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第1回 |
「『心』と『身体』の勉強会」のテーマ

この感覚から学びをスタート |
どれだけがんばっても、
いつ、自分を認めることができるのか、わからない。
合言葉は、「まだまだ、じゅうぶんではない」。
現実には、いろいろ達成しているはずなのに、ひとつの目標が達成できたら、すぐに次の目標へ......。

「まだまだ、自分なんて足りていない」
「もっと、がんばらなくては」
あらためて言われないと気づかないほど、物心ついた時から親しんでいる、張り詰めた感覚。この秘密に迫る、レクチャーの回です。

現実レベルの肌感覚・体感覚からスタート


まずは、毎回ここから、話がスタートします。

会社や社会・日常レベルで発生する、「あれっ?」という違和感。
行き違いや、心をざわざわさせるトラブル。

現実の中ではなぜ、どこかで見たような景色を、何度も再体験するのだろう......。

この根拠を、さまざまな具体的知識をまじえて、理解してゆきたいです。
その上で、現実から遊離しないよう、たとえば「『自分の命を、自分で守る』勉強会」や、「安心・幸せな人生の必須知識 | “無自覚型” 共依存を知る」で扱う知識で土台します。

ここまでが、スタート地点の確認です。

あらためて、今回のテーマ


その上で、あらためて私たちはなぜ、しばしば同じような現実を繰り返してしまうのか。

押し寄せる日々のあれこれにひるんだり、似たような景色を見てしまうのか。
あるいは、自分の現実を、みずから危険にさらしてしまうのか......。

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上記を理解するために、「家族」の基本機能について、知識で学んでゆきます。


「まだまだ、十分ではない」
「仕事も人生も、もっとがんばらなくては」
これらの感覚について考えたいのに、なぜ、唐突に「家族」のことが出てくるのか。
こう、疑問に思うかもしれません。

ところが、心理学的には、こう考えることが定石となっています。

「人は、3歳までに生存戦略を学び、7歳までに、戦略を洗練させる」
「その後特に、意識して変更しないなら、その戦略のまま、ずっと生きる」


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ぐっと時をさかのぼり、「家族」という概念を心理学的に見てゆく。そこから逆引きして、「今ここ」の時間軸で起こっている感覚のルーツに、自覚的になってゆくことができます。

以下ついて、心理学的知識をもとに理解


以下すべて、心理学的知識・概念下で |
・すべての源であり土台。「健康な家族」とはどのようなものかを、知識で確認
・なぜ、「健康な家族」が必要か。生物学的な定義から確認

・そこそこ正常に機能する、「健康な家族」が有する機能
・正常に機能しない家族......「機能不全家族」の特徴
・「機能不全家族」が、「家族」という機能から失っているもの


上記の知識を学ぶことで、「今ここ」の違和感の正体を言語化。
知識レベルの現象が、現実の中でも確かに起こっていることを、つなげて理解してゆきます。

仕組みを理解できれば、対処ができるようになる。
現実レベルでの違和感や、行動選択を、新しく変えてゆくことができるようになります。