2025.02-06月開催 「ONSA Web. WORKSHOP(2)コース2/STEP.2(後期日程)」みどりづきクラス

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タイトルはじまり目印

S. H. さん(40代以上/岩手県よりご参加) みどりづきクラス



タイトル下の線


私へ

この3カ月も、ありがとう。おつかれさま。
この期間も、私はいろいろなことに気づいている。

たくさん感じてぐらぐらと揺れながらも、もがいてきている。
すごい。


でも何よりも驚かされているのは、あらゆる書き込みから、「私は、ここにいる」とじわじわ伝わってくるような気がすることだ。

驚く私をよそに、
「ずっとここにいましたけど、なにか?」
というぐらいにケロッとしている私もいるようで、なんだか不思議に思えている。


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今回、「質問をする/助けを求める」や「交渉する/責任をとる」といった見るだけで胸がつかえそうなテーマに取り組んだ。

そして、「自分は存在してもいいのだろうか」と常に警戒している土台の上では、恐ろしくてできないことが山ほどあったのだと、理解が深まったと思う。
「境界線」や「役割」も立体的にからみ合い、立ち行かない状態が形作られているように感じられた。


私は、自分のよくないパターンには、いつも「人」がかかわっていると、たびたび発見している。
様々な角度から自分のことを観察してみて、「また、いつものこれか…」と何度もうんざりした。

だんだんと、「私をいったい何だと思っているの?」と言いたくなってきた。
それは、かつての環境や身近な人々に対して。
そして、自分自身に対しても、感じている。


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私は、おもちゃではないし、便利な道具でもない。
「誰か」や「何か」を喜ばせるために、いるわけではない。

私は、機械ではない。
絶対に間違わずに最初から完璧にできるなんて、無理なことだ。


私は、育った環境では、良くない習慣を身に着けてしまったかもしれない。
でも、その後もずっとそのやり方を採用してきているのは、ほかでもない、自分自身なのだ。

過去のパターンを相変わらず今に持ち出しているのは、自分なのだ。
このままではまずい。


文節区切りの線


私は、「何かがおかしい」の「何か」を、少しずつ具体的に感じられるようになってきた気がしている。

自分の存在を感じられないなんて、おかしい。
自分の側をねじまげるつま合わせなんて、おかしい。

自分のことを「誰か」や「何か」に譲り、後回しにしてもいいと考えるなんて、おかしい。
自分が自分の人生を本気で生きようとしないなんて、おかしい。


私は、自分が違和感を覚えたり満たされていないと感じたりするときのなじみの理由づけも、おかしいものと思えてきた。

「だって、自分はダメなのだから、十分ではないのだから(当然のことだ)」。
「どうせ、こんな自分が幸せになれるはずなどないのだから(仕方がないことだ)」。


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かつては確かに、それでつじつまが合うような気がしていた。

でも今の私には、これは理由にはなっていない、と思えてきている。
そう感じてしまうようになった仕組みや習慣の方に、問題がある。

必要なのは、ごまかしではなく「解決」だ。


文節区切りの線


ためにならない習慣を変える。
問題を、解決していく。
自分のために行動できるのは、自分しかいない。

私が、私の命に責任をもっている。
そう考えると、身体が震えるような緊張感が出てくる。

きっと本来はもともとそうであったはずで、ずっと前からこうでなくてはいけなかった。

ここにいる私が、しっかりしなくてはいけない。
自分のことを、自分のために、がんばるのだ。


文節区切りの線


私へ。
この3ヶ月も、一緒にいてくれて、ありがとう。

たくさんの「おかしい」に気づかせてくれてありがとう。
「ここにいる」と教えてくれて、ありがとう。

これからも一緒に、もっと学んでいこう。
練習を続けていこう。

今という瞬間を、いつも大切に生きていこう。



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基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。


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