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第10回 |
「『心』と『身体』の勉強会」のテーマ

この感覚から学びをスタート |
それなりに良くしてもらったので、悪く言いたくありません。でも、振り返ってみれば、私の家族は、少し個性的かもしれません。
大人になると、自身の原家族(=生まれの家族)のことを、意識して、考えることもないかもしれません。なぜなら、ずっと馴染んできた環境であり、長いこと、当たりまえに存在する現実であったからです。

ですがもし、原家族に違和感を覚え、かつ、「今ここ」の現実に緊張感を覚えるなら......。
勇気を出して、振り返ってみるタイミングかも。
過去と未来は、「今」を介して、直接つながっているからです。

現実レベルの肌感覚・体感覚からスタート


まずは、毎回ここから、話がスタートします。

会社や社会・日常レベルで発生する、「あれっ?」という違和感。
行き違いや、心をざわざわさせるトラブル。

現実の中ではなぜ、どこかで見たような景色を、何度も再体験するのだろう......。

この根拠を、さまざまな具体的知識をまじえて、理解してゆきたいです。
その上で、現実から遊離しないよう、たとえば「『自分の命を、自分で守る』勉強会」や、「安心・幸せな人生の必須知識 | “無自覚型” 共依存を知る」で扱う知識で土台します。

ここまでが、スタート地点の確認です。

あらためて、今回のテーマ


その上で、あらためて私たちはなぜ、しばしば同じような現実を繰り返してしまうのか。

押し寄せる日々のあれこれにひるんだり、似たような景色を見てしまうのか。
あるいは、自分の現実を、みずから危険にさらしてしまうのか......。

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上記を理解するために、「ライフステージ」という概念を学びます。

今回は、人生のステージでいえば「第4ステージ」にあたる、39歳から52歳までがテーマ。
この年齢の期間に、周りの環境を通じて学ぶことになる「普通」「健康」の感覚を、言葉・理屈で学びます。

もし、ここまでの人生ステージの中で、「普通」「健康」の軸がずれてしまっているなら、その影響を、できるだけ未来にひきずりたくない。
ここから先の選択が、自らが望まないほうへと、波及してゆかないようにしたいです。

以下ついて、心理学的知識をもとに理解


以下すべて、心理学的知識・概念下で |
・[人生ステージ4]39-52歳の人間が必要とする、正常な「壮年期」についての理解
・壮年期(39-52歳・そしてそれ以降)は、成熟した大人......「大人の先輩」の時期

・壮年期(39-52歳・そしてそれ以降)の、普通・健康の範囲
・自分自身の生涯の自立/自分の人生・安全を、生涯守ることの重要性

・親子関係(自分の親)の未来に対する考え方の、普通・健康の範囲
・親子関係(自分の子/いる場合)の未来に対しての、普通・健康の範囲


上記の知識を学ぶことで、「今ここ」の違和感の正体を言語化。
知識レベルの現象が、現実の中でも確かに起こっていることを、つなげて理解してゆきます。

仕組みを理解できれば、対処ができるようになる。
現実レベルでの違和感や、行動選択を、新しく変えてゆくことができるようになります。