『光の航跡』| 船乗りさんの、”生き抜くための” 珠玉の言葉たち[1]

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「時間」と「心」が活動テーマ、文筆業・藤沢優月です。


書籍『光の航跡』、関係者(=船乗りさん)対象の先行予約が、いよいよスタート。
海に関係する博物館や美術館に、続々、フライヤーが運ばれています。

amazon の予約は、8月10日ごろから。
準備ができたら、まっさきにお知らせしますので、今すこしお待ちくださいね。


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| こちらは見本。本編は、ただいま印刷中です

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| フライヤーが拡散中

そもそもなぜ、船乗りさんの本を、作ろうと思ったのか。

「ご縁が」というのも、もちろんあります。
ですが、船乗りさんは、ロマンチストであると同時に、究極のリアリスト(現実主義者)。

地図を見て、目的地に向かい、ひたすら前へと進む。
希望を捨てず、あきらめない。

その生き様の中には、ハッとさせられる気づきが、山ほどあります。





本の中から、言葉をひろってみます。
これは、フライヤーのキャッチにも採用された、亀井キャプテン(本書参照)の至言。

「人はいつか、自分の人生に、船出しなければならないよね。

ぬくぬくと慣れた世界を飛び出して、
人生を切りひらくことを、覚えなければならない」


書籍『光の航跡』より

この言葉は、こう続きます。


「言うことを聞いて、いい子ちゃんにするのは簡単。
でも、自分の人生の舵をとってゆくのは、自分自身。


それなのに、言われたことしかできないなら、
その船は沈没してしまう。

それでは、人生を乗り切ってはゆけない。
……未来が、見えないでしょう」


書籍『光の航跡』より

そして、この言葉は、こう結ばれます。


「人は誰でも、自分の海に出なければいけない。
その時が、必ず来る。

それなのに、いつまでも手元において、
ぬくぬくとかわいがることだけが、愛情なのかな」


書籍『光の航跡』より

この言葉が発せられた時の、空気も景色も、鮮やかに記憶しています。
フィリピン・マニラに向けて、スカイウェイ(という高速道路)をひた走っていた時。

それは、今から約10年も前のこと。
ですが、この言葉は、今も変わらず輝いています。


もういくつか、追ってご紹介しますね。
本『光の航跡』は、船乗さんからあなたに贈られる、勇気の出る言葉の宝石箱です。