなやり方を身に着けてしまったのか。

知識の層をまた一つ重ね、様々な記憶に触れたことで、改めてそう思う。


私は、このままではいてはいけない、という思いも新たにしている。

自分に身に着いているのは、ちょっと困るという度合いではなく、致命的に良くないやり方だ。
これを続けていてはいけない。


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今回も、様々な発見があった。

私は、「ノー」が通じない人を相手に、通じ合おうとしていた。
そうしなけばいけないと当然のように思っていた。

私は、自分に対しても他者に対しても、好きかどうかにかかわらず「好きにならなくてはいけない」と思っていた。


私はそもそも、安心して自分の人生に集中することは難しい環境にあった。
これらの土台にあって不自然な状態をなんとかするためには、さらに不自然なやり方をとるしかなかった。

その上に重なった人生がどうなるか、実体験を伴って理解が深まっている。


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私は、「自分から行動を起こす」に取り組んでみて、湧いてくるものや信じ込んでいることの不毛さを思い知った。

「できると思ってるの?」
「何の意味があるの?」
「うまできるならやってみてもいい」

…私は私に対して、チャンスを与えようとしていない。


チャレンジを許そうとしていない。
怖気づけば、できるはずがないと決めてかかる。

私はだんだん、こういった自分のなじみの逃げ方に、飽きてきたような気がする。


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自分のために行動できるのは、自分しかいないではないか。

できないなら、学んで、練習する。
分からないから、調べてみる。やり方を探す。
そのくり返し。


成長できていない子どもの私が「だって、できないよ、わからないよ…」とわめく。

学んでいる途中の私が「大丈夫、落ち着いて」と励まし、「何を解決したいだろう?」「どんな方法があるだろう?」と考えてみる。

不慣れながらも、このようないったりきたりを激しく感じた3ヶ月だったように思う。


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私は、いくつかの変化も感じている。

この3ヶ月の課題投稿にも日記にも、あちこちに「怒り」が見え隠れしているような気がしてきた。
私は、これらを適切に対処できるようになっていきたい。本当の解決を目指したい。


私は、職業選択について、志す方向へ動き出してみている。
自分が挑戦してみたいということ以外に確実なことは何もないけれど、やってみる。


「この年齢で…」とよぎるたびに、もっと早く、発達段階のしかるべき時に取り組むことができていたら、と悔やまれる。

でも私はきっと、今からでもここを通らずには先へは進めない。
偽物やマシなものでごまかしても、意味を感じられないだろうと思う。


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私は、自分の将来を考える上で、一つの選択肢を正直に視野に入れることにした。

すぐに準備や対策ができることではない。
けれど、「今できそうにないから/怖いから、まだ考えない」という保留状態こそ、「生きるな」とでもいうかのような、自分への裏切りだと感じるようになってきた。

私は、いつでもどのような状況でも、自分のために行動できる自分でありたい。


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私は、この3ヶ月を振り返って、自分のやる気のようなものも感じた。
自分のことを、そう簡単にはあきらめるつもりがない。

もっと自分を知りたい。できないことができるようになりたい。
根気強くて、なかなかガッツがある。

私は、この私に応えていこうと思う。



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基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


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