運営方針と運営哲学 | 03 | 違和感は、どこまでも追ってくる

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運営方針と運営哲学 | PHILOSOPHY

ご縁をいただき、ありがとうございます。藤沢優月ならびに ONSA が関わる書籍やワークショップは、以下の運営哲学によりつくられています。


違和感を、言葉であらわしてみる



せっかくですので、もう少しだけ深く、探ってみたいです。
もし、違和感に心当たりがある場合は、この後の数ページを、注意深くお読みいただけると幸いです。
(違和感に心当たりがない場合は、ページにおつきあいをいただき、ありがとうございます)


あらためまして、この、えも言われぬ、言葉で説明しづらい違和感。
これこそ、ONSA(藤沢優月)のコンテンツの中核。
要するに、この感覚を追う人が、この場をおとずれる中核層となります。


あらためて、この違和感。
言葉で表現を試みるとしたら、このような感じではないでしょうか。


どこに行っても、しっくりくる居場所がない感じ。
どれだけ気を遣って、いろいろなことがうまくいっても、どこにもなじめない感じ。

「存在して、申し訳ない」という感覚。

もっともっと、がんばらないと。今のままではぜんぜんダメと、追い立てられる感覚。
焦燥感がある。

気を緩めるな、油断するな。
もっと素晴らしい自分にならなくては、価値がない......。


この、追い立てられるような感覚が、どうしても消せない。
どこに行っても、誰といても消えることのない、苦しい感覚です。


外側の現実と、内側の感じ方に、乖離がある



もしあなたに、上の感覚があるなら、あらためて、妙なことが起こっていると思われないでしょうか。


というのも、表面的な日常は、大きな事件もなく、平和に過ぎているでしょう。
職場や所属環境には、そこそこのトラブルがあり、でも、そこそこ解決する。
そうやって、上がったり下がったりしながら、日常が回っている。

おそらく、誰にも恨まれていない。
急に職を失う見込みもないし、急に、住むところがなくなる見込みもない。

でも、安心できない。
しじゅう、人の気配や反応、「どう思われているか」をうかがってしまう。
正直、とても気疲れする。

いつも、気を張って生きているし、がんばってがんばって、すべてに全力投球している。
でも、なぜかその先に、幸せがあるイメージがない。


仮の結論:「もっとすばらしい自分になれば解決」......?



あらためて、妙なことが起こっています。
実はその通りで、このテーマは一般的に、それほど簡単なことではないと言われています。

それは、そうでしょう。
簡単ではないからこそ、賢いはずのあなたが、いまだに、答えらしきものの尻尾すらつかめない。
あらゆる努力をしてきたにもかかわらず、です。
しかも、過去には間違いなく、このような作戦も考えたに違いありません。


もっとすばらしい自分になれば、不安と劣等感、まだまだ十分ではないという感覚を振り切れる


本も、山ほど読んだはずです。
「こうすれば楽になる」的な本から、ちょっと難しめの哲学書・宗教書に至るまで、手当たり次第、考えや思想をあたったはず。

ところが、違和感は消えることなく、現在進行形で続いている可能性が。
重ねて、どうやら、それほど簡単なことではなさそうです。


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