

M. T. さん(40代以上/岐阜県よりご参加) しうんクラス

わたしへ
今回のワークショップはまた違う角度から学べたと思います。
痛いことも、恥ずかしい気づきもたくさんあったけれど、納得することもたくさんありましたね。
まずは認めることからしていきましょう。

そして、焦って「雑」に進めないこと。
というより、普段からすべてが「雑」になりがちになっていることに気づいていこう。
気づいたら、止まろう。
落ち着こう。
私にはとても大事ことだから、書いておきます。
大丈夫。また、ここから一緒に進んでいきましょう。
お疲れさまでした。

S. Y. さん(30代/富山県よりご参加) しうんクラス

「感情」=「身体」
「欲」=「頭の計算」
回を重ねるごとに、そのことが、だんだん、沁みるようにわかってきました。

私は『夢かな手帳』を20年愛用してきました。
「『やらなければならないこと』よりも、『やりたいこと』をしよう」というメッセージを、書籍の中で何度も読み、実行してきました。
当時の私にとって、この「やりたいこと」は、「欲」だったのです。
解離していたので、身体が本当に求める、心から安らげる「やりたいこと」はわかりませんでした。
だから、世間が提示する、キラキラの「欲」に向かうしかなかったのです。
感情が繋がっていないと、その違いもわからない。
だから、この感情という基礎がないままに、何に向かっても、どこにも行きつかない。
うまくいかなくて当たり前の状態だったのだと、改めて気付かされます。

私は、今回のワークショップで、「怒り」という感情に触れました。
今まで、私が「怒り」と思っていたのは「イライラ玉」で、それは単に自分が困っているという状態に過ぎませんでした。
本当の「怒り」は、もっと静かな違和感でした。
自分が考えていた以上に、それは静かだったので、指摘されなければ気づくこともできませんでした。
こんな小さな違和感が「怒り」なのだったら、今までどれだけ感じてきたのだろうか。
この程度の違和感なら、いくらでも感じてきていました。
だから、私にとって、それは「無視できるレベルのもの」でした。
いや、「無視しなければ、とてもやり過ごせないもの」だったのだと思います。
一つ一つを思い出そうとすると、その途方もない数の経験が見えてくるようで、考えるのも怖いです。

後半のワークでは、自分が「困っている」時の感覚を思い出し、そこで反応しないためのトレーニングをしました。
まず「止まる」。
このような時、私は「助けてほしい」「わかってほしい」「愛してほしい」のどれかを求めている。
どれなのかを考え、それを解決できるように動く。
目の前の相手を変えようとすることが真の解決にはならないと学びました。

このトレーニングをしてから、実生活で変化が見られました。
今まで、子どもたちが泣いたりぐずったりすると、私はすぐに「なんとかこの場を収めなければ」と、反応モードに入りがちでした。
今週、そういう場面に出くわした時に、「そうか、子どもも『困っている』んだ」と気がつきました。
だから、こういう時の子どもは、「助けてほしい」「わかってほしい」「愛してほしい」のどれかを求めているのです。
よく考えてみれば、この3つのことは、母親の仕事そのものです。
そうすると、「困っている」状態の子どもに、なだめたり、諭したり、怒ったり、説教をしたり、理屈をこねたりするのは、何も意味がないということがよくわかります。

パッと反応して、何かを口に出す前に、止まる。
優しく触れながら、「この子は何に困っているのだろう?」と考える。
そうしているだけで落ち着いてくることもありました。
黙って触れているだけでも、私が「わかろうとしている」ということは相手に伝わるのだと思います。
同じことを、自分自身に対しても繰り返し習慣化していきたいと思っています。
それが私のニーズであり、真の解決につながる糸口になるのだとわかると、とても安心できます。
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ONSA WORKSHOP は、「体験者」であり「回復者」が主催者のワークショップ。
基礎に忠実でありつつも、現実の状況に即した、実践的な内容が特徴となります。
「人生は、いつからでも変えられる」
多くの方が、プログラムをつうじて学ぶことで現状を変え、新しい時間を生きはじめています。